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熱海土石流を見ると、ソーラーパネルもかなり「自然破壊」していると思う

2021-07-17 23:15:45 | 自然

熱海の土石流災害、その映像を見た人は多いと思う。

この土石流発生地点に、盛り土が5万立方m有って、それが全部流れて被害を出した。

因果関係はこれから調査が進めば明らかになってくると思うけど、確かに異常気象で局地的な集中豪雨が有ったにしても、「山林を切り開いて土を置いていただけ」とは言えない。

 

山林を切り開くという事は、

1.そこに有った木々の二酸化炭素吸収能力が無くなる。

2.その木々を処分する際、大半が焼却処分される事が多いので、木々に蓄えられた二酸化炭素が大気に放出される。

という、温暖化ガス削減と逆行する事実が有る。

 

そこで ソーラーパネルを置いて発電するから、石炭・石油発電における二酸化炭素発生分を減らす事ができる と言うのだろうが、求められているのは 温暖化防止 であって、温室効果ガスの削減 は、手段。 目的では無いのですよ。

 

何が言いたいのかと言うと、ソーラーパネルを1から作るには、それに使う材料・それらを加工する設備・政策に携わる人達・・・等、経済活動が伴う。

その経済活動で発生させる熱・機械を動かすための電気を作る発電・機械が動くときに出る発熱・仕事をする人達が通勤に使う車・・・等、諸々の発熱量を総合的に計算した場合、ソーラー発電は温暖化防止に役立つのか? って事。

 

その優位性の有無は専門家の皆さんに任せるとして、熱海の土石流発生現場の付近には、ソーラーパネルがびっしり有った。

普段よく見る映像とは逆の方向から撮られている動画が有ったので、その部分を抜粋。

山林を切り開くという事は、

3.保水力を減らしてしまう、というデメリットも有るのです。

木は雨水を吸い上げるので、山の土に溜まる水を減らす効果が有ります。

また、木の根が深く張っていればいる程、土砂を崩れない様に維持する効果を持っているのです。

 

盛土と違い直接の影響は無かったと言えるかもしれないけど、これだけの面積を森林伐採していれば、その保水力が低下しているという事実は、無視できないはずです。

その辺の因果関係は、今後の調査で明らかになるでしょう。

 

ところで、この盛土とソーラーパネルは、同じ事業者が関係しているようです。

こんな動画が有りました。

 

熱海土石流の闇。山林を崩して太陽光パネルを設置する事は止めるべき

 

なんだか、この自然破壊、闇が有りそうですね。

でも、災害で人の命が失われる原因を作ってしまう様な事は、有ってはならない事です。

そして、そうなってしまった場合、誰であっても責任は取らなくてはいけません。

某上級国民がどのような裁定を受けるかはわかりませんが、今回の件も因果関係が有るとわかった場合、特権で責任逃れをさせてはいけないでしょう。


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