プリウスVSインサイトの実燃費」の記事、この結果は非常に興味深い。
2010年の7月の「e-燃費」サイトの実燃費のデータによる燃費記事によると、確かにプリウスがインサイトに勝っているものの、その差はわずか。プリウス(ZVW30)…21.6km/リットル
インサイト(ZE2)…・・19.5km/リットル
しかもカタログデータに対しての実燃費の比率はプリウス完敗(^_^;)
カタログ燃費は
プリウス・・・・35.5~38km/L
インサイト・・・28km/L
双方ともカタログはこんなに良い数値だけど、実際のカタログ燃費達成率は、
プリウス・・・・57~61%
インサイト・・・70%
う~ん、悪いねぇ・・・。 → ニュース記事
過去ログで「気になる新型プリウスの実燃費」を一度取り上げたけれど、エンジンが温まってバッテリーが十分に充電できるまでは、プリウスとて普通の1.8L車同等の燃費しか出せないのは事実。
インサイトも同様な事が言える筈だが、こちらは1.5L車と同等の燃費で済むわけだから、エンジンが温まるまでの燃費はプリウスの方が悪いだろう。
それがこの結果に現れているのだと思う。
参考までに、単純に燃費比較すると、我がシエンタはこの真夏でエアコン掛けていて16km/Lギリギリ。
最近では「極端にエゴドライブ」していないので、燃費の良い春・秋でも17.5km/L止まり。
(後続車に邪魔になるようなゆっくり加速をしないと、最高燃費が達成できないから「エゴ」なのです。それでも18km/L止まり。)
しかしながらカタログ燃費は19km/Lなので、燃費比率からすると悪い方の比率でも84.2%は出ている。
1.5Lとしては良い方の燃費だろう。
これがKeiワークスとなると、流石にこの猛暑のエアコン使用でとうとう20km/Lを切ってしまい、ワーストは19km/Lを記録してしまった。
それでもカタログ燃費19.6km/Lに対し96.9%と相変わらず好成績。
一番好燃費の出し易い春先には、満タン計測で最高23km/Lを記録している。 → 過去ログ
勿論、e-燃費サイトにアップされているユーザーの走行環境と同一ではないから、単純比較しようが無いと言えるけど、私の走行環境ではインサイトの燃費よりKeiワークスの方が燃費が良いかも知れないw
今度の冬、シエンタの車検。
かねがねセールスマン氏には「代車はプリウスでお願いします」と頼んでいる(笑)
コールドスタートでディーラーへの往復。
過去にヴィッツ・イストで燃費計測しているし、シエンタとも比較できるから、私の生活環境でのプリウスの燃費実力がはっきりわかると思う。
また、それが分かれば、トヨタの今度ハイブリッド車の実燃費もカタログ燃費からある程度推測できると思う。
コメント
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
- デコちゃん [2010年8月24日 9:34]
- こんにちは!
なるほど~と、参考になる日記ですね。
私は、エコドライブからほど遠い車に乗っているので、「次こそはエコカー!」と張り切っていろいろ調べてはいるんですが、周りから「一番燃費が良いのは、プリウスでもインサイトでもなく軽四!」と言われたんですが、どうやらその通りみたいですね(^^;)
シエンタも、ドアが大きい分、決して燃費がめちゃくちゃ良いほうではないって聞いたことがありますが、この燃費を出せるってことは、EP82-SW20さんの乗り方が上手いんでしょうね! - まめ八 [2010年8月24日 17:51]
- こんばんわ。
プリウスにしてもインサイトにしてもちょっと看板を高く掲げすぎたようですね。!(^O^)
結局、多少の燃費効率は上げられてもガソリンを燃焼させて走らせている以上、ガソリンの燃焼エネルギー量は決まっているわけですからそれで動かす事が出来る重量もおのずと限られてくるはずです。結局、限られたガソリンの燃焼エネルギーを如何に効率良く使えるかということが燃費向上のミソになってくると思うのですが、効率アップだけでは魔法のような燃費向上は無理なんですよね。
ウチのソニカも7~8月はチョイ乗りばかりしていたので、猛暑によるエアコンのフル稼働と相まって、購入以来最悪の燃費となり、10を切ってしまいました。(T△T) - EP82-SW20 [2010年8月24日 21:43]
>デコちゃんさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw
ユーザーの使用環境で様々ですが、個人的には軽のMT車が一番経済的と思います。
軽でもATでは加速が悪いのでその分エンジンを回し気味に走る傾向に有るそうなので、燃費は悪いと聞いています。
軽自動車で日常生活が事足りるのであれば、軽自動車はお勧めです。
自動車税も安いw(シエンタ1.5Lで2万5,000千円程度、軽は僅かに7,200円!)
普通車ならプリウスとインサイトで分かれますが、5ナンバーで税金の安いインサイト・3ナンバーで幅が広く税金が高いプリウス・・・。
私はトヨタユーザーなのでプリウスにしたいところですが、車庫幅に制約があるので、3ナンバーは買えないです(^^;)
私の乗り方は、確かに工夫はしていますw- EP82-SW20 [2010年8月24日 21:53]
>まめ八さん、こんばんは。 連続コメントありがとうございますw
いや、看板を高く上げているというより、あの「実情に合わない燃費測定モード」に狙い撃ちした燃費を出していると言うべきでしょうね(^^;)
その方がユーザーの注目を浴びるし、それを「売り」にできる。
「実燃費がこんなに悪いぞ!」とクレーム付けられても、「行政の決めた測定方法ではこの燃費が出せるのです。」と逃げられる(笑)
実力はそうだとしても、ユーザーはまず「カタログ燃費」を満タン計測では出せないので、それを調べる事すらできない。
私もシエンタに燃費計が付いていなかったら、多分クレーム付けていましたね(苦笑)
ハイブリッドは「減速時に捨てられるエネルギーを回収して、加速の補助に使う。」事が基本ですから、回収ができない状態で走り続けていたら、その排気量に応じた燃費しか出せないですよねw- やっくんのおじさん [2010年8月25日 1:29]
- こんばんは。
Keiワークスでコンスタントに20km/lの燃費を出せると言うのは、ターボエンジンですから、かなり上級な燃費ドライバーだと思います。
私のCR-Zは、これまでの平均燃費が18km/lくらいで、ジムカーナ場では7~9と1桁です。最高燃費は夜中の田舎道で、23km/lでした。なお街中(20km/l弱)より高速道路(18km/l強)での燃費が悪化傾向にあるので、対策を検討中( ̄m ̄*)です。 - EP82-SW20 [2010年8月26日 23:03]
>やっくんのおじさんさん、こんばんは。 コメントありがとうございますw
お褒めに頂き、ありがとうございます(^^)
「燃費マネージャー」付けて燃料流量をみて、「上手くフェーエルカットさせる方法」を実践しているだけですけどw
それが無かったら、多分オーバー20km/Lは行かないと思います。
高速の方が街中より悪いのは当然とも思えますが、「悪化傾向」となると、ひょっとすると交換したタイヤの転がり抵抗かもしれませんね。
ハイグリップのスポーツタイヤはその分路面と密着する力が強いわけで、走行抵抗はノーマルタイヤより増えるし、高速になれば温まって更にグリップが良くなると思われます。- 真鍋清 [2010年8月29日 4:53]
- 小生のヴィッツ、プリウスやガソリン車ではシエンタの「足元にも及ばない」レベルですが、昨日那須まで往復した折、往路で10.9km/l、復路で14.2km/lでした!
この場合、エンジンオイルは注入後3000kmを超過しており、37℃(復路は34℃)の高温、さらに8割方エアコンオンという不利な条件下で、高速で分速2300-2500mをキープという高負荷にして10.9km/lというのは既に想像以上である上、復路はほぼ同条件(気温が3℃ほど低い以外は事実上同一)にして14.2km/l!!を記録、何か狐につままれた感が否めません。
復路は加速感が往路より改善され、老朽化したオイル(0W-50化学合成油)も内部洗浄効果を保ち、エンジン内部の洗浄が進んだことと相まって潤滑力が回復したと考えられますが、浦和の街でオイルを交換し(銘柄・グレードはそれまでと同一)、今度は14-15km/lを容易に保つことが出来る予感がしました!
小生のヴィッツは2004年式の1300U-Lで走行距離は78480km、これから10万kmにかけてが非常に楽しみです。EP82さんもKeiワークスの燃費記事をアップしていただけたらと思います。 - EP82-SW20 [2010年8月29日 21:19]
>真鍋清さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw
復路が燃費が良かったという事の推察ですが、那須は浦和より標高が高いからかと。
途中のアップダウンはあるにせよ、全体的に標高が高いほうから低いほうに移動する場合の方が燃費は向上する傾向に有ります。
燃費記事は最近アップしていませんねぇ(^^;)
今回ワースト19km/Lでしたけど、それ以外はエアコン使っていても20km/L切らないので、自分とすると話題性が余り無い気がして・・・(笑)
また機会を見てアップしたいと思いますw- 真鍋清 [2010年9月7日 1:48]
- 小生、9月4日から9月6日まで山形県酒田市および遊佐温泉に往復1000km、「大人の修学旅行」に出かけて来ました。
伴はもちろん愛車2004年式トヨタヴィッツ1300U-L、出発前にCVTフルードを交換、エアコンに添加剤を入れたこともあって東北道で34℃の猛暑+エアコンオンにも拘らず時速145まで一直線、郡山からはメルセデスE320CDIと追越車線でランデブーを組んできたほどです!
燃費はエアコンオン+変動著しい地高+猛暑という過酷な条件にも拘らず11.59km/l、常時130-140を保ったにしては期待以上だと思います。
復路ではあの高地の山形道で時速100までは無敵の加速、120と思っていたらアレヨアレヨと146km/h!!、エアコンは常時作動、それでいて燃費は11.9km/l、エンジンは逆にパワーアップして2万km時以上の鋭い縦Gを取り戻したほどです。そして昨日交換寿命に達したエアフィルターを交換し、タンクに切れた添加剤を補充してレスポンスさらに向上、今度は高速燃費15km/lを目指そうと考えております。 - EP82-SW20 [2010年9月7日 23:00]
>真鍋清さん、こんばんは。 コメントありがとうございますw
良い成績ですねw
電子制御スロットルでマニュアルモード無しのCVT、しかも2004年の頃のCVTなら私のシエンタと大差無い筈ですが、CVTフルードやエアコン添加剤のお陰なのか・・・。
MT車の4速のギア比くらいに固定できれば、高速ではかなり走りは楽しいと思いますが、その辺のギア比はどのくらいなのでしょうね?
それだけ速度を出していての12km/L弱は、「好燃費」ですねw