おばあのひとり言

日々の出来事を石垣からお知らせします。

本当の名前は?

2007年03月10日 18時14分27秒 | 石垣のこと

今日も、いい天気です。天気がいいと、気分もルンルンです。
昨日、手紡ぎの先生が、海辺からたくさんの葉っぱをとってこられました。
「これ食べられるのではないかしら?」私は「えっ、それ雑草では・・・」というと、一緒に染物をしている仲間が、「これ、美味しいですよ!」「ツルムラサキより、あくがないわよ」「名前は、すーなーだったかな?」(海草の「すーなー」なら知っていますが)

 えっ、本当に食べられるのですか?確かに葉っぱは、ツルムラサキのような形です。そして、柔らかそうです。葉っぱの出ている茎の間に、黄緑の堅いがくに、守られた、黄色い花が咲いてます。
おひたしにして食べると美味しいらしい、というのを聞いて、先生は、喜んで、帰られました。

 今朝の、ワンちゃん散歩で、見つけました、昨日の葉っぱ!早速取って帰って、きれいに洗って、湯がいて、ゴマのおひたしを作りました。
お味は、うーん・・・なんと言いましょうか。葉っぱの味なんですね。(苦笑)
ほうれん草にはほうれん草の、ツルムラサキにはツルムラサキの味があります。にらや、ねぎ、そのもの特有の、アクというか、持ち味というか・・・それがあまり感じられないのです。個性がないということなのでしょうか。
まずくは、ない、しかし、ただの菜っ葉を食べているようで、私としては、これなら、あくが強くても、ニガナ、とか、春菊の方が、美味しいのではないか!と、思いました。

 何ヶ月か、前に、ズボンや衣服に、くっつく種の白い花の話をしましたね。かわいそうなあだ名がついている・・・といったと思います。実は、あの花、沖縄の漢方薬草のひとつ、シロバナセンダン草と言うのだそうです。養蜂のために、植えているところもあるそうです。私から見ると、ただの雑草も、いろいろ役に立っているのですね。沖縄の、野菜について、また、ひとつ、物知りになりました。