「スマ-(マイナス記号)トフォン」と「スマー(長音記号)トフォン」とは違う。
視覚障害者がよく使用する「音声読み上げ装置」では、この2つを区別して読み上げる。
今朝の新聞に、情報へのたどり着きやすさ「ウェブアクセシビリティ」についての記事。
この中に書いてあった。
多くの視覚障害者は、テキスト状態のデータをパソコンの「音声読み上げ装置」で聞く。
その時に、普通に長音記号を使って入力したものは「スマートフォン」と読み上げるが、
マイナス記号を入れてしまうと、「スマ・マイナス・トフォン」と読みあげてしまう。
ホームページなども読み上げるが、画像の多いページは、読み上げ装置が生かされない。
先の東京都議選で話題になったので一般に知られたのが、「聞こえる選挙」。
すべて下のようなページで、選挙情報を流した。
視覚障害者や聴覚障害者は、「情報障害者」ともいわれる。聞こえ、見える人と比べ、
情報格差が強いためである。
以前所属していた歩く会には、聴覚障害者だけでなく、視覚障害者も在籍していた。
視覚障害の程度は、前を歩く人の後を歩けば例会で歩くことができる程度だった。
総会資料は、拡大文字にして配布したことがある。遠慮したので継続はしなかった。
多くの会で取り組んでくれれば、障害者も一緒に歩けるのにと思う。
実現には難しい面もあるが、工夫すればできないことではない。
NPOとなったら、茨城県ウオーキング協会でもぜひ取り組んでほしい。
<今日の歩きから>
谷中村跡付近に咲いていた「エゾミソハギ」
こんな上天気~東谷中橋へ向かう
葭焼き後の葭原はこんなに茂っている