1003 解説者 コメンテーター 専門家 原発廃止論者、頭から福島原発の事故が原因と決め込んで、なぜそこに強力な放射能が溜まったのかを説明している。雨水が溜まりやすい場所と言っていた。雨水が溜まりやすい場所?地球上に無数にある。もっとたまりやすい場所も無数にある。それなのに、ここだけ、放射能が福島からわざわざやってきた特異地点(なぜか、ホットスポットといっている)だという。云っている本人が、云っていることが変だと思わないのだから仕方が無い。何故、無数にある水が溜まりやすい場所のなかから福島の放射能がここに集中したのかの説明が無い。誰一人として、原因は他に有るとしか考えられないと、云った人はいない。変だと思いませんか。蓋を開けてみれば、ラジウムだった。福島原発事故と関係ないことがはっきりした。キューリー夫人もびっくりである。
他にも高い濃度の放射能が検出された場所がある。その場所についても、図を示して、こういう場所だから、放射能が蓄積されたと説明している。なぜ、この場所かの説明になっていない。
もう一つ、変なことは、ラジウム放射能の人体に与えるダメージはセシウムの十分の一程度と専門家と言われる人が言っていた。心配する人は、福島原発と関係ないと云われたとたんに、次の発言が無くなってしまった。何十年前から発生源はここに在ったのでしょうか。そこの付近で生活している人達の内部被ばくの程度を心配ななくていいのでしょうか。そのあたりの人の被曝量のチェックを要求しなくていいのでしょうか。何かの病気の発生率と因果関係のチェックをしなくていいのでしょうか。こういう、放射能が放出されている場所は全国至る所にあるのかないのか、チェックしなくていいのでしょうか。
福島原発事故以前の全国各地の放射能の種類と蓄積量の分布図がなければ、事故後、新たに増えた放射能の種類と量が分からないと思いますが、心配の人達からそういう話が出てこないのも変だと思いません。プルトニュームなど、全国分布図が真っ先に必要だと思うのですが。専門家、原発廃止論者、推進論者みなさん、発言の根拠を目の前の現象だけで、それ見たことか、どんなもんだ、というような云い方をしているだけなので、論点がかみ合わない。ま、十年くらい過ぎれば、話題にならなくなるでしょうね。
不安定な同位元素、ラジオアイソトープはいつでも、どこにでもあるのだし、過去何十年間の世界中の原水爆実験や原発事故によってばら撒かれた放射能はどのくらいあるのか、知っている人はほとんどいないので、それらの放射能を心配する一般人はいない。こんな事態になっても、過去のことから現在までを知ろうと云う人は殆どいない。
奇妙 場当たり 無責任
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