JCB「大人げない」対策

JCBからのEdyチャージは1回払いだけにするという案内が届いた。JCBは何のためにこんなことするんだろうと不思議だったのでインターネットの掲示板を見回ったら分かった。世の中にはものすごく大人げない連中がいて、その対策だったようだ。私自身大人げないと自認しているが、JCBに対策された人々と比べたら足下にも及ばない。

リボ払い、というとどちらかというと金がない人向けの支払い方法という印象があるが、今回の対策は逆だ。金が有り余っている連中のウラワザ的利殖の抜け穴をふさいだものだ。

クレジットカードは限度額が設定されていて、数十万とか数百万程度の利用ができる。例えば限度額が100万円の人がJCBカードでEdyに100万円チャージしたとする。通常なら毎月の引き落としがあるまでカードは使えない。ところがJCBでリボ払いすると請求額を前倒しで支払える。100万円チャージして、引き落とされる前にATMからJCBに入金してしまう。するとまたカードが使えるようになる。

こうしてどんどんEdyにチャージしてポイントを稼ぐ。大量のEdyはウラワザ的手法で換金する。換金に多少の手数料がかかってもポイントの方がずっと大きい。ただ…いくつか公開されている換金方法を見る限り、詐欺罪で立件される恐れを完全には排除できないと思っている。