今回の国会中継を見て、野党(立憲民主党と共産党)の質疑が、今までと180゜違う部分が有ると、気が付きました。
どこが違うか?
「与党を相変わらず叩く事だけ本気になって、国政を進めようとしていないだけで、同じだろ?」
野党を批判的に見る人は、そう思えますよね。
一理ありますが、それはいつもの事ですからw
与党批判をする人は
「頑張って菅政権の悪事を追求してください!」
という感じでしょうかね。
でも、国民の生命と生活を守る「コロナ対策」よりも、僅か6人の任命拒否を重要案件としているところ は、どうでしょう?
10月最初に話題が出て、国会に上げてまだ「違法」と騒いでいる。
その間のコロナの死者、10月だけで約200人。
でも、この6人が命や生活に困っている、なんて話出てますか?
任命されずに不満を感じる人にしてみれば重要な案件ですが、高い視点で見てみると、些細な案件に過ぎないでしょ。
野党の姿勢を批判する人達は、
「そんな事くらい、わかってるよ。確かに変だけど、180゜違うって感じじゃ無い。何が言いたいの?」
と思うでしょうね。
少し前にさかのぼります。
最近野党が色々突っ込んでいたのが、森加計問題や桜の会。
立憲・共産を含めた彼らは、不正な公金の流れがあるのではないか、政府と政府機関を追及していましたね。
例えば、この動画の様に、政府機関を直接訪問する事もして、真相究明を追求している様です。
(これは、赤木さんが自殺された少し前に、野党の4人が追及で訪問した際の動画らしいです。)
では、今回の学術会議は、どこに所属しているのでしょうか?
政府の機関です。(!)
学術会議は政府の機関で、雇われている人は公務員です。
政府が任命権を持っている、政府直属の機関。
その6人が任命されなかった事を「違法」と大きく騒いでいる。
(今までの慣例を急に変えるのは「不当」だ、と言うのなら、まだ理解できますけどね。)
変ですよね?
今まで政府機関を含めて政府を批判の対象としてきた、立憲と共産。
今回、何故政府機関の人達の任命拒否を、さも「政府が悪い」という様に、しかも「違法」とまで持ち出して、大きく騒ぎ立てているのか?
今までのパターンなら
「年10億の税金をつぎ込んで、こんな中学生でも考えそうな提案しか出せない組織とは、一体何なのですか? 国民の税金が正しく使われているのですか? お答えください、総理!」
なんて、蓮舫さんなら言いそう(笑)
いかがです、180゜違うでしょ。
何故か立憲と共産は、政府機関を擁護しているのですよ。
こうまでして政府機関である学術会議を擁護する、と言う事は、私見ですが「癒着」が有りそうです。
それも、癒着があるとしたら、とても妙な癒着。
政府機関にもかかわらず、野党側との癒着、これって・・・。
野党は「学術会議は独立性を持たねばならず、政府の人事介入は違法だ!」なる様な主張を繰り返していますが、仮にあなた方が癒着していたら、それこそ独立性は損なわれますよね?
野党がこの問題に執着すればする程、癒着の疑惑がどんどん高まっていく、そんな気がします。
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