B面でかせごう!

京都なまりのフランス語通訳
*人見有羽子のポップでキュート*

初夏の色づかい。

2020-05-31 11:56:48 | ひとりごと

今朝の日曜美術館は、アート関係者が今、この時期に選んだアート作品を紹介していて、

あ、と思ったのが、原田マハさんが選んでいたゴッホの「星月夜」。渦巻く濃いブルーの夜空にいくつもの黄色い星がにじんだような光を放っている、前景左は、深い緑の糸杉?でしょうか。あの有名な作品です。

今回、あっと思ったのは、色づかいです。ブルー、黄色、グリーン、ちょうどテレビ画面を背景にして活けてあるミニブーケと同じ配色だったのでした。

それだけのことですが、ゴッホの絵画とわたしの部屋がちょっとリンクしたような、ほとんど妄想の領域ですが、こういうささやかな偶然もなんだか嬉しいのは、やはりそれだけ、自分の小さな周囲に敏感になっている結果かもしれませんし、こういう時期に少しでも喜びを見出そうとしている心の渇きのせいかもしれません。

このミニブーケは、夏を先取りしたような配色がさわやかでしょ。初夏の青い空、黄色い光、白い雲、瑞々しい緑。

ゴッホが孤独と苦悩のうちに描いた「星月夜」にも、生命への希求があるのではないかな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする