日付かわって本日1月29日(火)。
今日の深夜、つまり30日(水)の0時25分より、NHK総合にて「シャーロック」シーズン1第3話「大いなるゲーム」が放送されまっす!!
今回の地上波放送がはじまった16日(15日深夜)以降、シャーロック人気、ベネディクト人気、マーティン人気が一気に高まっていること、肌で感じずにはいられません。
ツイッターで実況状態にしながら過去2回を観ました(ちなみにわたしはツイッターをやってません)。トレンドに「#シャーロック」が入ったときはびっくりしたけど、「#アンダーソン」が食い込んできて、さらに「#IQが下がる」がトップに来たときはもうひっくりかえって笑い転げちゃった・・・
アンダーソンです IQ下げてます・・・
それにしても、今回の地上波放送で、つくづく感じました。地デジ化してもやはり、まだまだ地上波の影響力は大きいんだなと。BS放送やCS放送でたしかにファンはじょじょに増えてはいたけれど、「火がつく」というところまでは・・・
いやもとい、ベネディクト来日に500人集まったんだから、「火」はついていたのだろう。でもそれがいまいち実感できないというか・・・「えっそんなにファンがいたの!?」って自分ですらびっくりしたくらいですから。
だからさーはやく地上波で放送してよって、あんなに口を酸っぱくして言ってたじゃん、NHKさん!
・・・いやまあ、ひとりでブツクサ言ってただけだけども(笑)
これは、結構いろいろ考えさせる問題です。国営、民放ふくめて、地上波テレビがつまらなくなったと言われつづけ、制作費も削られつづけている昨今。視聴率の意義もブレつづけ、制作しているテレビ人自体がテレビに希望をうしないかけている昨今。
BSやCSやワンセグ、チャンネルの多局化、ペイ・パー・ビューとか、いろんな道への模索が始まっていても、やっぱり地上波の力にはかなわない。それをあらためて感じました。だからこそ、地上波テレビのクオリティはやはり高めていかなくてはならない。
ついこのあいだ、イギリス留学経験のある人から、テレビライセンス制度の話を聞きました。イギリスではテレビの「ライセンス料」を払うことが法律で義務づけられているらしい。年間約130ポンドを一括支払いというから、2.5~3万円くらい。たかっ!
この徴収金はBBCだけにいくのか、それとも全地上波テレビ局に配分されるのか?そのへんがちょっとわからないです(ごぞんじのかた教えて下さい)。
もうちょっと安くてもいいんじゃ、という気がしないでもないけど、しかし「シャーロック」のようなハイレベルなドラマを地上波で見せていただけるのなら、決して高い金額じゃない・・・ですよね?
ライセンス料は日本の受信料とはちょっと感覚がちがうようで、取り立ても厳しい。それでも、テレビという公共物を国民全体で守っていこうという意識が、イギリスでは相当浸透してるようです。このあたり、われわれ日本の視聴者ひとりひとりも考えなきゃいけないことかもしれない。
TVライセンスのホームページhttp://www.tvlicensing.co.uk/
どうやら現在は週ごと、月ごとでの支払いも可能らしい。
もうひとつ、「シャーロック」の放映形態について、感心させられることがあります。
それは「妥協しない」ということ。
ワンシーズン3話のみ、というBBCのミニシリーズ形式の放映は、シャーロック以前に別のドラマで成功していたと聞いたことがあります。シャーロックの制作者はもともと毎週放送のドラマにしたかったが、BBCのえらい人たちからミニシリーズにするよう命じられたのだとか。
結果的に、その判断がバッチリはまったのだと思う。
シリーズ最終話の結末を強烈なクリフハンガーにすることで、翌シーズンへの視聴者の“飢餓感”はハンパなく大きくなる。次の放送まで1年間ものあいだファンの関心をつなぎとめておくのは、容易なことじゃないですよ。
そのためにも、ドラマのクオリティは超弩級に高くしておかなくてはならない。制作者へのプレッシャーは並大抵じゃないはず。でも、だからこそやりがいもあるはず。
すべてがわかりやすく、わかりやすく作られている日本の番組とちがって、「シャーロック」は難しい。複雑に組み立てられたストーリーを、何度も観てもっと深く理解したいと思わせます。
それに、主人公がヤな奴(笑)ヤな奴で、最高にかっこよくて、強烈に惹きつけられて、でもやっぱりヤな奴で(笑)
視聴者に媚びない。迎合しない。妥協しない。さあ、僕を理解してみろよ、僕を愛してみろよ、と視聴者を挑発するヒーロー、それがシャーロックです。
ヤな奴を主人公にするというのは、ある意味賭けでしょう。しかし制作/脚本のスティーブン・モファットは「このドラマは私の趣味みたいなもの」と言い切る。その言葉は、おそらく本当だろう。視聴率に汲々とすることなど、彼の頭にはなかったはずです。スポンサーの意向も、“地域活性化”も、気にしなくていいんだし。
日本のテレビドラマが「シャーロック」から学べることがあるとすれば、探偵ものとかミステリーだとかいうことじゃなくって、テレビに対するこういう姿勢や放映形態のユニークさのほうじゃないだろうか?
さて日本のテレビといえば、ようやく、ようやくすこーしずつ、シャーロックやベネディクトの人気に気づき始めているようです。
一番すばらしいとりあげかたをしてくれたのは「ZIP!」(NTV)。
ZIP! ベネディクト・カンバーバッチ特集
実にていねいにベネディクトの魅力を伝えてくれました。
NHKでは「シャーロック」地上波放送と連動してBS「エル・ムンド」でベネディクトのインタビューを放送。
地球テレビ エル・ムンド
期待したほどの長尺ではなかったけれど、「シャーロック」について語ってくれてるのがうれしい。
全編はオンデマンドでどうぞ。
テレ東「YOUは何しに日本へ」では、あの成田の興奮がよみがえりました(ってわたしゃ行ってないけども)。
「スタトレの宣伝に来ました」
たった一言で、ハート撃ち抜かれたーっ(笑)
インタビューらしきものにベネディクトが答えた、地上波で最初の放送でした。
とはいえ、「カンバーバッチ!」と名字を連呼したスタッフさん、MCのバナナマン、どの方もベネディクト人気の重大性にまったく気づいていないようです・・・
そして今朝(28日朝)放送の「スッキリ!」では、先日のゴールデングローブ授賞式の様子が!
ベネディクトも当然出席していたため、コメントくらいとってくれてるんじゃないか、テリーさんがふれてくれるんじゃないか、とファンは戦々兢々としていました。ところが結果は・・・
一瞬見切れただけ。しかもテリーさんかぶってるし。名前すら紹介されず。
ちなみにこの画像は、フェイスブックでシャーロックファンページを運営しているお友達が、目を皿のようにしてベネディクトをさがし、キャプったものです。愛だね、愛。
残念なような、笑っちゃうような。世界的にも、もちろん日本でも、これだけ「キテる」俳優を完全無視してしまう感覚。しかも「スッキリ!」は海外の大物アーティストがしょっちゅう生出演する番組のはずなのに。
これは「スッキリ!」だけの問題じゃなく、いまの日本のテレビ界全体がガラパゴス化している問題を、まさしく象徴してるとはいえないでしょうか。批判するつもりはないですが、感覚のズレを感じてしまうのも確かなのです。
私、ミクシィやってるんですが、地上波みてファンになったという人と、この1週間くらいで3人マイミクになったんですよ~\(-o-)/
もともとミク友だった人も「放送、見てる、おもしろい」という人もいて。
いままでほんとーーに周りには、シャーロックを知っている人が皆無だったので、うれしいやらびっくりやら。です。
中には、ベネディクトを、好きになりかけてるって人も(笑)なんだよそのハンパな気持ち…(笑)
やっぱイケメンじゃないのが原因か…←オイ
いつかはわかりませんが、ベネディクトまた来日するような気がするなあ。何かの映画の宣伝とかで。そしたら是非ファンの集いを開催していただきたいものです。
ツイッターで、S3の美術スタッフの人がたまにスタジオ内の画像あげてるんですが、いよいよ撮影始まるんだ…と思って、意味もなくドキドキしてますw
BBCってそうやって成り立ってるんですねえ。知りませんでした。日本はもうドラマって終わってる感が…どんなに人気俳優をあてても視聴率とれないのが実情ですよね…シャーロックのような作品が日本でも生まれるかどうかといったら、ちょっと考えにくいですよねえ。
BBCってドキュメントものもクオリティ高いですよね。昔バッハの番組やっててほんとに面白かったのを覚えています。
「スタトレの宣伝にきました」
ほんとにこの声には心臓打ち抜かれます!
ベネさんかっこいーなー
ちなみに、あの靴下はですね、許しませんよ、あれは。
あの日着てたのって私服ですよね…w
持ってる靴下全部買い替えたいw
2月17日にアメリカで、ベネさんが吹き替えで参加したシンプソンズが放送予定とか。大統領役とアラン・リックマン役だそうで。
YOU TUBE で観れるかなあ~\(-o-)/
「シャーロック」をミニドラマにした判断は英断でしたね。もし毎週だったらあのクオリティは保てませんよね。
「相棒」をまた見始めたのでよくネットでいろいろ調べてるんですけど、あれだけのドラマでも「最近のはあんまりおもしろくない」という意見が多々あってびっくりしました。うーん、難しいですね。
ところでスティーブ・モファットが手掛けている「ドクター・フー」11シリーズって、ソフト化あるいは地上波放送予定ってないんですかね?予告編にルバート・グレイプスがちらっとでてたんですが。
周りにファンが増えてらっしゃるとはすばらしい!
>中には、ベネディクトを、好きになりかけてるって人も(笑)
そ、それは、カンバーグラフを徐々に右上がり状態なんですよきっと・・・(笑)
>S3の美術スタッフの人がたまにスタジオ内の画像あげてる
見ました!!
がらーんとした倉庫みたいなところの画像だけで大興奮(笑)
今日はS3の悪役についてモファットが語ってる記事がRadio Timesに出ましたね。
ドイルの原作にない新しい悪役キャラを作るのだとか!
BBCのドキュメンタリーわたしも好きです。
BSを見てた頃は楽しみだったなあ。合唱の先生のやつとか。
>私服
ベネディクトの私服はもうねえ・・・イジるの楽しいんですけどね結構(笑)
靴下許せない(笑)わかります・・・
>シンプソンズ
リアタイで見たいんだけどなあ~!
無理なんでしょうねえ・・・
しかしアラン・リックマンの「役」ってどーいうこと(笑)
えらいなあ~幻覚じゃなかった!夢じゃなかった!^^
「相棒」はわたしほとんど見たことないんですよ~
劇場版はおもしろかったですね。
もうかなり長いドラマですよね?そりゃー波もありますよねえ。
相棒って基本ホームズをベースにしてるのですか?
>ドクター・フー・・・予告編にルバート・グレイプスが
これですよね?
http://www.doctorwhobbc.com/tag/rupert-graves/?wpmp_switcher=desktop
ふはあ、かっこいいんですけど・・・
ドクターフー情報はまったくわからないですねえ。
もし入ってきたらお知らせしますね。
ドクターフーおもしろいですか?気になりつつ未見です。
ドクター・フー役のマット・スミスもベネディクトと似たにおいがします(笑)ようするにイケメンではない。
「相棒」の劇場版ごらんになったのですか!私はつい最近第2弾を見たんですけど、もう「えええ?!」でした。第1弾は映画館で見てとてもおもしろかった記憶があります。
「相棒って基本ホームズをベースにしているのですか?」
うーん、どうなんでしょう?いちおう主人公?の杉下右京は若いころスコットランドヤードで研修をうけていたという設定があるので、けっこうイギリスと縁がある設定なんですよね。それにホームズの話もちらっとでてた気がします。意識はしてると思いますよ。
TV Bros をご覧になりましたか?
2013はカーディガンバッチが、キます!
かわい…w
ルパート、けっこうしっかり出てるでしょー?しかも超かっこいい!!
ドクターフーをEテレでやってたとは知らなかったです。びっくり。
マット・スミスもニュータイプですよね。
確かクリスマススペシャルでシャーロック・ホームズの扮装してませんでしたっけ?
モファット、遊びすぎだっつーの(笑)
カーディガンでソファにごろりバッチ・・・
ブロスさんさすがですよ。
よくやってくれましたよ。うんうん(泣いてる)
マーティンのこんな写真はごらんになりました??
http://www.radiotimes.com/news/2013-02-01/sherlock-stars---exclusive-picture-gallery
こ、このシャツはもしや、まさか成田のベネディクトのと・・・お・そ・ろ!?
ええ…見ましたとも…
スタイリストが一緒とか(笑)
クビじゃ
なんとなくマーティンだと、もともとオシャレだし、ああ、一応考えてこういうチョイスなのかなーとか思うんですが、ベネさんだと、またそんなもの着て!となってしまいます(失礼)何柄だよ…
TV Bros はモノクロでしたが、お気づきでしょうか。
ベネディクト、「あの」しましま靴下はいてませんか…。
あーーー放っておけない、このセンス!(笑)