本日は久しぶりに県図書に行ってきました。なんと今年度はじめて!!
バスを乗り継いで行ったのですが、道の空いた土曜日でもゆうに一時間はかかりました。車なら二十分弱で着くのに、やっぱり遠いな~。大分市内でも公共機関は結構不便です(田舎はもっと不便だけど)。
なにしに行ったかといえば、絵本・紙芝居作家のまついのりこさんの講演会に行ったのであります。絵本はかじる程度、紙芝居にいたってはまったく造詣のないえみりおですので、そのお話はとても興味深いものでした。講演中、私の大好きな絵本や絵本作家さんのことをまついさんも大好きだったと知り、とても嬉しかったというか、ホッとしました(なんじゃ、それは)。ちなみに「ちいさいおうち」や「はなをくんくん」かこさとしさんなどです。
なにより、御年75歳(くらいの)まついさんのお元気なこと!午前中二時間の講演に加えて、午後二時間の講演は30分オーバーして熱く語っていただきました。
なかでも感動したのが、絵本の話でも紙芝居の話でもなく(まついさん、スイマセン)まついさんが絵本作家となる前に体験された戦争の話でした。私の中の太平洋戦争といえば、教科書で腫れ物にさわる&年度末の時間調整でショートカットしたあらまし程度に習った内容と、オットのばあちゃんの二・ニ六事件当日の話くらいしか知りません。特に学者であり、反戦思想者として投獄されたというまついさんのお父さんの口癖「現象から本質」という言葉に深い感銘を受けました。
というのも、この「本質」という言葉については、少し前から自分の思考の中で折に触れ考えさせられるテーマだったからです。いや、決して堅苦しいものではなく、年をとると、「人生とは・・・」とか「真に生きるとは・・・」ということを若い時よりも深く考えるようになる、ということでしょうか(もちろん今もって考え中です)。それにしても私たちの日常生活はどれほど「現象」に振り回されていることでしょう・・・(しみじみりぃ)。
また、この夏はふと「私は憲法九条を諳んじることができるかしらん?」と思って、「九条=戦争放棄」しか知らなかった自分に気づき(何故か25条は覚えている)、ぶつぶつと夏の朝の開館前の図書館書架で暗記していたのでありました。かなりステキな条文&二項ですよ。皆さんは九条の文章知ってますか?
かなり脱線しましたが、まついさんの幼少時の戦争体験はそんな平和の大切さをしみじみ感じるものでした。とても貴重な時間でありました。私はインフルエンザ対策でマスクをしてたのですが、話を聞きながら涙と鼻水で顔がグシャグシャになってしまったので、マスクをしていて正解でした。
時間が下がったため、帰りのバスの都合で図書館内には立ち寄れませんでしたが、もしも、県図書に行くことがあれば、まついのりこさんの紙芝居をオススメします♪ 特に「おおきく、おおきく、おおきくなあれ」や「よいしょ、よいしょ」「かりゆしの海」は実演を観たのですが、とてもステキでした。
いろいろな観点から興味深く楽しめた実に有意義な講演会でした。
▲で、帰りにリサ・ラーソンの「ふくろう」買っちゃいました・・・
バスを乗り継いで行ったのですが、道の空いた土曜日でもゆうに一時間はかかりました。車なら二十分弱で着くのに、やっぱり遠いな~。大分市内でも公共機関は結構不便です(田舎はもっと不便だけど)。
なにしに行ったかといえば、絵本・紙芝居作家のまついのりこさんの講演会に行ったのであります。絵本はかじる程度、紙芝居にいたってはまったく造詣のないえみりおですので、そのお話はとても興味深いものでした。講演中、私の大好きな絵本や絵本作家さんのことをまついさんも大好きだったと知り、とても嬉しかったというか、ホッとしました(なんじゃ、それは)。ちなみに「ちいさいおうち」や「はなをくんくん」かこさとしさんなどです。
なにより、御年75歳(くらいの)まついさんのお元気なこと!午前中二時間の講演に加えて、午後二時間の講演は30分オーバーして熱く語っていただきました。
なかでも感動したのが、絵本の話でも紙芝居の話でもなく(まついさん、スイマセン)まついさんが絵本作家となる前に体験された戦争の話でした。私の中の太平洋戦争といえば、教科書で腫れ物にさわる&年度末の時間調整でショートカットしたあらまし程度に習った内容と、オットのばあちゃんの二・ニ六事件当日の話くらいしか知りません。特に学者であり、反戦思想者として投獄されたというまついさんのお父さんの口癖「現象から本質」という言葉に深い感銘を受けました。
というのも、この「本質」という言葉については、少し前から自分の思考の中で折に触れ考えさせられるテーマだったからです。いや、決して堅苦しいものではなく、年をとると、「人生とは・・・」とか「真に生きるとは・・・」ということを若い時よりも深く考えるようになる、ということでしょうか(もちろん今もって考え中です)。それにしても私たちの日常生活はどれほど「現象」に振り回されていることでしょう・・・(しみじみりぃ)。
また、この夏はふと「私は憲法九条を諳んじることができるかしらん?」と思って、「九条=戦争放棄」しか知らなかった自分に気づき(何故か25条は覚えている)、ぶつぶつと夏の朝の開館前の図書館書架で暗記していたのでありました。かなりステキな条文&二項ですよ。皆さんは九条の文章知ってますか?
かなり脱線しましたが、まついさんの幼少時の戦争体験はそんな平和の大切さをしみじみ感じるものでした。とても貴重な時間でありました。私はインフルエンザ対策でマスクをしてたのですが、話を聞きながら涙と鼻水で顔がグシャグシャになってしまったので、マスクをしていて正解でした。
時間が下がったため、帰りのバスの都合で図書館内には立ち寄れませんでしたが、もしも、県図書に行くことがあれば、まついのりこさんの紙芝居をオススメします♪ 特に「おおきく、おおきく、おおきくなあれ」や「よいしょ、よいしょ」「かりゆしの海」は実演を観たのですが、とてもステキでした。
いろいろな観点から興味深く楽しめた実に有意義な講演会でした。
▲で、帰りにリサ・ラーソンの「ふくろう」買っちゃいました・・・