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事業仕分けって・・・

2009-12-03 00:25:11 | Weblog
今、ニュースで毎日のようにとりあげられている政権与党の民主党による行政刷新会議、いわゆる「事業仕分け」ってどうなの?

これって、民主政権になる前までは財務省の密室なんかで決定されていた予算事項を公開の場にしただけのことなんだろう。確かに、茶番だとかパフォーマンスにすぎないなどとする声もあるようだけど・・・見え見えの人気取りであったとしても、何もやらないよりはいいんじゃないの。少なくとも国家予算というものがどのように過程で決まっているのか、浮世離れした役所や官僚の金銭感覚なども表に出て、国民の政治への参加意識や興味をそそる結果にしたことは意義あるものだと思う。

それにしても、事業仕分け人は裁判官、役所側は被告人といった法廷劇さながらの雰囲気だよな。「公開死刑」なんて言われてたよ。中でも民主党・レンホー議員、すごいなあ、こわいなあ。(笑)レンホーさんって、元々グラビア系のタレントなんだろう。宮崎知事のエロ国原とか勘違い野郎の森田健作とか、タレント出身の政治家は数知れずいるんだけど、皆それぞれに芸能人という過去を引きずっているもんな。そんな中、このレンホーさんって、芸人風情を全く感じさせない雰囲気あるし、好感持てるよなあ。

政権交代直後からさすがに民主支持率は低下傾向にある。さらにここにきて首相本人のカネの問題も表面化してきた。それでもまだ支持率が5割を越える理由は、この「事業仕分け」に依るところが大きいんじゃないかな。問題も相変わらず山積しているわけだけど、自民に比べ明らかに勝っている点は、対官僚を意識した政治姿勢だよな。郵政人事には疑問も残ったけど、官僚との対決姿勢は自民の比じゃない。

「廃止!」、「削減!」・・・大いに結構。ただ、科学分野、スポーツ、芸術分野なんかの予算配分はさすがに難しいな。特に、五輪代表選手なんかの生の声で訴える姿を見るとなおさらね。(というか、彼らスポーツ選手をこんな場で利用するのは酷だろ。やはり役人の考えることはこんなものなのか)ただ、これ以上借金増やして国が滅びるなんてなったら、それこそ本末転倒だしな・・・



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2 コメント

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Unknown (KY♡)
2009-12-03 21:45:30
(↑今回だけハートを加えてみました)
事業仕分け。これはどの自治体でもどんどんやってほしいものだと私も個人的に思っています。

蓮舫さんはウラオモテがない人で、マスコミ業界でも評判の良かった人だそうです。スパコンの「2位じゃダメなんですか」発言では多少バッシングされていますが、そこでキッチリ言い返せない文科省の役人のほうが悪い。私も、科学技術予算削減に関しては言いたいことも多いですが(宇宙での「かぐや」「はやぶさ」の素晴らしい活躍を、仕分け人は知らないんでしょうか… もっと潤沢に予算があれば、宇宙開発はすぐ世界のトップに行ける数少ない分野です)、役人のプレゼン次第ではなんとかなったと思うんですよ。
そう、今回の仕分けで露わになったのは、役人のプレゼン能力不足ですね。仕分け人の鋭いツッコミは、実は財務省の入れ知恵が相当入っていたことが新聞で暴露されていますが、それでも役人が仕分け人を言い負かせられれば、無理な予算減額にもつながらないはずです(公開なんだから議論で優劣がはっきりした後の理不尽な仕分け判定には、必ず反発の世論が起きるはず)。
今回の役所側の受け答えを見て、たとえば広告代理店のプランナーとかは、そのあまりの幼稚さに「けっ」と唾棄していたと思いますよ。
自分のプランが通るか通らないかで組織に入るカネが数億単位で変わる修羅場、という緊張感では、仕分けも、大規模スポンサーCMのプレゼンも共通していると言えるでしょう。そこで、いかに理不尽な反対意見が来ても乗り切れるか。民間は生きるか死ぬかの修羅場を乗り越えまくって、昨今のプレゼン能力はものすごく向上しています。その能力が圧倒的に役所側に欠けていましたね。

話は変わりますが、
>ただ、これ以上借金増やして国が滅びるなんてなったら、それこそ本末転倒だしな・・・
いやいや、国は滅びませんよ。発行している国債を「すみません、フトコロが苦しいので償還できません。無理に全額返してたら国がつぶれますから。それでもいいんですか?」って言えばいいだけなので。そう、先日の日本航空の退職者年金減額は、将来の日本の姿そのものなのです。
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今は切りつめる ()
2009-12-04 03:06:00
ああ言えば、こう言う役人の「能力不足」ってのもちょい笑えますよね。ペーパーテストで人生を上り詰めた者達のある意味最大の弱点といえるかも。コミュニケーション能力とか感情に訴えることとか・・・五輪代表選手がどういう経緯であの会議の場に出席したのか分からないけど、役人が選手陣にヘルプを求めたことは確かでしょうね。選手で泣き落としを狙うことは反則でしょう。役人の計算高さがハッキリ出ましたよ。ただなんとなくですが今回のこの行政刷新会議って、セレモニー的な出来レースだったような気がするんですが・・・ただそれ以上にこれだけ世間の関心を高めたことは意義ありましたね。

科学、芸術、スポーツ分野の予算削減は簡単には決定すべきものであってはいかんですよね。ただ昨今のこの社会情勢からして、削減は然るべきかとも・・・科学の進歩を少々遅らせようがそれで救われるヒトがいるのであれば、2位であろうが3位であろうが全然構わない。やはり問題は優先順位であり、生活第一です。鳩山・友愛党なら聖域なんてないでしょうね。

国が滅びるとは、ちょっと大げさでしたね。少しばかりですが個人向けの長期国債所有してます。購入するときに証券会社で「国債といえども100%安全とは言えない。国の財政が破綻した場合なんかはどうなるか我々も達にも分からない。」って言われました。ああそうですね、日航が全く良い例でした。
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