EMIRIO☆REPORT~雑貨ちょび読書たま~

☆日常生活を不定期レポするホニャララブログ☆

寒波レポート

2011-01-30 | 食に関するエトセトラ
今年は本当に寒い冬ですね。大分市も昨日から雪がちらついています。
実は、前回寒波の夜、激しい頭痛から大量に吐きました(←汚くてスイマセン)。

頭痛で嘔吐など初めての経験で、びびったえみりおは、翌日病院へ行きました。
そこで生まれて初めて「CTスキャン」撮影をし、初めて病院でカード払いしました
(まさか精密検査を受けるとは思っていなかったし、ATMもなかったんで・・・というか
カードが使えてよかったです)。 

幸いにも頭に異常はなく、恐らくは持病の目・首・肩のコリがこの寒波でさらにこわばり、
偏頭痛・嘔吐を引き起こしたのでは・・・という診断でした。 現在は処方された
ビタミン剤と、サロンパス(自分で買った)、肩周辺をぐりぐり回してコリほぐしの
日々です(とほほ)。 皆様もお気をつけあそばせ。

そんな体をこわばらせながら歩く通勤コースに、最近新しいルートが加わりました。
つい先日まで大友屋敷の発掘調査しとったやーん、と突っ込んでしまいそうな
大きい土地に、気づけば大きな道路がでーんとできてました。
おそらくは陸橋撤去工事にともなう迂回路 (と、いっても本線並みの広さ!)
として作られた道路です。
          
        ▲歩道はまだまだ工事中。こんなところまでカワイイ気配り人形が☆
        
職場に行くルートとしてもばっちり使えるのですが、いかんせん、道が大きくて風が
吹きっさらし状態。この季節に歩くのはあまりオススメしませんな。


☆話は大きく変わって、職場の食堂ごはんです~☆ 
今まで運営していた業者が今年度限りということで、現業者さん最後の学食。
私は二年という短い期間の利用でしたが、おいしいごはんありがとうございました!


そしてこちらは昨日ごはん。刺身にできるほど新鮮なサバを竜田揚げにしました。
ポイントは、ショウガ・酒・醤油で漬け込むこと。そして、あつあつのうちに食べる
こと! あ~、美味しかった~。田舎産の干し椎茸と切干大根も炊きました。
大根が甘くてこれまた美味~♪でした。

とらっぱち☆ショー

2011-01-23 | ぐーっぱち模様
          
          ▲ん~? (隣になんかおるで・・・)
          
          ▲そんなに似とるかにゃ?

          お題「とらっぱち百面相のまき」 
          
          ▲また写メェ? (このパパラッチ家主め~)
          
          ▲い~だっ
          
          ▲かじかじ。
          
          ▲つん。
          
          ▲・・・って、まだ撮っとんのかーっ!
          
          ▲もー、わかった、出るわ
          
          ▲そして残されたとらの穴。

相変わらずのネコばかですんまそん。

ぞぞばなし

2011-01-22 | report
昨年末は、久しぶりに実家に帰省いたしました。
一人暮らしとなってしまった父親も、だいぶ元気を取り戻し、私たち子供ら以上に
エンジョイしている(感じがする)毎日のようです。

我々の帰省にあわせ、北海道のタラバガニや山で掘った自然薯トロロご飯、
県南の豪華な刺身、佐伯名物ハレの日練り物「くじゃく」などで迎えてくれた父。
食べものづくしの、のんびりした(でも寒かった!)年末年始でした。
そんな穏やかな年の瀬に、突然父親のホラー告白タイム (?) が始まりました。
以下はかいつまんだお話ですが、怖い話が苦手な方はこの先はお避けください。

   題「おとうちゃんのむかしばなし」 
                    半分酔っぱらってた収集者・えみりお

父の母の母(私の曾祖母)は、「神様を呼び出し、話せる人」でした(えええっ!?)。
地元街では有名な女性で、お偉方から商売人、庶民までと様々な相談に「応えて」
おったそうです。

父はそんな曾祖母の初孫として、とても可愛がられ、母の実家に帰った時は
よく「仕事」に連れて回ったようです。
例えば、「今所有している株をすぐ売るべきか否か」というケースでは、
「まだ売らんほうがいいと神様は言っている」と応え、仕事帰りにこっそり
「まさお、かぶちゃあ、なんか?」と聞かれたことをはっきり覚えているそうです。
もちろん、このケース、株を売らなくて正解だったようでして・・・。
ある時は「まさお、今神様が降りてきたぞ」と、それを示すローソクの現象を
教えてくれたりしました。

そんなある日、父の家で暮らす後入りのおばあが、急にしゅんと動かなくなりました。
意地が強く、体格も頑丈で、活発ばあちゃんとして有名だったので、周囲は
「一体どうしたんや」ということになりました。

そこで、これまで母方の実家にあまりいい印象を持っていなかった父の家でしたが、
ひとつ曾祖母に見てもらおうじゃないかと、はるばる街から歩いて来てもらった
そうです。 (当時は「まだまだ車も電話もないけれど~♪」の時代)

早速座敷で、前述したロウソクがなんとか~で神様をお呼び出しして、
座敷の畳の下の土がなんとか~(スイマセン、あまりにリアルで、恐ろしくて
よく覚えていません)の儀式を行うと、

 「お前は誰じゃ~、でてこいっ!!」 
    と曾祖母が叫ぶやいなや、ぐったりしていたおばあが

 「こんなところにはおれんっ!!」 

と後ずさり、座敷の戸を蹴破って外に飛び出していったそうです。
そして、後に残された関係者はみな凍りついた (←父は当時未就学児)。

  「この声は谷をはさんだ向かいの●●ばぁやんか・・・」と。

そしてあんなにしょんぼり元気のなかったおばあが、裸足で帰ってきて、
「あら、みんな集まってなんしよんかえ?」とケロリ。

つまり、おばあに、谷向かいのばあちゃんの生霊が憑いていたという事件です。
意地の強いおばあが、所有する山の使用をめぐって向かいのばあちゃんに意地悪を
言ったようで、それを根に持った向かいのばあちゃんが恨んで恨んで取り憑いた、
という訳です。

「まさおや、どんな理由があっても人を恨んだらいけん。 こうして生霊で憑き、
払われたらお返しが恨んだ人間に倍になって返ってくるけんな・・・」

事実、その向かいのばあちゃんは、一年たたずに亡くなったのでした。
周囲の人々は「返礼を受けた」と信じているのです。 

・・・というわけで、お前たちも人を恨んだらいけんぞ、と父は最後に締めくくった。
2010年の暮れ、血のつながりがないとはいえ、おばあの子孫にあたる我々姉弟は、
年末の豪華な料理とお酒を前に心身共に凍りついた・・・。
「取り憑き」たくも、「取り憑かれ」たくもねーよー・・・。
夏が定番の怖い話は、冬に聞いてもやはり怖かった。

               ※

常々父は信心深く、先祖供養や菩提寺・神社への寄進に積極的でしたが、幼児期の
体験が現在の父の信仰心のあつさに繋がっていたのだ、と確信しました。
この信心というのは、単に宗教的なものではなく、人間の付き合い方そのものと
関わっているものだと思われます。
電気も電話もなかった時代だからこそ、人々は「敬い畏れる存在を確信」し、
それ故に人間同士も「畏れ敬い合う」ことができたのかも知れません。
一方、満たされた現代人は「共通に確信できる畏れ敬うものが存在しない」ために、
人に対して不遜な態度が取れるのかも・・・と思いましたね(最近のせちがらい事件とか)。
いや、もちろん断言はできないし、各時代ごとに善悪はつきものですけれど。

いずれにしても、ほんの数十年前まで「こんな世界」が「こんな身近」に存在していた
とは。なんだか、「安倍清明の怨霊退治」とか、「源氏物語」の六条の御息所の生霊が
より生々しく感じられるようになりました。
寒い年の瀬のおはなしでした。

前略、雪です!

2011-01-16 | report
昨日は一日曇天で、たまに吹雪いたり、とても寒い一日でした。
吹雪いているときに婦人部の用事で各世帯を回った私はおバカちゃん。
真っ白になった後には、ダウンコートがびっしょり。つ、つべたい。

いつもの寒さとの違いを痛感したのが、その日の夜です(つまり昨夜)。
ふとんに入って寝ていると、顔が寒い。

さらに細かく表現すると、空気が冷たすぎて、鼻の中が冷たい。
雪国の人々の冬の寒さを少しだけ、感じました。大分市も冬はそれなりに寒いけど、
やはり寒さの種類が違うのでしょう・・・。

      
      ▲とらっぱちも昨日は一日中こたつの中でしたが、

      
      ▲たまに出てきて、ちょびっとだけ遊んだ。

外出中見かけた、真っ黒のノラニャンコは背中に真っ白な雪をしょって道を横切って
おりました。いったいどこで暖をとり眠ったのでせう・・・。


        
        ▲ホントやにゃ~

セレンディピティ

2011-01-15 | report
寒波到来、ですね。大分市内もついに雪です。

縁側を歩きかけたとらっぱち(アカトラネコ満2歳♂)が、思わず左前足を「くきっ」と持ち
あげたまま、一分近くフリーズして雪を眺めている姿を、後ろから同じくフリーズして
眺めるアブナイ四十路直前のえみりおです。

ところで、皆さんは「セレンディピティ」という言葉を耳にしたことがありますか?
と、たずねる私も数年前までは全く知りませんでしたけれど・・・。

答えはズバリ「偶然と才気によって、さがしてもいなかったものを発見すること」。
物理学者レントゲンによるX線の発見や、細菌学者フレミングによるペニシリンの発見
など、ノーベル賞級の発見がわかりやすい例だが、心構えしだいでは、わたしたちの
毎日の生活のなかで体験しても、不思議ではない・・・・(偕成社文庫の帯より抜粋)

昨秋、ふと手にとって読んだ福岡伸一さんの本「生物と無生物のあいだ」に
この言葉が出てきて、「どこかで見た記憶があるなぁ・・・」と思ったのでした。

・・・ちょびっと閑話休題・・・
          
       「生物と無生物のあいだ」福岡伸一著 講談社現代新書

およそ理化学系分野に縁のない私ですが、この本は面白かった!
「生命とは何か」というテーマのもと、ノーベル賞にまつわる人間模様から、
DNAのしくみ、たんぱく質の構造まで、巧みに分子生物学の入門書になっている一冊です。
その証拠に読了後、図書館が「分子生物学」という硬~い本を購入したのですが、
パラパラめくっていると(←仕事上、乱丁・落丁などがないかチェックしてます)
いかにも無機質な分子記号も、福岡先生がわかりやすく書いてたあの構造だぁ・・・
などと、ほんの少しだけ親しみがもてましたから(←単純)。

それにしても分子生物学の解説力も、文学的文章力も、言語力(理系研究に英語は必須)も
兼ね備えているなんて、お顔は「くいだおれ人形」みたいですけど、福岡先生すごいです。
そして、あらゆる理系研究をなさっている皆様方の知力と努力と忍耐力に乾杯です。
※蛇足※
残念なことに、この本の面白さを伝えるにはあまりにも理系でない&文章力もないため、
「読書小屋」ではなくこちらの「レポート」で紹介しました。
こんな稚拙な文章でも、ちょびっとでも興味をもった方は読んでみてくださいませ♪


          
       「セレンディップの三人の王子たち」竹内慶夫編訳 偕成社文庫

話は戻って(そしてまた離れてゆきますが)、こちらの本が「セレンディピティ」の
語源となったペルシアのおとぎ話です。
王の命令によって旅に出た三人の王子が、途中で出会う難問をつぎつぎと解決し
ついには思いがけない幸運を手に入れる・・・という物語。

昔話らしく、王子たちは比較的簡単に(スマートに)難問をクリアしているので、
現在(主に理系分野で)使われている「セレンディピティ」という言葉とは、少し意味合いが
異なる内容ですが、あくまでも語源ということで。
純粋におはなしとして、とても面白いです。 こちらも、気になる方はぜひどうぞ♪

ところで最初に、私が「セレンディピティをどこかで見たことがある・・・」記憶は、
二年前の図書館だよりに学長が寄稿されていた原稿のタイトルだったのです。
《言葉の語源が知りたい人は、いつでも雑誌を見せますよ》と書いてあったので
早速お借りして (今頃!) コピーしたのが下の写真です。

          
      ▲「ミクロスコピア」という理系雑誌のコピー。この雑誌のおかげで
       「セレンディップの三人の王子たち」を読むことができました♪

雑誌には、某大名誉教授の「セレンディピティ語源探索記」が掲載されてますが、
その探索は困難を極め、頼った図書館員もお手上げだったようです(←私は笑えない)。

しかし教授はほとんど執念、といってもいいほどの探究心で、語源となった昔話と
その言葉を作った人物を探し出します。そして、その人物の著作物が日本の大学図書館に
マイクロフィルムとして収蔵されてあることを突き止め、とうとう入手します。
こうして集められた資料から、さらにあらゆる角度で「セレンディピティ」という言葉を
分析・考察していくのです。・・・すごすぎます。

福岡先生の本を読んでも感じたことですが、この「執念」と「探究心(好奇心)」、
「忍耐力」と「緻密さ」の積み重ねの上にはじめて理系の「セレンディピティ」は
存在するのだと思います。



固~い文章となってしまったお口直しに、あま~い、スイーツを紹介します♪
いつもいつも職場のHさんが差し入れてくれるケーキです♪♪
(職場の休憩時間に食べるには、あまりに贅沢すぎるスイーツです!)
モンシェールトントンのケーキ、美味しかった~。もぐもぐ

寒中お見舞い申し上げます。

2011-01-09 | report
2011年が始まりましたね~!
やはり、年末年始は全く更新できなかったえみりおでした。
今年もぼつぼつレポートして参りたいと思います。

          
        ▲卯年ということで、300円ショップでうさぎ貯金箱購入です。


▲とらっぱちそっくり?              ▲新年初買い物は食器乾燥機でした♪


▲座椅子ナフコ初売り1480円ゲット!(狙ってた) ▲撮影してたらとらっぱちが遊んで~☆

          
          
          ▲今年もアンタの写真撮りまくっちゃるけん~

          
          ▲赤キリムを西部屋に敷きました。
           冬は赤色がこっくり映えていいっす~。

寒い日々が続きますが、皆さま、体調をくずさぬようあたたかい冬を過ごしてくださいませね。