EMIRIO☆REPORT~雑貨ちょび読書たま~

☆日常生活を不定期レポするホニャララブログ☆

魔の宇宙空間

2009-03-29 | report
           ▲ファンタ「スティック」!

大変遅くなりましたが、WBC優勝おめでとうございます。個人的には今年のオフシーズンに、近くのショッピングセンターで内川選手のトークショー(野外)があったことを思い出します(見てはいないのですが)。そののち、日本代表に召集されて、守備に攻撃に大活躍して・・・いやはや。

スポーツといえばルールや専門用語がつきものです。例えば高校野球やプロ野球の実況で耳にする「ウチュウカン」という言葉、私は最近まで「宇宙間」という無重力状態なくらい捕るのが不可能な恐るべき魔のコース(空間?)のことだと思っていました。「右中間」が正解・・・で合ってますかね?サッカーにしても未だオフサイドの判断がわからん私です。スポーツつながりで無理矢理ですが、バカポンパパの格好でサーブを頭にぶちくらうパチンコCM面白いですね。小沢真珠・朝丘雪路さんバージョンも大笑いしましたが。

写真はソニーのウォークマン。すでに我が家にある「i-pod」は車で使っているので私の通勤・ジョギング用にもうひとつ欲しいなぁとツネヅネ思っていたのですよ(ほとんど走らんくせに)。電機店の「i-pod」コーナーの前で「17800円かぁ~」とため息をついていると店員さんが「今日はウォークマンがお買い得ですよ」と声をかけてくれました。私のイメージではウォークマンとは懐かしのカセット・ウォークマン。学生時代帰省の必須アイテムでしたよ。あれはカッコいいけど重いのよね・・・と思いながら売場へ行くと、「パソコンにCDを落として入れるタイプですよ」と売場のおばちゃん。そーです、今ではUSBメモリースティック状態で500曲入る&ラジオ受信okでなんと4980円!! 決定です。たくさん曲が入る1万円バージョンもあったのですが、「i-pod」経験上、何千曲もいらんです。500曲でじゅうぶん。あんまり安かったので別売りのマーブルイヤホンを買ってしまった☆ いろんな色があって楽しいな。

ただ、売場のおばちゃんにひと言だけ。とっても接客上手な親しみやすいおばちゃんだったけど、「マッキントッシュ対応じゃない」または「ウィンドウズ対応です」と言っていただきたかった。ウォークマンの付属ソフトがマックでインストールできなかった瞬間、私がフリーズしましたよ(・皿・)。うちにウィンドウズのノートパソコンがあって本当に良かったです・・・(ホッ)。

春雨サラダ

2009-03-24 | 食に関するエトセトラ
      ▲ピエトロドレッシングを混ぜただけのつまみ~

今晩のサラダは春雨サラダ。茹でた春雨にオリーブオイルをかけるとツルツルッ!といただけると聞きまして、早速作ってみました。香りづけにしようと思ったごま油をちょうど切らしていたので(が~ん)、急きょ冷蔵庫のごま醤油ドレッシングをかけてみるとこれが大正解!う~ん、怪我の功名ってやつ??春雨パスタという感じで腹持ちするおつまみになりました♪(ちなみにメインディッシュは平凡な野菜炒めデス・・・)

レオタードの女

2009-03-23 | report
          ▲昭和通りの交差点(ガレリア側)にあります

殺人事件小説のタイトルではございません。恐らくこの一年間、私ほどこの写真の彫刻「レオタードの女」をバスから眺めて感想を心の中でぶつぶつつぶやき続けた人間はいないのではないでしょうか(あぶねえな)。というのも、たいていこの彫刻の前で信号待ちするんですよネ、朝のバスが☆

ある日は「(彫刻的に)太りすぎじゃねぇですかい?」と思ったり、ある日は「いや、この体系にこそ美しさとリアリティがある」と思ってみたり。またある日は「レオタード着てこのポージングはないでしょ~」と疑問を抱いてみたり、ある日は「この彫刻を掃除する人ってちょっと恥ずかしいかもね~」と思ったり・・・。とにかく彼女を見た印象、森羅万象、それは当たり前に見つめ感想を持ち続けた通勤のシーンでした。

そしてその先、春日神社の近くに「パジャマの少女」(←私が勝手に命名)像があります。この彫刻はまだ少女らしく細いラインで、あどけない感じがいたします。パジャマ少女は彫刻にふさわしい(?)美しさ・繊細さがあるのですが、その一方で何か物足りなさを感じ、「レオタードの女」の圧倒的な存在感に気づかされます。う~ん、「レオタードの女」恐るべし。

4月からはこのバス路線を利用しなくなるので「レオタードの女」&「パジャマの少女」の思索の旅は打ち止めとなります。この路線はボルトが刺さったビルがあったり、福田平八郎の生家跡碑があったり、思わず心が洗われる、「和」な水色の朝顔が咲くフェンスがあったりと、とても好きなコースでした。新たな路線でどんな風景の発見があるか楽しみです。

春の便り

2009-03-21 | report
      ▲花びらというか、麿(まろ)の縦バージョンというか・・・

春といえば春高バレー。今年は大分から男女合わせて3校が出場です(東九州龍谷高校が優勝シードだったみたいで)。残ったうちの一校は今度姪っ子が春から通う高校です。思わず応援に力が入る私で思わぬ春の便りです。

センバツ高校野球が開幕。今年は大分から明豊高校と大分上野ヶ丘高校の二校が出場。明豊高校には是非南こうせつさん作曲のさわやか校歌を甲子園で歌ってもらいたいな~。上野ヶ丘は60年ぶりのいわゆる「特別枠」出場。文武両道、県下でもダントツ人気の進学校です。私が毎日利用するバスの窓にも紙で作った手作りの「上野ヶ丘がんばれ!」的横断幕が貼られています。ちなみに私が4月から働く付属図書館はこの高校のすぐ近くなので、個人的に思わぬ春の便りとなりました。

最後に下のブログをアップして気づいたコト。とらっぱちのおめめの上に縦の桜の花びら模様があることを発見!まさに思わぬ春の便りです。花びらというよりは「バルタン星人」みたいですけど。ということでニックネームは「ばるたん・とら」です。

只今、アイロン中

2009-03-20 | ぐーっぱち模様
            ▲はい~?

最近アイロンかけの時、とらっぱちは正面のカゴの中でそれを見ています。時々背中やツメをなめたり、窓の外の音にニャニャニャ!?と反応したり。

いつの間にかカゴが小さくなって、カゴ横幅がもみ~っとまるく弧を描いています。アンタでかくなったんだねぇ、とらっぱちよい。

偶然の報告書

2009-03-19 | report
         ▲ワシにはまったく関係ないにゃりね

偶然、会計検査院の年次報告書を受入しました。先日「プリンセス・トヨトミ」を読んだばかりだったので、この絶妙のタイミングにちょっとびっくり☆ まー、年度末ですし、こういった報告書も必然ではあるでしょう。ちなみに「調査相談」という専門的な資料として分類されるので、普段なかなか目にすることがないマニアックな一冊です(もちろん見たいと請求すれば誰でも閲覧できます)。

その巻頭ページにはきちんと「会計検査院は内閣から独立する機関である・・・」といった文章がしっかり明記されておりました。架空の人物とはいえ、「あ~、松平さんや旭さんやミラクル鳥居はここで働いてるんだなぁ」「ミラクル鳥居はこの報告書を書かずに仕事をため込んだのだなぁ」などと思いを馳せてしまいましたよ。もちろんこの中に「大阪国」なる検査報告はありませんでしたが☆(念のためチェックする私もアホや~、忙しいくせに~)

それにしても驚いたのがその資料のぶ厚さ!ゆうに1500ページは超えていましたよ。よくある中身スカスカの報告書と違って、びっしり文章が詰まっていたし!(しかもほとんど意味わからんかった)これを毎年出版するだけでもひと苦労というもの。加えて「実地調査」という実務が伴うのだからまことにまことにご苦労さんです。国民のほとんどがその存在すら知らないわりに、容易に想像できる過酷かつ重要な業務(そう)。帽子もかぶっていないのに脱帽してしまうえみりおです。

チャペック通販

2009-03-16 | report
           ▲ほんの一部でございやす

久しぶりにカレルチャペックの通販を利用しました♪エジプト展を一緒に見に行った姪っ子が高校受験に無事合格し(パチパチ~)、私は私で4月から大学図書館にとらばーゆすることになりまして、お祝いやら自分の買い物やら、なんやら☆かんやら☆

何よりカレルチャペックのこの春の新作ダイレクトメールのラインナップがかわいかったんですヨ。キッチンタオルに、スリッパに、ノートに、紅茶に、バジーくんの布とアップリケに~。アップリケは4月から使うエプロン(これは100円ショップで買った!このメリハリが私の買い物のボインツ☆)と、写真のスリッパに早速つけました♪

森永ビターチョコレート

2009-03-15 | 食に関するエトセトラ
         ▲限定パッケージ・・・だそうです

サヴィニャックのポスターが印刷された森永ビターチョコレートを発見!
おそらくミルクチョコレートはふたりの日本人姉弟がでっかいチョコレートを一緒にかじってるパッケージなんでしょうね(残念ながらミルクチョコは売り切れていた)。

この絵はサヴィニャック好きにもチョコ好きにもたまらないポスターでして、写真のポスター版も(これはリビングに)、ミルクチョコレートのポスター版も(これは寝室に)しっかり飾っています。あとお気に入りはフランスの老舗クッキーメーカー「LU」のポスター(これはこのパソコンのまん前の壁に)。・・・結局私はくいしんぼうなのだと実感いたします☆

最近キッチン事情

2009-03-14 | report
       ▲ブルーベリースムージィーにハマってます
        冷凍ブルーベリー、ヨーグルト、牛乳と砂糖を
        ミキサーにガーッとかけるだけ~♪

最近のうちの台所の三種の神器は「重曹・片栗粉・まな板シート」です。重曹は以前紹介したように、キッチンまわりがピカピカになるスグレモノ。片栗粉はグリルの中に水を溶いて入れておけば魚を焼いても顔パック使用済み状態で簡単ポイできる。これにはさすがにカンド~した~。まな板シートはまな板に敷くだけで肉・魚を切った後もお掃除ラクラクラク(おおっ、ラクすぎてラクをつけすぎた!)。しかも具材をフライパンに確実に入れることができるときましたよ。ホラ、まな板でそれをするとレンジまわりにちょびっとこぼれちゃうでしょ?その点これは便利です。100円なんて、偉すぎるぜと感心する私です(しかも「銀イオン」「抗菌」らしいです。その効果はイマイチわかりませんが)。

さらば、富士号・・・

2009-03-12 | report
            ▲富士~ィ、カムバーック!
            (と叫んでいるか定かではない)

明日、寝台列車「富士」の大分発東京行きが最後を迎えます。私はテツコさんではありませんが、仕事帰りによくその日の運行を終えた「富士」がゆっくり格納庫(整備庫?)に移動しているのを見ていたので寂しいです(-ω-)。「この列車は東京に行っていたのネ」と思いながらトロトロ走る姿を見ていました。もうこれから見ることはないのか・・・。ブルートレインという名がふさわしい、青く美しい列車でございました。翌土曜日は東京発大分行きがラストということで地元のテレビ(「かぼすタイム」など)が大分駅で生中継するみたいです。

列車で図書館・・・といえば西村京太郎先生でしょうか。日本列島あらゆる路線を網羅して、殺人事件は起こりまくります。実は読んだことがない私ですが(ドラマはあります!)、仕事でこのシリーズを手に取るたび、いつも脱帽しています。ちなみに私の記憶では後ろの著者近影はたいてい舞台となった鉄道駅付近で撮られているみたいで近影写真に歴史ありです。ちなみに著者近影でいちばんゴージャスな作家さんは山村美紗先生でダントツ決まりだと私は思います☆

雑誌のおまけ衝動買い

2009-03-11 | report
           ミトン柄となんとなく合ってます

「キャス・キッドソンへようこそ2」(1300円)という雑誌のふろくにバッグがついていました。今どきの雑誌ってスゴイ~☆本物の(本格的な?)キャスのバックは結構いいお値段するので、花柄バッグが欲しい人間にとっては本誌で商品チェックもできるしおトクな雑誌。とはいえ完璧ふろく買いだぁ。たぶん私は編集部の思うツボ読者(笑)。考えた末、台所のレジ袋入れにしました。花模様が春の雰囲気出しています♪

つかいみち

2009-03-10 | report
         ▲カリカリから缶詰にベア昇格要求!
         と、このヒトがいちばん狙ってる!?

定額給付金なるものを日本国民はもらえるそうな。うちの街は事前に届く用紙に振込先を明記して返送すれば後日入金されるらしい。と、いうことはホームレスさんのように住所不定の方・通帳を持たない方にはお金が届かない?たとえホームレスになる前に真面目に税金払っていた人でも?もちろん給付業務をいきなり振られた自治体はこうするしかなかったでしょうし、限界でもあるでしょう(なにしろ「自治体」ですから)。つまり政府の一度限りの現金支給対象はあくまで「いま選挙権がある世帯」ということですよ。これで選挙対策じゃないなんて笑わせるよね~、フッフーン。

なぁ~んて考えながらも、政治的発言は全く似合わない、「ど・無党派層」、結局はもらえるもんはしっかりといただくというえみりおです(だけど今の与党に票を入れるとは限らな~い♪)。ウチの場合はオットとふたり暮らしなので12000円×2。何に使おうか。旅行?ETCの機械の設置?それともレストランで食事か居酒屋?
旅行は夫婦の休日が合わぬのでプー。とらっぱちもいるし。ETCは土日祝オットが会社で車使うので(土日祝高速道路一律1000円利用の)意味がないためプー。ということは食事?しかしこれまたオットの帰りがいつも遅いため微妙・・・。

5月といえば車の税金を払う月。固定資産税請求もくるし。そうそう、6月の住宅ローン保証の保険払いも忘れちゃいけない☆ 税金での給付を税金への支払いにあてそうな我が家。減税してくれた方がよっぽど嬉しいあたしンちです(あ、でも消費税上がるんだっけ・・・)。

マイてっぱん番組

2009-03-08 | report

毎日欠かさず見るテレビってありますよね。
突然ですが、わたくし的てっぱん番組は

月曜日 朝のニュース(時計代わり) 夜のニュース(少しだけ)
火曜日 朝のニュース(時計代わり) 夜のニュース(少しだけ)
水曜日 朝のニュース(時計代わり) 夜のニュース(少しだけ)
木曜日 朝のニュース(時計代わり) 夜のニュース(少しだけ)
金曜日 朝のニュース(時計代わり)、「ぐるナイ・ゴチ限定」
土曜日 「めざましテレビ・土曜日のにゃんこ」、
    「虹色ジーンの海外レポ」、「人生の楽園」
日曜日 「平成教育委員会(予備校?)」

サッカーシーズンになると試合放送や「速報Jリーグ」「OABプライムニュースの月曜トリニータコーナー増田's EYE」が加わります。不特定に「ガキ使」「探偵ナイトスクープ」「タモリ倶楽部」「クールジャパン」「世界の車窓から」「なんでも鑑定団」「週刊ブックレビュー」「関口宏のサンデーモーニング」。

どーでもいいことながら、我ながら渋いラインナップ。特に「人生の楽園」こと「じんらく」はてっぱん中のてっぱんで、いつも自分の老後のあり方を考えさせられます。いかりやさんがお亡くなりになった時「じんらくはどーなるんだ!!」と心底心配したのですが、今ではすっかり西田敏行さんにほくほく馴染んでます。伊藤蘭ちゃんから菊池桃子ちゃんに変わったのもすぐ慣れることでしょう。じんらくの後にあった「ぽかぽか地球家族」も大好きだったのですが、残念ながらなくなりました。「土曜日やなぁ」と思いながら楽しく見ていたのに。同じく「日曜日やなぁ」とほのぼのするのが「平成教育」です。数あるクイズ番組の中でもこの番組がアットホームでいちばん好き♪ 個人的には平成小僧(←こんな名前か?)の声をどんな人が担当しているのかお顔を見てみたいです。

これに4月からは土曜時代劇「居眠り磐音」が加わりそう。磐音シリーズ第3弾。あのメンバーに癒されるのは私だけではないのでしょうねぇ(お年寄りが多いのかも知れんが・・・)。

まったくの余談ですが、私はいつも「世界の車窓から」と「ぽかぽか地球家族」を「せしゃそう」「ぽかち」と略して言ってます(した)。とーーーーーってもいいづらいのですが、ほとんど意地で(笑)。さらに余談ですが、今日の「関口宏のサンデーモーニング」で、東京駅改装の話題があり、昔の構内彫刻が見つかったそうです。その一つが「豊臣秀吉の兜」文様だったそうで・・・。東京駅を設計したこの建築家、実は先日紹介した「プリンセス・トヨトミ」に出てくるんですよね。タイミングいいな~。こういうエピソードまで万城目さんは知ってたのかなー?と朝からひとり静かに興奮してました(そしてこの高ぶる気持ちを誰にも伝えられない)。
かぁぁぁぁぁつ!! あっぱれ!?

・・・どーでもいいレポですいません。

マトリョーシカ3連発!!

2009-03-07 | report
             ▲3セットでも大家族です

いよいよ魅惑のJリーグ開幕!わが大分トリニータは残念ながら開幕戦を落としてしまいましたが、名古屋グランパスは強いチームなので仕方ないです。いきなりグランパくんに当たったのが不運なだけ。詳しいゲーム内容は未確認ですが、金崎くんとウェズレイがゴールしたみたいで嬉しいです。それより堅守のほころびが気になるところ。守備統率者モリゲ(「モリゲ」ってあだ名はどーなんよ?)、西川くん頼みまっせ!今晩のサッカーニュース要チェックやなぁ。あ~このシーズンがやってきたわ~。わくわく。

さて本日の本題は、最近我が家に加わった3セットのマトリョーシカ人形の紹介。左奥黄色のお馴染みマトリョーシカは「ハイル」で買ったオルゴール。手動でくるくる回すと思いがけずロシア民族音楽に癒されます。残り2セットは「カントリーマーケット」で買ったロシア産マト。特にこけしマトは変わりモノでしてスカート部分が「半か丁か!?」のカップ的入れ子になっています。いちばん大きいマトに底ぶたがあり収納します。「カントリーマーケット」では定期的にロシアから仕入れているそうで、「赤ずきんちゃん」や「白雪姫」といった童話マトも不定期入荷してるそう。マトリョーシカ人形に興味のある方、要チェックですよん♪

プリンセス・トヨトミ

2009-03-05 | 読書小屋
      「プリンセス・トヨトミ」 万城目学著 文藝春秋刊

このことは誰も知らない。五月末日の木曜日、午後四時のことである。大阪が全停止した。長く閉ざされた扉を開ける「鍵」となったのは、東京から来た会計検査院の三人の調査官と、大阪の商店街に生まれ育った二人の少年少女だったー。           【帯の解説より】


ご無沙汰しておりました。この本を読んでいたため、ブログ更新が止まっておりました。読み出すとちょっとの時間も没頭してしまう悪いクセのえみりおです。最近なかなか面白い本に当たらなくて、というか忙しさを理由に読んでおりませんでした。過日「鴨川ホルモー」を読み返していたらなかなか面白く、マキメ氏の新作はまだかな~・・・と思った翌日の図書館に送られてきた「プリンセス・トヨトミ」。なんちゅータイミング!

「鴨川」京都、「鹿男」奈良につづく「プリトヨ」の舞台は大阪です。タイトルからしてピンと来る方もいるでしょうが、豊臣家の秘密結社的小説です。細かく書くとネタバレになってしまうので大ざっぱな感想ですが、会計検査院調査官や秘密結社という異常な(?)組み合わせ、そのマキメ流ともいうべき設定と切り口で、大いに楽しめました。「そんなわけないやろが!」とツッこみたくなる話も右から左に受け流せる(←古い?)のがマキメ小説の醍醐味でしょう。「鴨川ホルモー」の続編「ホルモー六景」で「ホルモー」は東京にも存在したことが判明しますが、今回の作品でも静岡あたりで秘密結社が存在するのでは?と匂わせるエピソードがありまして、ミラクル鳥居くんもそのうち父親から使命を伝えられるのではないか?と早くも気になっているところです(サイドストーリーが)。とはいえ静岡あたりで「十字架」を象徴するモノっていまいち思いつかない私です・・・。

話がそれますが、ご当地モノとしては「鹿男」がいちばん好きです。これを読んで奈良に行きたくなりました。ドラマもよかったし。キャラクターとしては「ホルモー」のミスターちょんまげ・高村くん(&なべ丸)がいいですねー(ミラクル鳥居はタッチの次席!)。4月公開の劇場版では濱田岳くんが演じるそうですが、合ってるかもしれない。ホルモー映画も楽しみであります♪