~ いるかしあわせ宅配便 ~

ばあちゃんのひとりごと

ベビーヒーリングタッチ

2009-02-27 10:37:25 | いるかこもれび助産院
ベビーヒーリングタッチとは:なでることの意味・効果
(ベビーマッサージ)
お母さんの温かい掌でやさしく撫でること、
そして、母と子がやさしい波動につつまれ癒されることをベビーヒーリングタッチ(ベビーマッサージ)と言います。
 





野生の動物は直ぐに子どもの体全体をなめます。
そして、子どもたちは直ぐに立ち上がり歩きます。
なめられなかった子どもは生きることができないと言われます。
このなめる行為が生命維持であり、なめることがヒーリングタッチの手技(ベビーマッサージ)なのです。








人間は大脳の発達で野生の動物とは異なります。
しかし、野生の動物のように、誕生後、お母さんの指さきは自然に赤ちゃんを触れ撫で始めます。
そして、掌全体で赤ちゃんを撫でます。
お母さんと赤ちゃんは目と目で微笑み、心から蘇る自然な愛、母は生まれてきてくれて有難うと、心のメッセージを伝えます。
赤ちゃんをギューウと包むように優しく抱っこして(ハグ)目と目で(アイコンタクト)お話します。
赤ちゃんはお母さんの優しさに包まれます。これが自然な愛の営みです。

母は時として、気づかずに赤ちゃんからの愛のコールを見逃しています。言葉も出せない求めることもできず、
そのような中においても、懸命に命を燃やし続ける健気さをお母さん感じてあげてください。

生後6ヶ月に培われる人間の基本的信頼感の獲得は妊娠中から母子の心のつながりが大切なのです。
この大切な時期には、原始感覚に備わっている感覚を撫でることで蘇らせることができるのです。
人は肉体だけが健康であるといいと思いがちですが、この肉体を育んでいるのは、こころであり。真理(宇宙の法則)なのです。
注:宇宙の法則とは春が来て夏、秋、冬と巡ること。人の感情で左右されない出来事。揺るぎない真実。




皮膚に快刺激を与え、本来持っている自然な力や優しい心を蘇らすことがベビーヒーリングタッチの第一の目的なのです。心の安定と共に、ヒーリングタッチは(皮膚は脳である)と言われるように、脳の活性化に著しい効果がみられ、神経系、内分泌系を整え、全身的に成長と発達に有効です。また、お母さん自身も子どもを撫でることで、脳内ホルモン(オキシトシンなど)の促進が心の安定、赤ちゃんを心から可愛いと思えるのです。そして、育児に自信が持て、不安が解消されます。虐待やネグレクトの予防になります。



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