南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆どうなるのかな?

2013-10-30 22:25:09 | 生活

 1748新たな社会保障を構築するための『社会保障公法(The Social Security Provider Bill)』が10月28日、国会を通過。この法案では「社会保障公社(BPJS)」が新たに創設され、2014年に社会保障に関する活動が開始される。
 

Badan Penyelenggara Jaminan Sosial  (BPJS)ご存知でしょうか。金属産業FSPMI労組のボスが、社会保障準備委員会の会長を務め、強力に推進しようとしている。体の管理社会保障制度とでもいうのでしょうか。先日も書いたが、今、テレビで盛んにキャンペーンをしていて、来年一月から実施されるということになっているらしい。国が運営する健康保険制度のようなもの。現在多くの日系企業などが加入しているJamsostecなど4つの国営保険会社を、これ一本に統合してスタートする。

 

納税番号がある人や取れる人以外の自由業の人たち、例えば、トカンオジェックやカキリマやトカン何とかと言われている人たちはどうなるのでしょうか。日本のように何種類かの保険があって、それぞれの対象者に依って、保険の収め方も金額も保障の程度も違うが、一応、全員が加入することができるようになっている、そういう制度を実行するにはあまりにも、制度や運営の方法が不備というより、ほとんど何もないと言った方が良い。国民全員が対象の健康保険と言っているが、ほとんど、不可能のような気がする。

 

ジャカルタの健康保険との関係はどうなるのか、また、現在、保険に入っている人たちはどうなるのでしょうか、新しい保険に自動的に登録するのでしょうか、その時の、今までの保険会社との保証内容というか、金額の限度というか、そういうものは、支払い金額に依って違っていたはずだから、新しい保険制度の中では、やはり、掛け金に依って違ってくると思うが、同じ掛け金で同じ保証が得られるのでしょうか。

 

サラリーマンの場合、会社負担の従業員の負担の割合はどうなるのでしょうか、支払い金額が増えて、会社の負担割合が増えるのでは、経営側はたまったものではないし、その逆なら、労働者の負担が多くなる。

 

新たな保険公社(BPJS)の規模や資産は膨大になる、運営と非営利団体としての会計や資産の運用の透明性を疑う意見もある。インドネシア得意のコルプシの温床になる可能性を心配する声もある。透明性の確保など出来るわけがないインドネシアだから。

 

各会社の総務の人たちや経営者は、この事を知っているのでしょうか。話としては知っていても、内容、運用に関しては、知らないに決まっている。はっきりしていないのだから。どうなることやら、見切り発車の結果はどうなることでしょうか。

 

健康保険制度が確立しても、失業保険や労災保険、年金制度などなど、まだまだ、もっともっと先の話でしょう。

 

昨日のアンゴンとドッカル、違いははっきりしない。デルマンも。

 

昨日の反対側からEJIPの交差点。

保険 負担 保障


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