EMIRIO☆REPORT~雑貨ちょび読書たま~

☆日常生活を不定期レポするホニャララブログ☆

本日、フリキュー

2011-05-31 | report
日曜日に休日出勤したので、本日は振替休日です。
のんびり、掃除・洗濯・読書デー♪

毎日、朝に余裕があるので、テレビをつけていることが多いのですが、ワイドショー
番組が多い中、異彩を放っているのがテレビ東京系列の「パスタ」。
この時間帯に韓国ドラマをぶっつけてくる感覚がすがすがしいです。

韓国ドラマといえば「チャングムの誓い」しか見たことなかったのですが、他局の
ラインナップがほぼ同じなため、ついつい「パスタ」をつけてしまいます。
無理やり例えると、韓国版「王様のレストラン」でしょうか?
しかも、日本語字幕つきの韓国語バージョンで視聴しています(マニアック)。
日本語吹替はちょっと演技過剰な気がするのかな~。
とはいえ、家事をしながらちょこちょこ観ているので、あまり内容わかってないん
ですけど(笑)

ドラマといえば、最近は「グリー」も見ています。こちらも面白い♪
最初は全然カッコいいと思えなかったフィンが、すっかりイケメンに見えます。
「グリー」は日本語吹替で視聴してます(これは合ってる気がします。特にチア部の
スー先生はクール!)。

待ち望んだ「RDG 世界遺産の少女」がやっと入荷したので、今ゆっくり読んでます。
東京27日発売で、大分は30日発売って・・・やはり、大分は東京から遠いんですね。
昔、「少年ジャンプ」の発売日遅かったもんなぁ(今もそうかも?)。

インターネットがある分、最新情報が得やすいもんだから、現実とのギャップに
「おっそーい」とぶちぶち文句言ったり。 便利の弊害ですね、こりゃ。
あまりインターネット情報に依存しないようにせねば☆ ちょっと反省。

          
とらっぱちは、せっせとお化粧中。後ろから見ると、まさに「茶色のまり」です♪
(そして、この後彼はカギがかかっていなかった玄関から脱走しました。今回は庭の
すみっこで無事確保・・・もとい捕獲。困ったなぁ~。)

いわくの一冊

2011-05-29 | report
今回レポートする内容は、このブログを読んで下さっている皆さんに対して明らかに
一方的で情報不足ですし、決して良い気分になる内容ではないかも知れません。
あらかじめご了承くださいませ。そして、ごめんなさい。m(--)m

先日、読書小屋で『僕は、そして僕たちはどう生きるか』について感想を書きました。
そしてその小説の中に書かれてあった「少女を汚した図書館の本」と思われるものを
読みました。読みながら、ああ、この本に間違いないな、と確信しました。

無心で読もう! と心がけたつもりですが、何せ梨木さんの小説を先に読んでしまって
いるため、どうしてもかたよった読み方になったかも知れません。その影響もあるか
もしれませんが、やはり到底納得できる内容ではありませんでした。

この作者は、「普通」の女の子の気持ちが知りたいと書いているくせに、本心から
知ろうとは思ってないからです。その証拠に、女の子の意見や声が全く出てきません。
ただ一方的に、一部の女の子に対するこの人の「感想」です。あっけらかんと「撮影の
後、いつもその女の子と連絡が取れなくなります」と書いていますが、この一行で、
それがどれ程「異常」な結果なのか読み取れる小中学生がどれくらいいるでしょうか。 
この人の「普通」って一体何なんでしょう?

私はこの作者の映像作品を見たことはありませんが、とても女性の「普通」を映した
シロモノではないようです。もちろん判断の公平性を担保したいけど、聞いただけで
おぞましいというか、観ることを拒否したくなるタイトル・・・これが「普通」?

もし「ジェンダー論者がうるさい」のひと言で一蹴するなら、一般読者としてたまっ
たもんじゃありません。ジェンダーに関係ない観点から言わせてもらえば、構成が
一方的で公平性に欠けるし、真摯じゃないし、極めつけは、作者のメールアドレス
明記という配慮のなさ!

それでいいのか、ここの編集者及び出版社。
取り扱うテーマがテーマなのだから(出すなとは言わない)、だからこそ、人選も
含めてより慎重に、吟味に吟味を重ねて真摯な態度で本作りに取り組む必要があった
んじゃないでしょうか。それがよりによってー言いたくないけどー単にR-18指定
(しかも「異常」系)の本が、子供向けの易しい言葉でリライトされて、子供の本
コーナーに平然と並んでいるような安易な内容です。単に「普通が知りたいだけ」
と表現する言葉の凶器。

大人向けに出版された本だったらまだいいです。内容がかたよっていようが、女性
読者が作者に直接メールで出演交渉の連絡を入れようが、出版の自由、大人の自由、
大人の自己責任。だけど、この本を十代の、小中高学生を対象とした図書として発行
するということはどういう意味をもつのか。 例えば、どうして世の中に年齢制限
というくくりが存在するのか、どうしてこの作者のような職業があるのか・・・といっ
たことを「きちんと」構成に加えられなかったのか。

しかし、それ以上にアホだったのは、私自身。 本来、このような感想を偉そうに
言える立場ではありません。何といっても読まずにこのシリーズを推奨していたの
ですから。はっきりいって、無責任で最低なヤツです。けれど、反省して、今回の
「いわく図書」をきちんと読んだつもりなので、感想を書いたことを許して下さい。
ここのシリーズの何冊かは本当に愛読していて、それは今でも変わらないのですが、
それだけで全てを信じる愚かな人間だったのだとあらためて認識しました。再びガ
ツンと後頭部を殴られました。

だけど、図々しくも今回は学ばせてもらったと、前向きに捉えたいと思います!
(だからこそ、敢えて批判的な図書の感想レポート書きました)
というのも、指摘された本も、梨木さんの小説も、同じ出版社から出ているからです。
それは、そこで働く編集者が全て同じ意見ではないのだ、という意思表示、そして
それができることこそ全体主義への反旗であり、真摯かつ良心的な行為だったのでは
ないかと思えるからです。人間は過ちをおかす生き物です。だけど、反省することも
できます。むしろ、失敗した後の方が大切なのだと示してくれたと思ってます。
それは、この愚かな読者にとっても救いでありました。

ニッポンの嵐

2011-05-26 | report
新しい職場へ来て初めて知ったのですが、昨年、全国約4万の小中高校に
「ニッポンの嵐」という本が寄贈されたそうです。 
その名のとおり、あの、ジャニーズの「嵐」が、日本各地をナビゲートする本でして。

なんでも国土交通省観光庁が小中高校へ寄贈のみの非売品で発行したらしく、
それがなぜか巷に流出し、ネットオークションで高額落札されて話題に(問題に?)
なったそうです。 皆さん、知ってました? 私は全然知りませんでした~☆

          
             ▲こちらがその表紙

簡単に言うと、嵐と観光ガイドがコラボレーションしてる本といいましょうか。
嵐の写真集?と思わないでもないところが、ファン垂涎の一冊なのかも知れません。
しかし、なんでわざわざ「非売品」にする必要があるのかしらん~? 別に一般販売
してもいーじゃん・・・と思っていたら、本屋さんで『一般発売になりました!』と大き
く告知してました。 よかった、よかった♪ 販売されるのは「ポケット版」1000円。
寄贈版が26センチくらいの大判なので、それより小さいってことなのかな? それは
それで、寄贈版の本にプレミアがつきそうな予感がしなくもありませんが・・・。
ちなみにこちら、生徒にも好評の一冊です。あらためて「嵐」の人気を感じます♪

ノラニャンコ

2011-05-22 | report
          
          ▲目つき鋭く、「グルルルル~」

最近、庭にノラニャンコ親子が居ついています。写真は母ちゃんネコ。最初は子猫三匹
だったけど、いつの間にか二匹になっていました。警戒が厳しくて、なかなか子猫の
写真は撮れません。

それで困ったのが、とらっぱち。 びびりながらも興奮して、外に出たがって☆
実際、早朝縁側を網戸にしていたら、脱走しておりました。過去に経験のあるえみりおは、
「どうせそんなに遠くには行っちょらん」と冷静で、家の周りをチェックすると
案の定、西側の倉庫の前で瞳孔開けてこちらを見上げるでかい茶ダヌキ発見。
・・・腰も引けてるし、もう絶対、ノラニャンコには見えません。
「やれやれ」と思いながら、ゆっくり近づいていき、抱っこ捕獲。
網戸にツメを引っ掛けて脱出する知恵をつけてしまったので、以来窓は開けていません。
暑いよ・・・。

さらに深夜から明け方にかけて、とらっぱちがニャーニャー鳴くので困ってしまって
ワン・ワン・ワワン♪ の最近です。早くノラ子ニャンコたちがひとり立ちせんかなぁ。

ワンコ世界ふしぎ発見!

2011-05-21 | report
「デカワンコ」のDVD(ドラマ本編)を見るにつけ、ワンコ・ワールドに新たな発見が続々♪
あらかじめ、内容に興味のある方のみ、時間のある方のみ、ご覧下さいませ。
そして、マニアックすぎる感想に、願わくば皆様、引きませんよーに・・・。

クリアな画面で見ると、ちゃんこさんの表情がめちゃくちゃ面白かったり、気になって
いたボスのしぐさやセリフの謎が解けたり・・・で、だんだん視点がマニアックになって
いる自分がコワイのであります(苦笑)。

ボスの謎・解決その1
6話にて、「今夜はオレのおごりだ!」「よし、行こうぜ!」と発言した太っ腹ボスに
「おおお~」と喜ぶ13係。その後のボスのセリフ「○○○」に対して、13係一層大きな
「おおお~」。その「○○○」がどうにも聞き取れず、とても気になっていたのですが、
「遠慮するな!」と判明。「おおお~」と今度は視聴者の私が納得。
字幕機能、サンキュー。そして、あらためて、ボスかっこいい~♪

ボスの謎・解決その2 
9話にて、ワンコの部屋に13係が全員集合し、ワンコの「それにしてもよく13係全員
集まりましたね!」というセリフにボスとコマさんが腕時計を見あわすシーン。
その行動に「???」でしたが、その前のセリフ「13係全員集合だな。何時だ?」に
反応した行動だったと判明。「おおお~」とまたまた視聴者えみりお納得。土曜の夜は
「8時だヨ、全員集合!」ねー。 よく考えれば、デカワンコ番外編は
内容もシチュエーションも「全員集合」だったし、ボスのセリフ(過去のシーンに)
「いってみよう!」という言い方は、もろいかりや長さんだったですね。番外編の 
コマさん、ヤナさん、ちゃんこさんのヘン顔も志村けん&カトちゃんだった・・・。
キリさん&デュークは「ドリフ世代」じゃないからヘン顔はなかったんだ、たぶん。
刑事モノのオマージュだけでなく、全員集合まで取り入れるデカワンコのふり幅の広さ!

ヤナさんのアドリブと思われるつぶやきもバッチリチェック☆
最終話のボスの最後の決めゼリフに対して「いいこと言わねぇ~」って・・・。
色々ボソボソ影でつぶやいてたんですねぇ。それも、その前のコマさんの「ほら、ボスが
いいこと言うぞ~」というアドリブらしきセリフを受けてのつぶやきだったと思うと、
役者同士の息の合った掛け合いに感心します。 大体ヤナさんとコマさんのコンビは特に
意気投合している感じがありますよね。さらに言えば、ふたりの突っ込みを自由にさせて
いる(のかな?)他のメンバーの息も絶妙だと思いますヨ。

そして忘れちゃならないのが、ワンコに対するヤナさんの「本頭突き」。
結構ガチで入ってますネ。ワンコちゃん、本当に痛そうな顔してるし、大倉さん自身、
「主演女優に嫌われる、いちばんやっちゃいけないこと(をした)」と告白してます。
5話の「リア充だっ!」とヤナさんがワンコにウエスタンラリアットするシーン(?)も
ワンコのノドにしっかりヤナさんの腕が入って、ワンコちゃん本当にびっくり苦しそう
でした。クランクアップの抱擁を見ても、二人の愛情表現は、格闘技系のようですネ。

さて。ワンコこと多部未華子ちゃんは、ショートフィルム「真夜中からとびうつれ」に
出演しています。だから「番外編」の時、髪が短かったんだね~。この作品は、雑誌
「真夜中」とのコラボレーションフィルムで、インターネットで無料公開しています。
気になる方はぜひチェックしてください♪ 「正統派かわいい未華子ちゃん」の空気感が
たっぷりで、すがすがしいです。(内容については、芸術的すぎて私にはよくわかりませ
んでしたが・苦笑)

さらに、映画「源氏物語」で葵の上、年末頃?に「デカワンコ」、そして来年6月には
舞台「サロメ」に主演するそうです♪ 宮本亜門演出、成河(チョウ・ソンハ)、
麻美れいという超豪華共演陣! 新国立劇場 中劇場にて公演予定ということです。
おそらく、ソンハさんがヨカナーンで、麻美さんがお母様なのでしょう・・・?
「ワンコ」とは対極の作品(となりそうな気がする)ので、今から楽しみだな♪
(東京で観てみたいよー)


▲ふーん。また「ワンコ」か。「ニャンコ」じゃにゃいんか~、とあくび (ヒドイ顔)

デカワンコ DVD-BOX

2011-05-17 | report
          

じゃ~ん、ついにこの日がやってきました。 予約していたデカワンコDVDです♪
全放送プラス特典映像  イエーイ!
さすがに、全てを見る時間的・体力的余裕はなく、まずは映像特典チェックから。

「撮影現場は笑いの絶えない、いい雰囲気」とは、HPやドラマから伝わってきて
ましたが、こうして、出演者のインタビューを見ると、やはり、とってもいい現場
だったみたいですね。これからDVD購入を予定している人の楽しみを奪っては
いけないので詳しくは触れませんが。

しかし、これだけはっ! 出演者それぞれのクランクアップのシーンです。
な、泣けました。 特にワンコのクランクアップ。私ゃ、スタッフでも身内でもない、
いち視聴者なのに、「未華子ちゃーん、おつかれさまでしたぁ~」と拍手しながら、
涙、涙。 

彼女の爽やかな涙は美しいです そんな彼女を温かい拍手で見守る出演者さん
たちの表情も本当に素晴らしい。そして、出演者みんなと抱擁。まさに愛と絆、です。

包容力ある素敵なシゲさんこと沢村一樹さんとハグしたあと、未華子ちゃんが、
「ボスぅ~」と泣きながら抱きつく場面などは、涙、涙 (←私はティッシュで何度
鼻をかんだか☆)。 ボスこと枡毅さんもきっと涙をこらえていたんじゃないかナ。

コマさんはすでに私服の吹越満さんに戻っていて(その私服姿がまたカッコいい!)、
優しく抱擁したあと(キャー)、キリさんこと手越くん、デュークこと水上さん・・・と
ワンコちゃんは順々にイケメンハグしていったのでした♪

・・・そして最後はヤナさん。ヤナさんこと大倉孝二さんの笑えるワンコ大抱擁を見て、
それに爆笑するみなさんを見て、「ああ、13係全員が、多部ちゃんLOVEだったんだ
なぁ」と確信しました(笑)。

ちゃんこさんはすでにクランクアップしており、ワンコ抱擁が見れず残念でしたが、
未華子ちゃんのお誕生日おめでとうシーンでしっかり「気づいていると思います
が・・・好きです!」
と告白していたので満足(?)です♪ あと、現場の吹越さんが
とても朗らかだったのにはびっくりしました(勝手にクールなイメージがあったので)。
22歳になった未華子ちゃんに「うらやましい。ずっと仲良くしてくださいねッ!」と
言ういい方と笑顔が、格好はコマさんなんだけど、コマさんじゃなくて、とても素敵
かわいかったです。

キャストだけでなく、スタッフの皆さん方の愛も伝わってきました。こうしてチーム
ワークの良いドラマが完成していくわけですね。 これはパートⅡが楽しみだな~。
もちろん、これからじっくり時間をかけてDVD本編ドラマの方もチェックしまっす。

僕は、そして僕たちはどう生きるか

2011-05-16 | 読書小屋
           
      「僕は、そして僕たちはどう生きるか」 梨木香歩著 理論社刊


ひと言でいって、打ちのめされた作品です。 タイトルからもこの本が、読書小屋で紹介
した、吉野源三郎著「君たちはどう生きるか」のオマージュ的作品であることは間違いあ
りません。 主人公の名前もそこから由来した「コペル君」ですし。そして、もちろん、
内容も・・・。

ですが、そんなことではなく、私は本当にがく然としたのです。少なくともここ数年、
本関係の仕事にたずさわった人間として、少なくとも「君たちはどう生きるか」に
深い感銘を受けた一人として。 私は吉野源三郎さんが「君たちはどう生きるか」を
通じて伝えたかった本質を、本当には理解できていなかったのだと、自覚しないわけ
にはいきませんでした・・・。偶然にも私は、仕事の企画の一環として「君たちはどう
生きるか」を選んでおりました。けれど、私にそれを偉そうにすすめて、紹介する権利
はなかったように思います。

最初書店で「僕たちは、そして僕たちはどう生きるか」を見かけた時、「なんてタイムリ
ーなんだ♪」と単純に喜び飛びつきました。好きな作品のオマージュを(タイトルを見て
すぐピンときた)、好きな作家が書いている!こういうめぐり合わせにわくわくしながら
本を読み始めました。しかし・・・。

ストーリーがバレてしまうため、詳しいエピソードは控えますが、図書館で見つけた、
信頼厚い出版社の、信頼厚いシリーズの「中高生向けの本」であるはずの一冊が、ある
ひとりの少女をめちゃくちゃにしてしまったのです。その一節を呼んだ瞬間、血が逆流
しました。「え、まさか!?」。小説の中では、もちろんその書名は記されていませんで
したが、私はすぐ思い当たりました。ちょっとドキッとするタイトルがかえって正直な
感じでもあり、開き直った感じでもあり、カッコイイ感じでもあり、イマドキな感じで
もあり、中高生が手に取りやすいカワイイ表紙。少し過激なタイトルかもね、と思いつ
つも、「○○出版社の○○シリーズやけん、大丈夫か~」と盲目的にブランドを信じ、
中身を読まず書架に入れた記憶のある本です。自分は興味ないけど、ここの本なら大丈
夫!などと勝手に太鼓判を押していたのです。けれど、それは危険な行為でした。
私が思った本であろうとなかろうと、確実に、そんな経緯を辿ったと思われる一冊が、
(小説とはいえ)、少女を損ねてしまったのです。「無条件に信頼するあやうさ」に
ついて、梨木さんは、具体的に警鐘を鳴らしているのです。

誤解のないように書きますが、これは「人を信じるな」ということではありません。
「盲目的に信じるな」、ということです。「自分の考えを持て」、ということです。
そのために「自分の判断力を養え」ということです・・・と思います。それは時に勇気の
いる行為だったり、困難をともなう作業かも知れません。ひと手間かかる作業かも知れ
ません。しかし、それをめんどくさがってはいけない、「君たちはどう生きるか」は
そういうことを伝えています。そこに感銘を受けたはずなのに、こんなに簡単に堕落して
全体主義化している自分にがく然とするのです。良書として無条件に信頼していた『事実』、
その方程式を好きな作家から「完全に」否定された『事実』に打ちのめされるのです。

梨木さんの鳴らした警鐘は、架空の話だったかもしれないし、現実の話だったかも
知れないけど、あまりにもつらい指摘でした。周りや過去の評価ではなく、作品
そのものの評価を自分でしなければならない、また、そんな評価をできる判断力を求め
られているのだと感じました。小説に出てくる、少女を壊したその本を悪書として糾弾
するつもりはありません。しかし、私はその本を読むべきでした。そして、自分がそれ
をどう感じたか評価・判断することが重要だったと後悔するのです。今それを読んで
も、たぶん梨木さんに影響を受けすぎた読み方しかできないでしょう。
それでも、読んでみよう、読んでみなければ・・・と思います・・・。

ある本の言葉を思い出します。「戦争は戦争の顔をしてやってこない」。戦争だけで
なく、すべての「邪(よこし)まなもの」「我欲をたくらむもの」はそんな顔をしては
やってはこないのだと。優しい顔して、普通の顔をして、カッコイイ顔して、クール
な顔をして、私たちに近づき、私たちを取り込んでしまう。

人の評価ではなく、自分の評価で物事を見極めねばならないと考えさせれれた一冊
でした。 「自分の判断力」というものを、日々困難にぶつかりながら開発途上中の
子供たちに対し、(これを、「成長」というのか!) 大人がそれを導かねばならない
最低限の責任があるのだ、と(偉そうな意味ではなく)。 そのために、私たち大人は
子供以上に日々の生活、仕事や、友情や、信頼や人間関係を深めて、自分の判断力を
磨いていかねばならないのですね。オススメの一冊、というより、ノックアウトされた
本です。 自分の堕落を自覚するたびに、恐らく、何度も読み返すことになる本だろう
と、思ってます。

うまいタネ。

2011-05-14 | report
「捨てるな、うまいタネNEO」という本を読み、早速アボカドのタネを植えてみました。
成功すれば、観葉植物のような立派な葉に成長するみたいです。
もしも発芽に成功すれば、ブログでレポートしますね。

          
          ▲写真のタネ、実は上下が逆だった?

こんなして、半分タネを地上に出しておくなんて、面白いですねぇ。
ちなみにタネの平らな方が下。しかしながら、このタネはじゃがいもみたいにまぁるく
て、どっちが上かよくわからなかったです。が、写真で見える部分がどうも平らな気が
して、撮影後上下反対に植え替えました。

水栽培でもオッケーです。やはり半分から下を水に浸けるようです。その場合、数箇所
爪楊枝をさして、器のクチにひっかけるとよいみたいです。
台所で栽培すると、日々変化がわかっていいかもしれないですね♪
特に今の時期栽培しやすいようなので、アナタもトライしてみませんか?

芽吹きさえクリアできれば、あとは比較的簡単に育つもよう。
しかし、これで実がつくかといえばそれはまた別のお話。アボカドは実をつけさせるの
がとても大変な植物みたいです。

それでふと思い出したのが、絵本「じめんのうえとじめんのした」。
植物について最初に知るのに適した福音館書店のかがくの絵本です♪

待ち遠しの5月

2011-05-12 | report
ネットで本チェックしていると、いよいよ「RDG4」(レッドデータガール)が今月27日に
発売されることを発見!

毎年この時期に発行されていたので「そろそろだろう・・・」と思っておりました!
う~、待ち遠しいな~。 さらにチェックを進めていると、なんと「RDG4」公式PVなる
動画もあり、まるで宮崎アニメ映画の予告編のようなクオリティの高さにびっくり。
さすが、売上げ累計25万部となると扱いが違いますね。 そして、そこにはなんと、
5巻の予告までもがっ。 今秋発売予定! 嬉しいです。

さて。今回のサブタイトルは「世界遺産の少女」。物語はいよいよ佳境へ・・・と宣伝
してました。「あらすじ」を見過ぎないように注意しなきゃいけないな。 これ以上
ネットチェックするのはやめておきます。楽しみは27日までとっておかねばのう・・・。
「RDG」については過去の「読書小屋」で紹介しておりますので、気になる&時間も
ある、という方は、ご覧になってくださいませ(角川銀のさじHPがいちばんかな♪)。

そして忘れちゃならないのが、その前週18日発売の「デカワンコDVD-BOX」です。
こちらもとても待ち遠しい。あと少し、もう少し。 「リターンズ」放送時に10名に
DVD-BOXプレゼントとあったので、一応、ネット応募したのですが、なななんと
応募総数87838件と、キーワード付きにしてはものすごい数だったようで、
これで当たった人は一生分の運を使い切ってしまいそう (いやわからんが)。
せっかくならその運を宝くじなどで昇華させたいともくろむ私にとって、事前
予約は賢明な選択だったと言えるでしょう(←単なる負け惜しみ)。

「ザ・テレビジョン」恒例のドラマアカデミー賞で「デカワンコ」が見事作品賞・主演
女優賞・監督賞を受賞した模様です♪(パチパチ~) 昨日発売の「ザ・テレビジョン」に
「デカワンコ」関連の記事が掲載されているようなので、あと少し、もう少し・・・じゃ
なくて、仕事に行く前に本屋さんに寄ってチェックしようっと。

緑のグー。

2011-05-11 | report
連休最終日、山香町の「SING BIRD」というイベントに行ってきました。
ひとつの丘(小山?)の中にある、個人宅の敷地内での音楽・アートイベントです。

          
          ▲「グリーンカレー」500円。
           スパイスやココナッツの風味がやみつき~

緑の中のでみせも、スローフードや手作りジャム、手作り雑貨、摘みたてバラなど
こだわっているというか、とてもオシャレでした☆ (そしてとても美味しかった!)
午後からスタートの音楽祭。まさに「スローな生活」といったスタイルです。

          
アイリッシュ音楽の演奏、アコーディオン、バイオリン、ウッドベース・・・どれも
この緑の空間に生えますね。「ホームワイド」のコマーシャルで流れるアイリッシュ音楽
の演奏もありましたヨ(気になる方は最寄のホームセンター「ホームワイド」へどうぞ。
店内でいつも流れているアレです)。 普段は夜にライブ活動しているというミュージ
シャンも、このナチュラルな雰囲気にかなりとまどいながら、ジャズやブルースといっ
た渋い歌を披露してくれました(笑)。



       ▲子供たちは元気いっぱい! 木登りやぶらんこに夢中でした。

       ▲開放された台所は、やはり「スローな生活」の世界! 
        雑誌の表紙になりそうです。

ちなみに私は、音楽に耳を澄ましながら、隣の田んぼで私のちいさな友達たちと
レンゲを摘んで蜜を吸ったり、草相撲をしたり、サッカーやドッジボールをして遊びました。
連休最終日に、笑って、体を動かして(田んぼの中で大コケしたけど)、鳥のさえずりの
シャワーを浴びて・・・と、とても癒されました♪

はじめてのおつかい

2011-05-07 | report
おととい、久しぶりに私の実家へ行き、途中、佐伯の祖母の家に寄りました。
大分を朝早く出発したので、ちょっとした手土産は佐伯のスーパーで買うことに。
じいちゃん、ばあちゃんももう年なので、食べやすい果物を選ぶことにしました。
買い物袋を忘れたため、支払いの際にレジ袋を頼むと、レジ係のおばちゃんが
「おつかいですか?」と聞いてきました。

「???」 (「袋が必要か?」の念押し? 「はじめてのお使い」のつかう?)
ぽかんとして「おつかい??」とつぶやく私に「贈り物ですか?」と訳してくれて
へぇぇぇ! おばちゃんは少し上等な紙袋に果物を入れてくれました。
私、佐伯で育ったのに、 この言葉の使い方はじめて知ったよ!と駐車場で待っていた
オットに力説したのは言うまでもありません。そして、お墓参りも無事終わり、田舎
で少しゆっくりしたあと、蒲江町まで足を伸ばしました。


  ▲「道の駅かまえ」は大にぎわいでした。(写真がなくてすいません)
    右の焼き牡蠣(一個300円)は「みが小さいけん200円でいい」だって。
    刺身や塩ゆで用のさざえなど蒲江の海の幸を買いました。

最後に佐伯市内のなじみの海産物屋さんで海草乾物をゲット。ここ清家海産の海草は
わかめがにくあつで、寒天もたっぷり、量もたくさん、磯の香りまでして、サラダに
最適! 我が家の大好評乾物なので、ひと袋300円を5袋大人買いました(笑)。
さらに港近くの海市場で渡りガニ(Hカニ)やアジ・サバ・するめの干物を購入☆
食べるいりこもゲットンです。これが旨味満点、カルシウム、カルシウム♪

          
          ▲わしへのおみやげはなっすぅぃんぐ?
ハイ・・・ありません・・・。 ブログを書いてる現在の、私の左ななめ横のとらっぱち氏。
これでひざの上に乗ってくれたら最高なんだけどナ・・・。

本日は、美容室なり。

2011-05-04 | report
連休後半、突然思い立って、美容室に電話しました。
混んでて無理かなぁ~と思いきや、意外にお店は余裕、余裕。
連休中って、みんな他所に出かけているんですね。 ラッキー♪
いつも混雑している美容室なので、本当にラッキーでした。

その美容室前の広場に、もんのすごいコスプレの若者たちが☆
恐らくジャンプのキャラクターとか(なると?)、アニメのキャラクターと思われる
のですが、ジェネレーションギャップのため、大半が何のコスプレかわからないのが
つくづく残念でした。 30年くらい前のアニメなら、比較的マニアックなやつでも
ばっちりわかるんだけど・・・。 男の子も女の子も見事になりきってたし、上手に
着こなし&メイクしとったワ~。一般の人がいっぱい写真撮ってました(コスプレし
ている子たち自身も一般人のようでしたが)。私は携帯を不携帯だったため、撮影で
きず。 よって、写真はありません☆

美容室では毛先にパーマをかけてもらいました。 毎朝髪が跳ねて、跳ねて大変で。
クセ毛があるからなおさらです。 これで少しはまとまってくれるでしょう♪
その後、オットとセール中のお店へショッピングに行って、夕方はオットの幼少時
からの友人たちがやって来て酒盛りトークで盛り上がりました(その後彼らは居酒屋
へと向かった)。オットの友人は強烈なインパクトを持つ人々が多くて、ものすごく
面白いです。 久しぶりに腹の底から笑いました。 明日は田舎に墓参りです。

黄砂に吹かれて

2011-05-03 | report
本日は、久しぶりにオットと湯布院へ行ってまいりました。
二人で湯布院へ行くのは約一年半ぶりくらいでしょうか。

黄砂に吹かれて、さまよう旅は~♪ ということはなく、行きなれた道を連休は
各地からの車が多いと判断し、由布院駅の駐車場に車を止め、町をゆっくり歩いて
散策するという慎重安全コースを設定しました。 これは正解でした。

 
     ▲ゆふいん駅とその天井♪

          
          ▲昼食はいつもの「泉そば」から金隣湖を臨む♪

          ▲「ギャラリーあり」のネコさんず。

          
          ▲ギャラリーに入るやいなや、オットのひざに座りたがって、
           すぐさま「ゴロゴロ・・・」
           とらっぱちではありえないっ!(かわいすぎる~)
           オット、ベンチからこのまま動けず☆
          
          ▲そしてネコぐい呑みをゲット。
          
          ▲中もいい味出してます♪
          
          ▲ネコ目的で、イヌゲットン♪
          (だって、この存在感がカワイかったんですもの~)
          
          ▲こちらは「ギャラリーブルーバレン」にてゲットン。
          
          ▲なんとなく、形状や雰囲気がルーシーリーっぽい♪
 
     ▲ブルーバレン定番の流木オブジェくん(右)。
       久しぶりにトイレのブルーバレンコーナー(?)に
        新メンバーが加わりました(十何年ぶり?)。