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ばあちゃんのひとりごと

ボロは着てても心は錦

2008-05-26 00:53:00 | いるかこもれび助産院

いるかくらぶで開催されているいるか広場では
ヨーガをベースとした日常のあり方などを紹介していただき、
「心」や「私」のエッセンスに触れながら共に学んでいます。

いるか広場で話し合ったテーマをご紹介します。

いるか広場の詳細はこちら



テーマ(ボロは着てても心は錦)
いるか広場(2008年5月26日11時より)


どうせなら素敵に輝いていて豊かな人生でありたい。

では、豊かな人生とは?

我が家の場合、経済的な豊かさだけに頼るのは難しいです。

仕方が無いので「ボロは着てても心は錦」、

経済的には貧しくても心は豊かにと

少し負け惜しみ的なことを考えています。

とは言うものの、「心の豊かさ」を大切に考えながら

生きていけると本当に素敵な人生ではないでしょうか。

どのような状況であっても「心の豊かさ」

すなわち「心に余裕」を持って物事に望めたら

素敵なことだと考えています。

では、心に余裕の有る人とはどのような人なのでしょうか?

いつでも優しく笑うことができる人。

怒り顔では輝けない、笑うからこそ輝くことができると思います。

小さなことかもしれませんが、微笑みながら電車の中で席を譲れること、

お年寄りの荷物を少し助けてみること。

これらができる人も素敵な人だと思っています。

仕事をしている場合でも、どのような状況になっても

冷静に物事を進めれる人など尊敬します。

では、どのようにすれば心を豊かにできるのでしょうか?

経済的な豊かさと対比して考えてみるとわかりやすいような気がします。

経済的な豊かさとは、やはり収入がたくさんあり

それに伴い貯金が増えていくこと。

では、心の収入とは、やはり経験ではないでしょうか。

心の貯金とは、経験から来る選択肢の多さではないかと考えます。

選択肢をたくさん持つことにより物事に対し、

ひとつの側面からだけではなく多角的にとらえることができ、

それが、冷静さにつながると思います。

いくつになっても何事にも好奇心旺盛に挑戦してみることが

よいのではないかと考えています。

これが今までの私の考え方でした。

もちろん今でもこのように考えており、

今回の文章も上段で締めようと思っていましたが、

今まで数回いるか広場に参加させていただいて感じ始めたことがあります。

物事には常に表裏があるはずです。

ということは、選択肢を増やす反面、心を無にする強さも

必要なのかもしれないと考えています。



<<今回のまとめ>>

●心の貯金=言葉の貯金=言葉は真理にもとずく言葉であること

(流行の言葉ではない)言葉は心に残り、未来の糧となる

●光をたくさん浴びれば影も濃くなる。

表と裏は同量ではないか

●    「無」とは捜さないけど努力は必要である

しかし、無にすることに執着しない。

●光は光として受け取る

全てを素直に受け取る、受け入れる、発信する

●    「心」とはつかんでいることに気づくこと

心は、いつも何かをつかもうとしていることに気づけば、放すことができる

●目的と手段が入れ替わる

手段が目的となる=例えばアーサナは
心を制御する為の手段であるがアーサナで
体が柔軟になることや痩身が目的になり、
アーサナのみに執着する。

●良くも悪くも自分次第=現状況は自業自得

●「無=消える・死」とするならば子どもはパワーのかたまり

●    整理整頓していくことが必要

本当に正しいか、本当に必要か、吟味していくことから始まる

●    「どうしてこうなったのか?」を考えるより、
「どうしたらいいか?」を考える。

●    人生の大きな出来事を転機として変われる人がいるが、
大きな転機が無くても変われるパワーがヨガにはある。

●    淡々とやる。変わりたい、と強く思うこともエゴである。

●    ゆだねる。ちょっと横においておく。受け取らない。


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