一年前は、既にオリンピックの延期が決定。3月24日でしたね。
でも、今年はやるつもりみたいですねぇ。
やっても大丈夫と言う根拠は何なのでしょうか?
と言いますのも、昨年と今年の感染者数を見れば、やって良いとは言えないでしょ。→ 毎度おなじみNHK特設サイトから。
延期決定をした3月24日、感染者数はたったの13人。
今年の3月24日の感染者数、1917人。
一日に限った比率だと、100倍以上も感染者が多い。
さぁ、これで「安全なオリンピックを実施します」と言う言動の根拠、有るの?
「1日だけをピックアップしたって、意味ないじゃん!」と思われる方、グラフ載せるから見てくださいねw
昨年の今年の感染者数、まずは昨年の今頃。
一日当たり、最大で 4月11日が 720人です。
※因みに、右上の数値は今年の5月8日の数字が書かれています。
では今年の感染者数。
5月8日が最大で 7251人。
5月8日が抜きん出ているから外したとしても、その前のピークが5月1日の 5983人。
昨年「延期します」と決めた時に比べ、最大数を見ると8倍強も多い感染者数。
去年は今年よりも1/8も少ない感染者数で「延期します」と決めたのに、何故今年は延期(中止)しないのでしょうね?
この状況で、まだオリンピックをやろうと考えている人達、「これでも安全」と言う根拠を示して欲しい。
(IOCから中止を言われないと中止できない。って事情が有るのかもしれませんけどね・・・)
そうしたら、何やら政府関係者の一人が、「日本のコロナレベルは世界に比べてさざ波程度」なんてツィッターで発言し、炎上したようだ → 記事
世界と比べれば微々たるものかもしれないけど、今年より感染者数が遥かに少ない昨年を延期した理由 について教えてもらいたいですけどねぇ。
オリンピックって、そもそも誰の為ですか?
頑張ってきたアスリートの為? それは有る。
日本国民の為? それも有る。
興行による収益の為? 問題はこれでしょうね。(今まで投資してきたお金、回収できないからねぇ・・・。)
無観客・オンライン配信、これならやって良いとは思う。
でも、オリンピック関係者の健康管理を担当する医療関係者の人的資源が足りなくて、そちらに人を割いたら医療崩壊するって言う話すら出ていますよ。
オリンピック関係者に医療スタッフを割いてしまったが為に、コロナ感染者の救える命が救えなかった、と言う事は是非無い様にお願いしたい。