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負け犬の遠吠え読んだ

2006年04月04日 | 雑談
酒井順子著 負け犬の遠吠え話題になっていたので読んでみようと思いつつ読んでなかった。発行が2003年10月だというからもう2年半にもなるのかと感慨深い。忘れかけていたのだけど図書館で見つけたので負け犬の遠吠えをようやく読んだ。

電車の中で広げるのは気恥ずかしかったけど、なかなか面白い。インパクトがある書名だけじゃなくて本文も面白い。著者は「負け犬」と開き直ったかに見える議論を繰り広げているが、現代は「負け犬」として生きていけるインフラが整っているので自由意志で「負け犬」を選択できるということにほかならない。

負け犬が増えすぎると人口が減ってしまうのだが、個人にとって、よくよく考えれば負け犬が不幸で勝ち犬が幸福という図式はない。雄の負け犬、勝ち犬という表現もありずいぶん笑いながら読んだ。
勝っても負けても犬は犬



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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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私も読みました! (かりん)
2006-04-05 07:06:15
読んだのは半年ぐらい前ですが、

ブームも去ったというのに凄く面白かったですね。

かなり笑いながら読んだ記憶があります。

今やもう誰も負け犬なんていわないですね。

すでに文化が確立していますし、それなりの生き方の選択として認められてるということですね。
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文化の確立 (excel2000)
2006-04-05 20:07:54
確かに文化が確立しましたね。実は確立していた文化を明文化して白日の下に晒したというか。とにかく面白く読めました。
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