悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

短縮ダイアル

2017-07-21 18:48:26 | ウォーキング

犯罪小説を読んでいて、「短縮ダイアル」の面白い利用法に気がついた。
これを使えば、あれこれ迷うことなく、一押しで特定の相手につながる。

例会時、以前所属していた会では、3台の「デジタル簡易無線機」を使っていた。
それ以前は「特定省電力トランシーバー」を数台使っていた。
「デジ簡」はアマチュア無線機と同等の出力を持っているので、電波がよく飛ぶ。
「特小」は、電波の届く範囲が狭いことを理解して使わないと、その機能が生かせない。

携帯電話とトランシーバーの大きな違いは、通話のスピーディーさと一斉通信にある。

と、ここまでは当たり前の話であるが、トランシーバーを使うクラブは多くない。
例会の規模が小さければ必要性はないと思うのだろう。
しかし、いかに小規模でもアンカーから先頭まで声は届かない。
緊急時や必要なときの連絡が遅れる可能性がある。

結果として、信号で列が分断したり、スタッフ間の連絡がスムースにできない時に、
常に「小さな小競り合い」が起こっているのを目撃する参加者は多いと思う。

携帯電話は、相手を選び呼び出すまでに時間がかかる。不慣れな高齢者が多いことも。
また、緊急の連絡に使用する機器として理解していないと、着信音を消していたり、
バックにしまっていて気がつかなかったりと、現地で役に立たないことが多い。

そこで、緊急時に使用することを前提に、携帯電話(スマホ)を考えてみた。

1.緊急連絡に使用することを全スタッフが理解(自覚)しておくよう申し合わせる
2.携帯の呼び出し音が必要な音量で鳴ることを、事前に確認しておく
3.着信音が鳴ったらすぐに取り出せるよう、ホルダーやネックストラップを使用する
4.スタッフの短縮ダイアルに例会責任者、アンカーなどの番号を登録しておく
  通常3人まで登録できるが、子や孫、妻などを登録している。抵抗はあるだろう

以上の対策をとることで、一斉通話は無理でも、緊急連絡にいくらか近づける。

さて、明日は十和田湖に向かう

  


善意の殺し屋

2017-07-20 19:27:43 | 雑記

サイレントキラーといわれるのは、高血圧、脂質異常症、糖尿病だそうだが、
母の通っているデイサービスには、高齢のか弱い女性で、善意であろう殺し屋がいる。
連絡すると言ったところ、「みんな喜んでいる、そんなことはするな」と怒られた。
こんな騒ぎは何回目だろう。母は糖尿病患者で、食事にはかなり気を使っている。
おかげで、薬も無し、食事制限だけで体調が維持されている。A1cもセーフである。
そんな母に、デイサービスの仲間は、ときどき飴をふるまってくれる。施設からは、
「飴や菓子を持ち込み、配るのは止めましょう」という文書がときどき配布される。
ほんの可愛いやり取りなのに、該当する各家庭では時に修羅場となるからである。
「少しくらい良いじゃないか」のやり取りなのだが、そうも言っていられない。
かといって、改善はかなり難しい。

 


電子書籍

2017-07-19 20:47:04 | 読書

文字は石に刻まれ、後に木や紙に書かれた。需要が増えると印刷技術が発明された。
その印刷も、家庭でできるようになり、本さえ個人で出版できるようになった。
紙の本が長い間世に出回ったが、ついには電子ブックで読む時代に入った。
そうなると、「積ん読」も様相が変わり、蔵書はすべて小さな端末に収まってしまう。
本の始末に困っている私は、もう少し遅く生まれれば良かったと、少々悔やんでいる。
だが、過渡期の今、今後は電子ブックでと思うが、すべて電子版があるわけでは無い。
中途半端な電子書籍時代に生きることになった。

ヘクソカズラが咲き出した。臭いは嗅いだことがない。

  


リセット頭

2017-07-18 21:26:48 | 雑記

人生がリセットされるというと、何か良いことが起こるかのように期待してしまう。
だが、昨晩まで今日の予定は頭の片隅にあったはずなのに、目が覚めたら忘れていた。
いつも通り母を起こし食事が済むと、デイサービスの車をのんびりと待ち、今日は、
北川辺の図書館に読み終わった「本を返しに行くウォーク」だなと思いながら、
太田愛の『犯罪者』をスマホで読んでいた。・・・展開がおもしろくてわくわくする。

すると画面が、急にラインの「ビデオ通話」画面に切りかわり、Yさんの顔が映った。
そこでやっと気がついた。今日は、Yさんと出かける約束をしていたのだった。
「延期にするか」と言う。「そうだね」と返したが、「いや、まずい」と思い直す。
「これから家を出るので、自分で手続きをして」と伝え、急ぎ現地に向かう。
用件は予定通り済ませ、なんとか事なきを得たが、冷や汗ものだった。
スマホや予定帳にも記載済みであるのに、ときどきこんなポカをする。
私のリセット頭には困ったものだ!

少し遅れて歩きだす。北川辺図書館は休館日だが、職員がいたので本を返却できた。
図書館近くの店で弁当を購入後コースを少し変え、三県境近くの公園で食事をした。
遊水地も、谷中村跡には回らず、中の島経由で東谷中橋に向かう。2kmほど短縮した。
気温は上がったが、風がよく吹き汗はすぐに乾くので、気持ちよく歩けた。

 

 


電子ブックリーダー

2017-07-17 21:33:55 | 雑記

購入を迷いに迷っていた電子ブックリーダーをようやく注文した。
最後の一押しは、昨日来た2男が使っており、なかなか良いと言ったことであった。
電子ブックは、スマホ、タブレット、パソコンでも読めるが、専用端末が欲しかった。
紙の本よりは価格が低いが、専用のリーダー・アプリでしか読めないのが難点だ。
昨日、北川辺図書館で借りてきた本の電子ブック版を購入して、スマホで読んでみた。
私のスマホは最小の大きさであるが、文字サイズが変えられるので、なんとか読める。
通常は専用端末で読む。折悪しく端末を持たずに出かけても、スマホは常時携帯なので、
読みかけのページから始められるのが良い。
これまで旅先で困ったのは、持ち出した本を読み終え、次に読む本がなくなった場合だ。
購入した専用端末は、出先でもストアにつながるので、購入しすぐに読み始められる。
藤沢周平の好きな本を何冊か持っていれば、いついかなる時でも退屈することがない。
今後は、どこに行くにも電子ブックリーダーを持って出かけよう。
明後日届くので楽しみだ!

7月13日、8000km達成した。


十和田湖に向けて

2017-07-16 20:16:01 | ウォーキング

いよいよ週末、第40回十和田湖ウオークに出かける。電車の時刻を調べた。
行きも帰りも去年と同じ時刻である。今回は「大人の休日クラブ」が使える。

車で向かうことも少し考慮したが、やはり本が読みたいので、電車に決定。
本は、相棒の脚本を書いている「太田愛」の『犯罪者 上・下』~けっこう分厚い。
まだ上巻が読み終わっていないし、『ネガティブ・ケイパビリティ』も読みかけなので、
下巻を持っていくことになりそうだ。『天上の葦』は、先行予約者が5人位待っている。

十和田湖では、去年も熊出没の騒ぎがあった。スタッフ不足は何とかなったらしい。
どこでも高齢化の影響も加わってか、スタッフを揃えるのが難しくなっている。
ウォーキングに魅力が無いのだろうか、参加者も減少傾向である。
増えている大会もあるので、工夫の余地はある。行政が加わると大会に勢いがつくが、
なんでも行政頼みというのも、ウォーキング界にとっては頼りないことだ。
NPOとしての活動を期待したいが、各地ではNPOを生かし切っているだろうか。

IWAの場合、団体中心の運営であるので、NPOのうまみが生かされるか心許ない。
地域団体は、団体に支点を置いていることを折に触れて表明している。
腹をくくってIWAの活動に力を注げていない憾みがあるので、見直しを願いたい。

新古河駅の西側で「悪茄子」の群落を見つけた。牧野富太郎の命名であるそうだ。

  


物は言いよう

2017-07-15 21:25:17 | 雑記

戦国時代、織田信長が鷹匠に土地を与えたり、米を支給していたことが文書で確認できた。
信長はあの時代、人の登用に拘らず、適材適所の配置をしたという捉え方があるそうだが、
「物は言いよう」だと言いたい。
自分の好きな鷹狩りに必要な者だから厚遇しただけであり、我が儘者の一面にすぎない。
反抗する者は皆殺しにするような、時代が産んだ希有な自分勝手な支配者である。
この時代でも善政を敷いた支配者もいたことを思うと、肯定的には捉えることはできない。
現代から見ての判断なので、好き嫌いでしか言えないとすれば、私は信長が嫌いだ。

 


紙一重

2017-07-14 21:37:39 | 介護

「日経ビジネスオンライン」というサイトがある。
私はここに掲載されている何本かの記事を購読(無料登録)している。
その内の1つ、「介護生活敗戦記」が面白い?というか、身近な話題で読ませる。
記事は、松浦晋也という科学技術ジャーナリスト。
先日、彼の著書『のりもの進化論』を図書館で借りて読んだ。

昨日のテーマは、『果てなき介護に疲れ、ついに母に手をあげた日』であった。
彼は独身で、2014年頃から次第に衰えを見せる母親との生活を続けている。
老いは次第に進み要介護3、痴呆状態も現れ、介護制度を最大限に使い奮戦している。
今回の記事は、とうとう手をあげてしまったかということだが、他人ごとではない。

私もまだ手こそあげていないが、理解力の落ちた母との応酬に疲れ、時に大声をあげる。
その時の自分の興奮状態は、我ながら抑えが利かなくなっており、危ないなと思うほど。

彼は、手をあげてしまいそうな自分を恐れつつ、自らのそそのかしの声を聞いている。
「叩いてしまえば終わりだ」という自暴自棄に自ら落ち込んでしまおうとする時を経て、
ついに、抑えきれなくなり、手をあげて(平手打ち)しまったとのことである。

母親は最初の内「親に手をあげるなんて」と言って抵抗していたが、ひとしきりすると、
「どうして口の中が切れているんだろう?」と、騒ぎのあったことを記憶していない。
ここで彼は、自力介護の限界を感じ、すぐに妹に連絡し、ケアマネージャーと相談した。
そして入所施設探しを始めた。昨日の記事の内容はここまでであった。

彼には、弟と妹がいるが、2人とも介護を直接手伝うことは困難な状況にある。
妹は外国に住んでいるが、定期的に電話で話をしている。
彼はジャーナリストという職業柄、会社勤めではないので、これまでやってこられた。
ホームヘルパーによる家事援助を利用しながらも、母の食事、トイレ介助、洗濯など、
仕事と現実生活との格闘で疲れ切ってしまう時期に到達してしまった。

この記事を読んで、私にもいずれこんな時が訪れるのではないかと、不安になった。

  


LINEとぬか漬け

2017-07-13 20:33:54 | バリアフリー

知人からラインのビデオ通話を着信した。玄米(30k)の準備ができたとの連絡だった。
受け取りに行き、キュウリとゴーヤーもいただいた。玄米は、今回で1年分が終わった。
次回はどうするというので、また1年分お願いした。3ヶ月ごとに受け取る仕組みである。
玄米は、家庭用米専用冷蔵庫(約30k)に入れ、4~5日分を家庭用精米器で白米にし、
冷蔵庫の野菜室に入れておく。契約した玄米は、農家の冷蔵庫に保管されているようだ。

昨夜は「サラダうどん」にした。1本あったキュウリは、ぬか床に入れてしまったので、
ちょうど良かった。
ぬか床は、昨年の夏冷蔵庫に入れたまま放置していたが、夕方確認、カビもないので、
キュウリ1本となすを1本漬け込んでおいた。
今朝、14時間目に取り出し、朝食にだした。塩気は少なく、さっぱりとうまく漬かった。
さらに2時間おき、とりだしてみる予定である。午前9時に取り出し、その後歩きに行く。

ぬか床は、冷蔵庫の中で1年間生き延びた。夏が過ぎたら、冷蔵庫から出してやろう。

  


まもなく8000k

2017-07-12 21:22:34 | ウォーキング

今年も「ポッキー足」の季節がやってきた。
夏は短パンで歩くので、短パンの下と靴下の上が日に焼けて、ポッキー状態になる。
春頃から膝サポーターをして歩いていたので、今年は白ポッキーかと思っていた。
夏場は短パンで歩きたいので、サポーター無しで歩いてみた。次第に痛みが薄れ、
今はほとんど気にならなくなった。
毎日12kから20k弱を歩いている。明日18k歩くと、ちょうど8000kになる。
本格的な暑さが来る前頃は、2度ほど熱中症になりかけたが、なんとか乗り切った。
膝の状態は、来週末の十和田湖ウオークに向けて不安材料だったが、歩けそうだ。
一昨日民宿に電話をして2泊の予約をした。新幹線の切符はまだ購入していない。
明日あたり電車の時刻を調べ、きっぷを購入する予定である。
ブログは、スマホのデザリングでつなぐか、スマホでの投稿を予定している。