悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

送電線が消える2

2012-01-20 21:59:53 | 言葉

12月31日に「送電線が消える」を書いた。
その後、関連情報を気にしていたが、あまり話題になっていないようだ。
ホームページで検索すると、山関係の人たちが話題にしている程度。
送電線は、全国に張りめぐらされており、今いる場所の確定に役にたつ。
登山者は、送電線によって自分の位置を確認し、地図上にコースを辿ることができる。

下のような記号が送電線のあるところに引かれている。細い線だがよく見れば確認できる。

国土地理院のサイト>での説明…上の画像は不正確

朝日新聞社のアスパラクラブでこの問題を扱っている。
電力各社では、対応が不明確だが、保安上の理由をあげている。
戦前ならともかく、自由に行き来できる今の日本で、
あれだけはっきり確認できる送電線を、地図から削除すべき理由があるのだろうか。
地下に埋設されて外から確認できない状況にある時、
あえて地形図上に明記しようとするのならば、議論にはなるかもしれないが。

このところの、原発に関わる電力会社の対応を見ると、隠そうとするだけではないか。
個人情報への過剰な対応も考え合わせると、秘密主義が社会といわず、
小さな組織、隣近所にまで蔓延すると、
過ごしにくい世間に取り囲まれるだけのような気がする。

<本日の歩行:10.2㎞>~60日目
①自宅~十軒道路~ほどほど~女沼を経由して自宅10.2㎞(16:25~18:35)