福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

異業種交流 は 自分磨き 財産づくり 

2010年02月04日 | オピニオン
                     「連合栃木」 宇河地協の集まりで


◆自分と違う世界の方々と会って話を聞く機会をどれだけ多く持っているか…って、とても大切なことだと思います。

同じ世界や業界に永いあいだ慣れ暮らしていると、ヒトは そこでのルール (常識) に何の疑問も感じなくなってしまうもの。

いろいろな人の考え方や意見や体験を知ることによって、自分を成長させることができるし、
また仕事の分野でも、自分が携わる業務を客観的に見て改善を行うのに役立つことが多いものです。


◆わたしも、大勢の方々との出合う機会を求めて、
地域のコミュニティーや子どもの学校でのグループ、趣味や気の合う同人のサークル、そしてボランティアを目的に集まった異業種混合集団 ライオンズクラブ など、時間と体力の許す限り参加させていただいています。


◆少しづづですが、人脈は年々膨らみ、
さまざまな年代、地域、業種、趣味、信条そして個性の方々とお付き合いいただけるようになりました。

おかげさまで、自分の思考回路や視界が どんどん拡がっていくし、
士気・モチベーションを高く持ち続けることができたり、
自分では思いもつかないような斬新なアイデアや新しい発見に驚かされたりもして…。
新鮮な発想のきっかけが得られるといった 大きな収穫があります。

また、さまざまな 「生き方のモデル」 を知ることで、人生に対する考え方や生きる姿勢というものについて改めて考えさせられたり、未知の分野を勉強をするきっかけにもなります。

◆ある意味これもまた、「周囲の方々に支えられ・教えられて…」 ということ。

私も おかげさまで多くの方に支えられて、今日の自分というものがあるんだなぁ とつくづく感じています。

◆いろいろな人の輪や、畑ちがいの人たちと交流するチャンスは、なにげない生活のなかにも意外とたくさんあると思います。

たとえば、地域の集まりやサークル、イベント、あるいはPTA活動などに参加してみて、人脈を広げていくこと、などです。
新しい人脈づくりは楽しいものです。

最初は煩わしさとか面倒を感じるかもしれませんが、それ以上に得られるものは多いと思います。

人脈は自分にとっての大きな財産です。

皆さんも、出来るだけ あっちこっちとかかわりあいを持って、今いる世界以外の方々とのおつきあいを気にしてみてはいかがでしょうか。



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「ものづくり = 物づくり = 者(人)づくり」 JAM栃木県連絡会労使会議にて

2010年02月03日 | 活動報告
                右から 大武(おおぶ)真一 栃木市議会議員 (来る4月に選挙!)
                 私と 津田やたろう参議院議員 (来る7月に選挙!)の人形
                   そして 井上まさとし 大田原市議会議員


◆「JAM (ジャム) 北関東・栃木県連絡会労使会議
大勢の来賓と、身内の国会、県会、市議会の議員などが集まり、盛大に開催されました。


◆「物づくりは 人づくり」
「ものづくり = 物づくり = 者(人)づくり」
そして 「国づくりは 人づくりから…」
戦後の日本経済の復興と発展を支えた「製造業」の分野でよく使われるフレーズです。

日本経済は、一昨年秋の世界同時不況の後遺症に苦悩する日々がしばらく続くとの観測がなされていて、
外需が極端に縮小してしまったことによって、輸出主導で立脚してきた機械・金属業界は特に厳しい環境です。

しかし、「日本のお家芸」は、なんといっても、他の国々に負けない高度な技術と緻密で正確な技能を駆使した「ものづくり」です。
製造業に携わる皆さんには、石にかじりついても頑張りぬいて、日本を支えていただきたいと思います。


◆また、雇用の安定、そして雇用の創出は 働く人々の一番の願いごとです。

雇用を守り、賃金水準の低下を可能な限り阻止することや、正規雇用・非正規雇用の処遇バランスの改善に取り組むことなどが 今の労働組合活動の大きな意味合いのひとつです。

◆その精神の基本は、「人を大切にすること」と「助け合い」。

今年1年も、「コンクリートから人へ」の政治を推し進めることができるよう、JAMの皆さんと連携して取り組んでいきます。

どうぞよろしくお願いいたします!

JAM(ジャム)とは?
金属産業・機械産業や中小企業で働く約40万人の仲間が集まった産業別労働組合です。

JAMの名称は、
Japanese Association of Metal(金属), Machinery(機械), and Manufacturing(モノづくり) workers の頭文字によるものです。


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ガンジー の 「七つの社会的大罪」 について

2010年02月02日 | オピニオン

◆先月末の国会本会議。
冒頭で 鳩山総理大臣はじめての 「施政方針演説」 が行われました。

具体性に欠ける などといった評価も多いようですが、
これまでの拝金主義・経済至上主義の社会から、 「いのちを守る」をキーワードとした生活者重視の社会づくりへ政治の舵をきることが気迫とともに繰り返し宣言されていて、政権交代が現実のものになったんだなぁ… と改めて感じます。

◆そして、鳩山総理の演説の中でもうひとつ話題となっているのが、インドの偉大な指導者 「マハトマ・ガンジー氏」 が80年以上も前に記した 「七つの社会的大罪」 について引用したことです。

◆「七つの社会的大罪」とは、

① 理念なき政治 ② 労働なき富 ③ 良心なき快楽 ④ 人格なき教育 
⑤ 道徳なき商業 ⑥ 人間性なき科学 そして ⑦ 犠牲なき宗教 だそうで、

ヒトが幸福に生きていくことを阻み、「世の中を荒廃させる代表的要因」であり、
今の日本や世界が抱える 「さまざまな不幸や社会問題が生まれる そもそもの原因」 をピタリと言い当てていると言われているそうです。
なるほど…。 

◆少し調べてみた中に、「七つの社会的大罪」 を 「現在の日本」 にあてはめて記述していたものを見つけましたので、一部ご紹介します。

① 理念なき政治
無策な目先の景気浮揚行政に走り、利権を奪い合い、赤字を増加させる場当たり行政。
政治家の指導性の無さ、夢の無さ、国づくりビジョンの無さで、亡国寸前。

② 労働なき富
汗して稼ぐより、投資などで頭を使って稼ぐ方法に注目がいっている。
働く事を美徳としてきた日本の社会で、労働と富に対する思考の混乱が起きている。

③ 良心なき快楽
文明により世の中が便利になっても、精神の豊かさは なかなか簡単に得られない。
逆に、人の欲望や快楽は倫理観を失いがちになり、風紀の乱れや治安の悪化を招く。

④ 人格なき教育
偏差値教育のもたらす弊害が深刻な社会問題となる。
没個性・横並び教育や 知識・応用力偏重教育は、経済振興時代は良かったものの、遊びや社会体験から得られる知恵と経験の大切さを切り捨てて来た教育は大きな壁に当たり、見直しと反省を迫られている。
偏差値教育が切り捨ててきた、創意工夫・判断力・協力精神・道徳心・人間性・愛国心…。
真の人格が育まれない教育を実践して来てしまったツケが今の日本の土台になっている。

⑤ 道徳なき商業
儲けるためなら何をしても良いという、道徳を忘れた商行為の横行。
金融界も産業界も政界も国民も、道徳を忘れて儲ける事に熱中し、自分の繁盛だけを最優先に 心なく あくせくしている。そして際限がない。

⑥ 人間性なき科学
人間性を無視してまで科学・技術の進展が必要であろうか。
核爆弾・クローン・兵器など、科学者が「畏怖と尊厳」を忘れて暴走した時、人間を破滅させる事態もおき得る。
科学・技術に携わる人達には、十分な倫理観を持っていただくことが必要である。

⑦ 犠牲なき信仰
神や仏を拝んで、自分の願望を叶える事を信仰とはいわない。
信仰とは信じる道に従って生きながら、他に幸福や愛を分け与えて行くことである。
信仰とは本来 自己犠牲の上に成り立つものあり、自己犠牲のない信仰は、ただ神仏にすがって自分が助かろうとする姿である。

◆さて、現在の日本の社会には、七つのうちいくつが当てはまってしまうでしょうか。

すべて当てはまっているとすれば、社会の荒廃の度合いは相当に進んでいるということ。
この国のあり方を方向づけてきたのが これまでの長年にわたる数々の政策であるとすれば、「政治」ってほんとうに怖いもの、重要なものです。

鳩山総理の掲げた 「目指すべき国の在り方」。
まずは、これまで背負ってしまった 「社会的大罪」 をひとつづつ払しょくしていくことから始めるわけですが、

大きな覚悟と試練が必要になることはいうまでもありませんね。


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北関東ブロック女性議員ネットワーク会議 北関東ブロック地方自治体議員フォーラムへ

2010年02月01日 | 活動報告
◆「浅春 (せんしゅん) 」 という言葉がぴったりの ここのところの陽気の良さで、履き替えていたスタッドレス・タイヤの活躍の場は もうないんじゃないかな…と思っていましたが、

予報どおり 宇都宮ではこの冬はじめての本格的な積雪となりました。


◆さて今日は、ほぼ終日 さいたま市で行われた2つの会議への参加でした。

午前中が 「北関東ブロック女性議員ネットワーク会議」。

北関東エリアの民主党所属の地方女性議員、国会議員、党関係者ら約100人が終結しての意見交換に、本県からは、山田みやこ県議、山本はるひ那須塩原市議、そして私の3名が参加。

子育て、福祉、環境、教育、そして地域振興などのあらゆる分野で、
女性たちが持てる力を十分に発揮することができるような地域社会を作り上げるために、力を合わせていくことを確認。

また、女性にとってまだまだ門戸の狭い「政治の世界」にも容易に参画できるような土壌づくりにも、私たち民主党の地方議員が中心となって取り組んでいくことを決意し合いました。


◆午後は 「北関東ブロック地方自治体議員フォーラム」。
栃木県の県議・市議からは9名が参加。


菊田真紀子 衆議院議員から、昨秋行われた 「国の事業仕分け」 の現場からのリアルな報告を伺い、


内閣府行政刷新会議事務局の中村 卓さんからは、「地方議会における事業仕分け」 のあるべき姿についての指標を示していただき、

そして、(かの有名な) 元我孫子市長 福嶋浩彦さんによる 「市民自治について」 自らの体験談を交えての興味深い講演がありました。


◆夕方帰りついた宇都宮は すっかり雪模様でした。

光をそっと反射し、残り半分は吸収してしまうような雪独特の白さ。
街の景色も いっときですがきれいに薄化粧です。

夜半過ぎには みぞれに変わり、明日は朝から晴れ間ものぞくそうですから、生活に大きな支障はなさそうで、一安心です。

明日の朝の凍結路には 皆さんくれぐれもお気をつけください!

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