福田ちえのときどき日記

日々の活動や雑感を掲載いたします。

友好都市「中国:チチハル市」訪問に出かけます

2007年10月06日 | 活動報告
9月議会閉会後もスケジュールの詰まった毎日で、帰宅が深夜となる日が続きました・・・。ブログの更新も滞りご無沙汰してしまいました。

明日は西原地区の運動会(自治会対抗です)。
天気も上々のよう。思い切り体を動かして(まだまだ人一倍体が動くことを確認して?)来ようと思います。

さて、今月17日から行われる市議会の「友好都市訪問」のメンバーに指名されました。現在、いろいろなスケジュールの折り合いをつけています。
訪問先は「中国のチチハル市」。訪問団のメンバーは総勢で11~13名。

議員や公務員による特権的な海外視察については、日本中で公費の無駄遣いとの呼び声も高く、近年、自重縮小の傾向にあると聞きます。
宇都宮市でも議会費による議員の「海外視察」は行っておらず、世界に4都市ある「友好都市」のうちから毎年一箇所に国際交流行事として議員を派遣している状況です。

良く耳にする、現地での公務はほんの僅かで殆どは観光地とご当地美食めぐりといった視察はもちろん許されるものではありませんが、視察調査を隠れみのにしたほぼ観光目的の「海外視察」と今回のような「友好都市訪問」とは性格を異にしたものと考えています。
また、「友好都市」とはこれまで永年にわたり様々な分野において相互訪問による交流が続いています。異国文化の相互理解と平和・国際協力を目指した国際交流は、やはり自治体レベルでも適正に維持されるべきものと思います。

ただし財政状況や市民感情を踏まえて、経費や趣旨・目的は厳しく管理されるべきで、私たちも常に妥当性の有無を考える必要があることは勿論のことです。
派遣の頻度や人選方法の見直し(議員の枠を減らして学生や市民の希望者に席を振り向けるとか)も必要でしょう。

いずれ、市の事業として行われる友好都市訪問ですから、市民の皆さんの賛同なくしては成り立たない事柄です。
友好都市訪問に限らず、そろそろ見直していく必要があるように思うことは、慣例だから…と安易には受け流さず、外からの声もどんどん議会に寄せて頂きたいと思います。

さて今回は、日中関係があまり良くないという事を、ある程度覚悟して行って来ようと思います。表面は歓迎してくれても、日本人を快く思っていない中国の方は少なくないと思います。
永い眠りから覚め益々大国への道をひた走る中国についての知識と理解を深めて、近いのにとても遠い国との距離を僅かでも縮めることに貢献できればと思っています。


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