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同音異義語

2015年08月16日 | Weblog

同じ発音でも意味の全く違うものを「同音異義語」と言いますが、私のような仕事をしている者にとっては、最も気を使うものの一つです。何に気を使うかというと・・・それはアクセントです。アクセントによって意味を言い分けて(聞き分けて)いるものもありますが、意味は違うのにアクセントも同じものが結構あるのです。アクセントが違うものは、例えば「拝啓」と「背景」、「商品」と「賞品」、「亀」と「甕」、「帆」と「穂」、「音」と「恩」・・・などなど。アクセントも同じものは、例えば「唾」と「鍔」、「紙」と「髪」、「指揮」と「四季」・・・などなど。間違えてしまうと、視聴者の皆様の「違うぞ!!」という声が聞こえてきそうですので、慎重に判断しています。気を使う、というより厄介なモノの一つですね・・・。

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