一昨日の登山デビューの代償はあまりにも大きく、まだ本格的なロードワークができずにいますが、肉体年齢20代前半(精神年齢は永遠の18歳です。笑)を誇る我が格闘生命体は着実に回復しつつあります。今朝はローキックを中心に練習しました。すべての蹴り技の中で、最も容易かつ破壊力のあるこの蹴りの攻防をマスターすることは打撃系格闘家の必須項目です。ヘビー級の一流ストライカーになると、このローキックの衝撃力は一トンを超えます。ローキックをもらうと本当に痛いし、これでダウンしようものなら、地獄の苦しみです。亀仙人は、ローキックだけはもらっちゃだめだと、完全カットを常に厳命します。逆にいえば、試合中コツコツとこのローキックを当て続けて相手の両足の自由を徐々に奪っていくことは、試合をコントロールする上で非常に重要なポイントになります。大人一人(具体的にはスター田中です。笑)を軽く吹っ飛ばす威力から、亀仙人に『象キック』と命名されたこのローキックは、私の主力武器の一つです。遅刻しそうなので、本日はこれにて失礼いたします、押忍!