一瞬、東京に仕事で戻っていましたが、ふたたび昨日から東尋坊。
大型休暇後半になると、そこはかとない祭の終わり感が漂い始めています。とはいえ、昨日はまだ土曜日。ランチタイム、おめあてのお店は満員、水族館のパーキングも満車。
行楽シーズン、観光地にはきちんともうけてもらいたいので、まあ、いいことだ。
そして我々の撮影もあと2日。きょうは東尋坊の断崖海岸でアクロバティックな撮影に挑むらしい。責任重大。
監督も撮影監督も1メートル90cmを超える細身の長身。繊細な少年のような監督と、ワイルド系でアゴヒゲが渋い撮影監督。どこに行っても目立つ。どうやら私がいなかった数日間、あちこちでゆきずりの人たちに食事をご馳走してもらっていたらしい。まあ、じゃあ、わたしがいない方がいいじゃない!って、すねてみたくなります。
でも苦手な食べ物があるらしい。糸をひくもの。筆頭が納豆。昨日はお味噌鍋の最後、ヤマイモの梅肉あえサラダがダメでした。「そのソースはなんで糸をひいてるんだ?」「ソースは糸ひいてないよ、ヤマイモの天然の粘りだよ」と言うのですが、糸をひいているということが怖いみたい。お味噌の鍋だってけっこう味的には難しいと思うのですが、それは「美味しい、美味しい」と食べてました。
ホタルイカの和風パスタも大丈夫。ホタルイカもフランスではほぼ見ないですけどね。
大福もちも苦手らしいので、私がよろこんで引き受けます。
今回、民宿には素泊まりなので、朝ご飯は和食ではなく、カフェでコーヒーとパンメニュー。
道沿いの「パリ屋」というパン屋さんが地元では人気で、店の前の小さなテラスで、クロワッサン、パンオショコラ、パンオレザンがぱくつけます。今回のフランス人は、メインの食事に限ってはコンビニで調達しない主義の人達なので、ホッ。
宿泊に関しては、緊縮財政ということで、地下の窓のない独房のような部屋(天井の高さやたら低くて1m70cmくらい。ちょっと背伸びすると頭がゴン)で耐えておりますので・・・食事はきちんといただきたい・・・
がんばります。