2008年の幕が上がりました。私たちの仕事の質と量を左右する経済動向を見ると、年末に下落した平均株価が年明け早々に、更に大幅下落。波乱を予感させるような幕開けでしたが、果たして今年の景気はそんなに悪くなるのでしょうか・・・。私自身は、それ程厳しいとは考えていません、もちろん楽観視は出来ないとは思いますが。というのは何故か・・・まず、団塊(ダンカイと読みます、ダンコンではありません)の世代の大量定年の時を迎えていて、その皆さんは沢山のお金を持っていることです。おそらく五千万円から1億円くらいの現金や預金、それも可処分の財産を持った方々が大変多いと予想しています。「本当にそんなにある?」とお思いかもしれませんが、私はあるとにらんでいます。多い方は、もっとあるでしょう。サラリーマンになっておよそ40年で、退職の時を迎えます。退職金はというと、上場企業で数千万円、中小企業でもある程度の業績のあるところならば1千万円から2千万円程度は出ているでしょう。当然、それまでに貯蓄をしています。他に、株を持っている方もいるでしょうし、不動産を持っている方も。また、長い間に渡って払い込んだ生命保険もあります。もともとの親からの遺産を引き継いで、自宅はそのままという方も多いはず。ということは、相当額の財産を保有している可能性が高いのです。ただ問題は・・・それらの財産の使い方を知らない方が大半ではないか、と想像できることなのです。結婚してからお金を使ったのは、子供の教育費、家を買うとき、そして子供の結婚がせいぜいで、自分達のためにお金を使ったことは、おそらくほんの少し。で、そんな方々が今からお金を使っていくのです(希望的観測ではありますが)。さて、何に使うのか・・・・これが全く見えません。世の中を回っていく使い方に流して頂ければ、相当の経済効果になるのではないかと思っています。それを期待しながら・・・それが私たちの仕事に繋がることも想像して・・・皆様、今年を盛り上げていきましょう。
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ナレーター・アナウンサー養成塾 塾長 ナレーター・伊藤英敏
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