KFCブログ~Growing old is not shame~

格闘芸術家集団KFCブログ、満を持して復活です。
明るく楽しく真剣に格闘技に取り組む社会人の格闘倶楽部です。

『格闘浪漫』K-1 への道⑬~乾坤一擲~

2008-09-15 11:39:16 | スポーツ

KFC本部道場に、一期生のユージローが練習に来ました。突然で驚きましたが、私はとても嬉しく思い、早速一緒に練習し、拳を交えました。久々のスパーリングパートナーを得て、少しだけ亀山神拳を試しましたが、亀仙人のおっしゃるように、私は確かに危険な武器を手に入れつつあるようです。そして12ラウンドあまり連続でミット打ちをして、今回はなんとか最後まで立っていられました。ユージローにも、「すごくスタミナ付きましたね。」と言われました。ユージローも少し亀仙人のアドバイスを受けただけで、だいぶ打撃の威力が増し、はたから見ていて驚きました。今まで20余年、様々な格闘技を学び、いろいろな道場で多くの先生に指導を受けましたが、こんなに細かく丁寧に教えてくれる人は間違いなくいません。こんなすごい師匠に、亀仙人に個人レッスンを受けているのだから、天下一武道会で勝たなきゃ申し訳ありません。練習が終わった帰り道、たまたま師匠の家の方に用事があった私は師匠のバイクの後ろに乗っけてもらいました。練習後のシャワーを浴びた体に季節の風を受けてとても気持ち良く、私はふと師匠に言いました。「俺、レベル上がってますかね。」師匠は軽く「上がってるよ。」と答えました。「本当ですか?俺、師匠にこんなに教わってんのに誰にも負けたくないんすよね。そろそろ、とりあえず新空手(K-2)とかから出たいんすけど、イケそうですか?」「ああ、もう武器あるからイケるんじゃない。」国道一号線を走るバイクの上でこんな会話を交わしながら、出撃の時が近づきつつあることを一人感じていました。勝負の世界に保証なんてあるわけありません。やるからには絶対勝ちたいし、負けるのは正直怖い。でも、本当に怖いのは負けを恐れて自らを出し切れないことです。格闘技とは究極の自己表現。自らの持てる全てを出し切ってこそ、本当の格闘芸術なのです。一か八かの勝負を楽しめるくらい、強いハートの持ち主になりたいです。明日からは、K-1で活躍した、あの超合金・武田幸三選手の治政館(http://homepage2.nifty.com/jiseikan/)でお世話になります。先程長江会長に許可をいただきました。バリバリのプロ集団に混じって、どこまでできるかやってみます。亀仙人にいい報告ができるよう、力の限り頑張ります!押忍!