EMIRIO☆REPORT~雑貨ちょび読書たま~

☆日常生活を不定期レポするホニャララブログ☆

RDG レッドデータガール2

2009-06-04 | 読書小屋
      「RDG レッドデータガール2」 荻原規子著 角川書店刊

神霊の存在や自分の力と向き合うため、生まれ育った紀伊山地の玉倉神社を出て、東京の鳳城学園に入学した鈴原泉水子。学園では、山伏修行中の相楽深行と再会するも、二人の間には縮まらない距離があった。弱気になる泉水子だったが、寮で同室の宗田真響(まゆら)と、その弟の真夏(まなつ)と親しくなり、なんとか新生活を送り始める。しかし、泉水子が、クラスメイトの正体を見抜いたことから、事態は急転する。生徒たちはある特殊な理由から学園に集められていたのだった・・・!!
                      (あらすじより)

本当はお話が完結してから感想をレポートするのがいちばんなのですが、なにしろ面白いし、いつ完結するかもわからないので続巻の紹介です。5月に「もうすぐ2巻が出る頃や」と思って、1巻を読み直していたのであります。ワタシの勘もそー悪くないよのう・・・ひっひっひ。ちなみに1巻の感想についてはこちらをどーぞ♪ その際、「2巻のキャラクターが今から楽しみ♪」と書いたワタシ、我ながらするどいぞっ!!

待ちに待った2巻は、魅力的なキャラクターが続々登場します。真響に真夏、真澄に一条、ジーン・仄香(ほのか)に村上穂高・・・。荻原作品フリークとしては、ついつい「勾玉シリーズ」や「西の善き魔女」シリーズのキャラクターと比較してしまいます(マニアックでごめんなさい)。真夏は「薄紅天女」の阿高(あたか)に似てるナ、とか、穂高先輩は「西の善き魔女」のレアンドラのようだとか、カラスになってしまわれた和宮(わみや)くんは「風塵秘抄」の鳥彦王だ~と思ったり☆ まさに荻原作品のおいしいとこ取りといった感じです(笑)。しかし主人公の泉水子と深行のキャラクターは全くの未知数。これからどんなストーリーが展開されるのか3巻がますます楽しみです。みなさまも、ちょっとしたマンガよりも面白いので(って、最近のマンガ読んでないけど)ファンタジーに飢えている方がいらしたら、これはオススメですよ♪ 早く3巻が読みたーい。・・・もちろん、この本を読んでいる間「1Q84」はお休み状態でした。