お正月だとTVで色々「特番」がありますねw
「矛盾(むじゅん)」とは何ぞや?
という人には、かいつまんで説明しましょう。
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その昔、中国の行商人が「この矛(ほこ)はどんな盾(たて)でも突き抜ける矛だ。」と矛を売っていた。
矛がなかなか売れないので、この行商人は今度は盾を取り出して、「この盾はどんな矛でも跳ね返すことが出来る。」と宣伝を始めた。
すると、それを聞いていた客の一人が、「ちょっと聞くが、あんたのその盾を、先程の矛で突いたらどうなるんだ?」と問いただすと、答えに窮した行商人は店をたたんでさっさと逃げ出した。
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こんな内容だったかな? 詳しくはウィキをご覧ください → 矛盾
さて、本題に話を戻すと、「象が踏んでも壊れない筆入れ」と宣伝している筆入れがある。
その筆入れを
3トンの象が踏んで、本当に壊れないかやってみよう
という企画。
やらせではなく、真剣勝負(? 「勝負」と呼ぶべきか・・・真剣なのは確かでした)
象の方は「何でも踏んで壊せる」自信のある象を捜す。
筆入れの方は、会社で作っているそのうたい文句の筆入れそのもの。
お互い、相手が何かは聞かされていないが、共に自信を持っている者同士の対決。
対決当日、お互い初めて相手を目にして、双方共に驚く。
しかし、象の方では「絶対に潰せます。」と自信満々。
(大人が余裕で使える鉄棒ですら、簡単に破壊できる力があります。)
対して筆入れの方も「絶対大丈夫。」と一歩も引かない。
(3トンの耐荷重は保障されているとか)
象は踏み台から下に向かって勢いをつけて踏みつける事を許されているから、その瞬間荷重は18トンにも及ぶという。
筆入れに勝ち目は無さそうだが・・・。
さて、勝負は・・・・・・。
象の踏みつけ攻撃にかなりミシミシと音がしていて、見守る筆入れの会社の一同顔が引きつっている。
ヒビが一つでも入れば負けなのだから、見ていて「これは象の勝ちだなぁ」と思ったが・・・。
制限時間1分踏み続けてそこに現れたのは、ヒビ一つ入っていない筆入れ(!)
宣伝のうたい文句に間違いが無かった事が証明されたわけですが、思わずTVに向かって拍手しましたw
余談ですが、子供の頃初期型のこの筆入れを使っていて、クラスメートが割ろうと何度と無く踏み潰されて試されましたが、多少ヒビが入った程度でしっかりしたものでした。
今のモデルは改良されているとはいえ、相手が3トンもある象。
潰れないにしてもヒビが入ると思いましたが、見事な結果でしたw
コメント
- totoroko [2011年1月4日 23:45]
- 矛盾の話は面白いですね。
世の自信家たちがやりそうなことです。
筆入れの話、そんなに以前からある筆入れがそれほど頑強なのですか。信じられないですね。 - おぺ [2011年1月5日 0:37]
- こんばんは。
なつかしいCMですね。憶えています。
筆箱にその耐加重はまったく必要ないとわかっていても、賛辞をおくりたくなるのは、技術屋の純粋なまでの心意気に共感するからですかね。
カシオのG-SHOCKの耐強度でも北米で発売に時のCMにクレームがでましたが、それが本当であると証明して黙らせたって話がありましたね。 - GXE10 [2011年1月5日 7:43]
- 象vs筆箱の対決ですが、最初に意外と足の裏が柔らかい(足裏全体に加重が分散される)事を見せた時点で、私は後者の勝利を確信しましたので、全く意外では在りませんでした。
- EP82-SW20 [2011年1月5日 19:55]
>totorokoさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw
私の筆入れは実際象は踏んでいませんが、かなり友人達から「いじめ」に近い扱いを受けましたね(苦笑)
「壊れない」とあれば、試しにやってみたくなるのが人の性かも(^^;)。
未だに健在ですw
>おぺさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw
確かに「そんな耐荷重、必要無いでしょう」という見方はありますね。
でも、確か登場当初「象が踏んでも壊れない」を売りにしていましたから、インパクトは強烈ですよねw
私は贈り物で貰った気がしますが、「長く使って欲しい。」という気持ちを頂きましたねw
カシオのG-SHOCKも頑張りましたね(^^)
>GXE10さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw
何かで、象は足の裏を柔らかくして枯れ枝さえ踏み潰さないで歩ける、とか聞いた事はあります。
私は「ミシミシ音」を聞いて「これは・・・」と思っていましたから、無事な姿を見て喜んじゃいましたw
系列モデルのユーザーでもありますので(^^)- まめ八 [2011年1月5日 20:59]
- こんばんわ。
象が踏んでも壊れない。。。確かにそんな筆入れのCMありましたよね。
私の記憶では、発売当初、実際に象に踏ませているCMがあったような。。。
ただ、その筆箱、クラスメートのお金持ちのお坊ちゃんが使っていましたが、確かに耐荷重は強く頑丈でしたが(私自身筆箱の上に乗って飛び跳ねた経験がありますが、それでも壊れませんでした。)、長く使っていると筆箱の蓋の部分のビニールが切れて蓋が取れてしまうという弱点があったと記憶しています。
どちらにせよ、私達が子どもの頃は何かと面白いアイディア文房具商品があって楽しかったですよね。!(^O^)
今のDSやWii、i-potに比べると、あの頃の商品は安価ではありましたが、夢がありましたよ。 - デコちゃん [2011年1月6日 10:11]
- こんにちは!
おもしろいブログですね!!(^0^)
ナイス!筆箱!!
象の足の裏がどうかは知りませんが、なによりもあの重さに耐え切ったのは素晴らしい!!
筆箱にそこまでの強さが必要かどうかは分かりませんが、日本の子どもたちにたくさんの夢を与えてくれたことは素晴らしいと思います♪ - EP82-SW20 [2011年1月7日 22:27]
>まめ八さん、こんばんは。 三連続コメントありがとうございますw
当時のCMの映像、記憶にありますよw
確か普通に潰れる筆入れと並べて比較している映像だったと思います。
外観はしっかりしていましたけど、中敷(2階建てになっている)は普通の薄さのプラスチックだったので、比較的早くヒビが入って割れてしまいました。
「象が踏んでも壊れない」はインパクトありましたよw
>デコちゃんさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw
この筆箱は、確かに夢を与えてくれると思います。
普通なら絶対割れるであろうプラスチック製の筆箱が割れなかったわけですから。
番組の企画としては、かなり楽しめる企画でしたw
あなたのブログにコメント投稿されたものです。