EMIRIO☆REPORT~雑貨ちょび読書たま~

☆日常生活を不定期レポするホニャララブログ☆

カイゼンマン、えみりお

2010-03-28 | report
ここ数年の懸案事項だったのが、西奥四畳半の倉庫と化した衣裳部屋の改造でした。
フリーマーケットで売れ残った洋服がいっぱい詰まったクリアケースや、使わない電化製品、絨毯などが雑然と置かれており、極めつけは、ふたつの洋服ダンスの開きが(モノに塞がれて)開かないという、どうしょーもない状態だったのです。ビフォー・アフターのたくみー、たすけてくり~(しかもタダで)。

しかし世の中そんなに甘くないのは百も承知、自分の力で今年の衣替えまでにはなんとかしたい!との思いから、先日の三連休を利用してついに実行!コンセプトは収納グッズを買わずに現状を改善する、です。洋服ダンスを隣の部屋に移動させたり、フリマの服は翌日の衣服ゴミにすべて出しました。たまった雑誌も、収拾のつかなくなった紙袋もほぼすべて捨てました。使わない絨毯や古いこたつは外の倉庫に大移動。そうしてやっとこさ、衣料品を整頓する空間ができあがりました。そして残った、私のドンビキするくらい大量の洋服たち・・・。


            
         ▲ゴミ袋がたくさんあるのでまだ部屋全体を写真で紹介できない状態。

まー、似たよーな服の多いこと、多いこと。
戒めとして、天井から衣装を吊るし、洋服の管理をすることにしました。
新たに購入する場合はここの内容を確認して、一枚捨てるくらいの覚悟でのぞまなければ!と自分に誓うえみりおです。でないと、天井が抜けます。あ、衣替えはまだしていません。やっと衣替えできる状態になっただけの話。とりあえず衣装ケースや洋服ダンスが空になって嬉しいという感じです(笑)。


              

ついでに隣の部屋に漫画や文庫をしまう本棚を設置しました♪(←さすがにこれは購入)
今まで段ポールに入って暗い納戸で湿気と戦っていた可哀想な本たちを救出いたしました。
なんとなく本たちも気持ちよさそうで私も嬉しいです♪


   ▲ゴミステーションで拾ったお菓子の缶には数年に渡り海岸で集めたシーグラスや貝を収納。

・・・拾ったり、捨てたり、片付いているのかいないのかよくわからないあたしんちです。

かのこちゃんとマドレーヌ夫人

2010-03-28 | 読書小屋
          
     「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」 万城目学著 筑摩書房刊(ちくまプリマー新書) 

かのこちゃんは小学一年生の元気な女の子。マドレーヌ夫人は外国語を話す優雅な猫。
その毎日は、思いがけない出来事の連続で、不思議や驚きに充ち満ちている。書き下ろし長編小説。                            
                                                  (あらすじ抜粋)

ご無沙汰してました! 生きてましたよ~。なんとか。
いや~、レポートしたいことが色々あったのですが、寒いやら忙しいやら・・・(いいわけ)。
その間、このツンドラフリーズ状態のへっぽこブログにお立ち寄りいただいた皆さまに感謝でございます。


さて。何から更新しようかな、と考えあぐね、読書小屋からスタートしました。
こちらのマドレーヌ夫人は、その名の示す通り、こんがりマドレーヌ色のトラネコちゃん(なぬっ!)。
そう。我が家のとらっぱちと同じ、アカトラのネコなのです。
もう、それだけで心臓のどまんなかを打ち抜かれたような設定です。
かのこちゃんはマドレーヌ夫人の人間の家族にして名づけ親。
こちらも「ひょっとしてあの主人公の子供では・・・」と思われる興味深い設定です。

細かい感想を書くとネタバレになってしまうのがマキメ小説の辛いところで、大雑把な感想しか書けませんが、
やはりマキメ小説は面白い、と書いておきましょう。かのこちゃんの友情(「ふんけーの友」)エピソードは傑作です。

例えば、もしタイトルロールのマドレーヌ夫人が登場しなかったとしても(!!)、
つまり、かのこちゃんの小学校ライフ小説だったとしても、十分楽しめる一冊となったでしょう。
言いたいことは、つまり贅沢な一冊だという事です(←まわりくどいんや)。


          
          そしてこちら我が家のマドレーヌ男爵。

蛇足ですが、ワタクシはこの種のネコのことは「茶トラ」と呼ぶのだと思い込んでおりました。「アカトラ」、なんですね。
ちなみに上海ではこのアカトラを大きく育てると福が舞い込んでくると言われているそうな。
ダイエットやめさせようかな~、と密かににもくろむ黒えみりおです。