EMIRIO☆REPORT~雑貨ちょび読書たま~

☆日常生活を不定期レポするホニャララブログ☆

玄米ごはん

2010-01-31 | 食に関するエトセトラ
ご無沙汰です。 
抜歯しようが、抜糸しようが、結局週末しかブログ更新しないズボラなえみりおでごんす。

おかげさまで抜糸も終わり、やっと通常の生活が戻って参りました。
けれど、抜歯の穴がぽっかりあるので、きちんと歯磨きすることを心がけてます。
元・親知らずの手前の歯が銀歯なので、穴がふさがった後も少しは段差が残りそうで、
歯磨きにはこれからも注意が必要みたいです (とほほ~)。 銀歯になってわかる歯の大切さ。
とはいえ、今までより断然磨きやすくなりました。自分のできる限りのことはしたので、これでよしとしよう。

          

新しい炊飯ジャーは玄米モードがあるので、試してみました♪ 
味はもちろん白米の方がおいしいけれど、
歯ごたえといいますか、噛み応えがあって玄米ごはんもかなり好きです。

最近マイブームなのが、アクロス地階の「耶馬溪ライフ」(だったと思う)地元食材売り場。
ここの野菜、みかん、肉、すべておいしい!!
お値段はというと、アクロススーパーに比べると安いくらい。
アクロスの食品売り場って結構高いんですよ。そもそもが。
しょうが焼き作ったのですが、お肉がおいしかった~♪ 
まるでオーガニックレストラン「然」で食べたみたい (そこまで言うか?)

          
          ▲こちらの手羽先はアクロススーパーで購入
          (同じ値段出すなら断然耶馬溪の方がおいしいです)

「耶馬溪ライフ」で買った鶏肉で鍋をすると、出汁が全然違う!
最後にうどんでしめたのですが、「鴨南うどん!?」と思うくらい濃厚な出汁でした。
そうそう、ここのねぎもおいしいのでおすすめです。
ちなみに玄米は小袋で販売していた「木の花ガルテン」で購入しました。

          

こちらは、抜歯の日に都町の「シェルブール」で買ったトトロパン、クリームパン、フレンチトースト・・・など。
私のその日の夕食となりました。おいしかった♪

          
        ▲ほぼ長方形のとらっぱち。現在当然ダイエット中。

写真の腕前

2010-01-24 | report
       今日は最近携帯電話で撮影した作品紹介をしたいと思います。

              
              「府内五番街・花のある街角」

シャレたタイトルつけましたが、なんてことございません。
左手にある新しくできた蕎麦やさんの外観写真を撮ろうとしたら、お店の人がたまたま出てきたため
あわててシャッターを右に旋回させて押しただけの話。
こちらの蕎麦やはえみりお&オットが大好きな湯布院の姉妹店です。
近々行きたいお店だったので、写真を撮ろうと思いました(でも撮れず)。


         
         「お洒落な職場だったんだ」

私が昔、働いていたビルの入り口にあるネコの水飲み場。
当時からこぢんまりとした、アンティーク感ただようカワイイビルでしたが、
「Cat's Bar」なんてシャレてますよねぇ。


              
              「悲惨なオット」

夕べ、とらっぱちとオットのツーショット写真を、「私が撮っちゃる!」とオットの携帯で撮影しました。
そのへたくそなことといったら! 
私から言わせれば、普通に押しているのにこのブレよう!! 動いていないオットが、鼻だけの人になってます。
人の携帯ってわからーん(←と機械のせいにする)。
久しぶりに腹の底から爆笑しました。 もちろん本人の許可を得て掲載しております。
(誰だかわからんっちゅー)
とらっぱちとのツーショット写真が微妙な出来だったことは言うまでもありません。

親知らず ぱーと4

2010-01-23 | report
や、やっとパソコンの前に向かえまする・・・。
親知らずを抜いたばかりの月曜日に、抜歯レポートできたのは、
おそらく 麻酔によるハイ状態 だったのだと思われます。
前回の親知らず抜歯がまっすぐな歯で、その後の経過も良好だったため、甘くみてました!
(今回は斜めにはえていたため口腔外科で抜歯)

だけども、色々こまかいことや、ぶちぶち文句を言いたいことや、スプラッタな口の中の描写は、
せっかくこのブログに立ち寄ってくださる皆さまに不快感をもたらすだけなので、やめます(苦笑)。
だけど、だけど、抜歯した夜に口からちろ~ん、と糸が出てきたことだけは書いておきましょう・・・。

翌日の火曜日の朝は悲惨な状態でした。
痛みはないのですが、出血がすごい!こんなに驚いたことは最近、ないです。
後で考えたら、迷わず仕事休んで病院へ行くべきだったのですが、そのときは抜歯病院でもらった紙に
書かれてあった処置法「ガーゼ(またはティッシュ)で患部を押さえ」て出勤したのです。

・・・が、早退しました。
結局、職場の方々に迷惑をかけただけの火曜日でした(皆さま、すいませんでした!)。

とにかくひん死の状態でかかり付けの歯医者さんへ。
待合室で待っている間、筆談で、受付の女性に 「まだでしょうか?」 と訴えることも・・・。

ようやく順番がまわってくると 診察台でこ一時間くらい処置してくれました。
もちろん、私にかかりきりというわけではなく、他の患者さんの治療をしながら、
私の抜歯箇所を何度も止血してくれました。

お医者さんいわく、
「このケッペイは傷が治るために必要なものだから、心配しなくても大丈夫です。今後出血があっても
そのままにしておいてティッシュとかで圧迫しないでください」 (←「えー!?」、えみりお心の声)

「今は気持ち悪いでしょうから、全部きれいに取ってます」といわれて、ホッ。 しかし続けて
「万一の時は 抜歯した病院に行ってもらいますね。」

いやっす!、絶対にいやっす!! もう、あの病院には行きたくない! だって、全然説明不足やし
(かろうじて、強くうがいしないでください、糸が気になるかも知れません、だけ)、
そもそも抜く歯を間違えそうになったし、糸びろ~んって出たし!!

      こほん・・・、失礼しました。 冷静に、冷静に・・・と。

しかし症状がわかって安心したのか、安静にしていたのがよかったのか、
私の悲痛な気持ちが天に届いたのかわかりませんが、翌朝の水曜日は快調で、
夕方に消毒をしに歯医者にいくと「もう大丈夫」と太鼓判をもらいました。 よ、よかった!(涙)

後日、「ケッペイ」とは「血餅」という字であると判明しました。
教えてくださった皆さま、ありがとうございます~。
今もまだ傷口は少し傷むけど、体調はだいぶ回復しました。
土日かけて、ゆっくり休養したいと思います。

これで親知らずはあと左下の埋没歯を残すのみ。当分抜くつもりはありませんが。
万一これが悪さして、どうしても抜かなければならないときは、
休みの前々日(つまり木曜日)にしたいと思いますし、皆さんにもオススメします。

というのも、週末に抜歯して翌日に体調が悪くなったら、土日病院お休みですから。
金曜を万一の場合の診療日として、土日ゆっくり休む・・・これがベストっすね。
(土日休みの方に限った前提話ですいません)

ちなみに私みたいに週はじめに抜くと、 一週間が異様に長い です。
当分抜きませんけどね!!(←相当懲りている)

親知らず ぱーと3

2010-01-18 | report
本日、右上親知らずを抜歯して参りました。
とりあえず、ほっとしました~。

斜めにはえている歯だったため、かかりつけの歯医者では抜歯できないと診断を受けておりました。
そこで口腔外科を紹介され、二度目の通院でようやく抜歯です。

これで歯磨きの困難から開放される!とプラス思考でのぞんだものの、
担当の先生が反対側の歯の周辺に麻酔を打とうとしたため 違う意味で一気にマイナス思考に。

麻酔注射を打つ瞬間に、

    「ふぇ、ふぇんふぇい、ひがう、ひがう、えっほ、こっひがはれふ!!」

     ※注訳・・・せ、先生、ちがう、ちがう、えっと、こっち側です!!

と、右上方向に手を指差すジェスチャーまでして、必死で右上を猛アピール。

「あ、ごめんなさい~」・・・って、左上はもう親知らずないんですよ。

フォローに入った看護婦さんも「歯を引っ張って抜く感覚はあるので痛かったら言ってください」とか言ってくるし、
鉗子(カンシ)で口をぐいぐい引っ張られるし、なんだかとても緊張した抜歯となりました。

でも、それも無事に終了~。 麻酔が効いていたので全く痛くありませんでした。
先生から「歯、いります?」と言われたのでもらっておきました。一応、記念として・・・。
あとはかかりつけ歯医者さんで抜糸や消毒などの通院をすればオッケーです!
あ~、やれやれ。

こたつのかみ、とら・ぱちのすけ。

2010-01-17 | ぐーっぱち模様
ご無沙汰です。 
週末は、試験前の特別開館ということで、お仕事でした。
その影響かどうかは定かではありませんが、先日、試験日直前の夢を見ました。
「そ~いえば、ここ最近試験がなかったよなぁ」とか夢に出てきた友人と言いながら、心底焦る夢です。
理数系の教科書を手にしながら。しかも、私以外の人はなんか余裕があるんよね~。
お~いやだ、いやだ・・・ってか、夢でよかった。

試験の夢といえば(久しぶりに見たのだが)、昔からそうなのですが、
必ず同じ友人が登場します。同郷の古い友人Y。いったい、なぜなんでしょうか。
今度、フロイト先生の本でも読んでみましょうかねぇ(たぶん読まないけど)。


          

さて。 上の写真のこたつから出てきたおててにお気づきでしょうか?
パタパタとこたつまわりを家事していると、よくこたつの神の手がスリッパ目がけてシュッ、シュッと飛んできます。
ずばり、こやつの名は、こたつの守(かみ)とら・ぱちのすけです。


          
          ▲まったく、姿は見せず、手のみ(苦笑)。

          
          ▲さ~て、何を書こうかにゃ?

とらっぱちがパソコンキーボードのキーを、ツメを引っ掛けて取り外すのでパソコンは閉じています。
(最初見たときは”た”やら”め”やら”る”やらが散らばっていて「!?」だったです☆
それを並べて付け直す場所を思い出すのに苦労しました)



編み物トライ!

2010-01-11 | report
先週、ふと立ち寄った雑貨屋さんで毛糸のランチョンマットを発見しました。
とてもラブリー、これいいナ~と値札を見ると2000円近く。 た、高いっ!

これくらいならひょっとして自分で作れるかも!? 
と思って手芸やさんへ直行するのが猪突猛進イノシシ年生まれの特徴です。

     

棒編みなんて、中学生以来。 編み方もすっかり忘れていました!

     

編み棒に、念のためかぎ編み棒、毛糸 (・・・は100円の安物だけど) に、編み物の基本雑誌。
これに編む手間を考えると、買った方が絶対安い(がび~ん)。

だけど、久しぶりの編み物はなかなか熱中するもんです。 とりあえず、適当な大きさで表編みと裏編みの練習です。
大物は作れないけど、ランチョンマットとか、コースターとか、鍋つかみとか作りたいな~と野望を抱くえみりおです。

          
          ▲ふわぁ~、と大あくびのとらっぱち。

とらっぱちといえば、毛糸が珍しくてちょっかい出してきます。
ネコにこたつに毛糸・・・まさしく冬の風景です。


     
     ▲ゴリゴリゴリゴリ・・・、頭を掻く (?) とらっぱち。

内親王のうた

2010-01-10 | 小倉百人一首
寒いですね~。あんまり寒いので寒~いテンプレートに変えてみました。
とはいえ、元気が出そうな、かわいいフォーマットでしょう?

さて。
今年のかるたキング&クイーンも決まったことですし、久しぶりに「小倉百人一首」のコーナーいってみようと思います。
六連覇を達成した楠木さんは中津市出身、男性優勝者も大分市出身(いずれも他府県在住)のようです。
大分県、頑張っています。

     玉の緒よ絶えなば絶えね ながらへば 
                  忍ぶることの弱りもぞする


式子内親王という後白河天皇の第三皇女の詠んだ一首。しきしないしんのう、しょくしないしんのう・・・などと呼ばれております。最近の研究では「式子」=「のりこ」と読むのが有力らしいです。

彼女は平安末期の女流歌人で、賀茂の斎院となったお方。
私のたよりない知識では、斎院をつとめる女性は神様におつかえするので独身でなければならないとか。
そのせいかどうかはわかりませんが、内親王さまも生涯独身を貫かれた模様です。
もちろん、つらい恋愛体験もされたようだとわかるのが、紹介した和歌から推察できます。

     私の命よ、絶えるなら絶えてしまっておくれ。このまま 生き永らえていると、
        秘めた恋を忍ぶこともできずに、心が外に現われてしまうから

・・・という、忍ぶ恋の歌でありますから。
優れた和歌の才能を持つ高貴な女性(しかも斎院)と恋の歌、現存する資料が少ないせいか、
当代ときめく歌人・藤原定家と秘かな恋愛関係にあったのではとする説があり(これは有名な話)、
これが能『定家』などを生む契機となった・・・というのはウィキペディアを読んで初めて知りました。


なぜ、この歌を紹介するのかといえば、私の十八番だからです。

はじめて百人一首をした日に、はじめてとった札だったのです (←単純)。
小学校低学年だった年端も行かぬチビっ子が、これが大人の恋の歌であるとはつゆ知らず、
(どちらかといえば、独特の節回しといい、古語といい、それは暗号だった)
うほほ、うほほと札が取れたことに喜んだわけでございます。
以来、この歌は私にとって特別な一首となりました。

後日、とある仕事で偶然、晩年の式子内親王が別府で療養され、その地で没したということを知りました。
しみじみと、でも勝手に、「私は式子内親王とご縁があったのだなぁ」と感慨にふけった次第です。

・・・はて。 何のご縁でしょうな??(←一応、自らツッコミ入れておきます)

もりが~る?

2010-01-09 | report
正月にオット実家に集まることが、毎年の恒例行事となっています。
義姉夫婦の二人の娘も早や高校生と中学生。

アネちゃんは吹奏楽部でコントラバスを担当しています。
細く華奢な体でよくあんな大きな楽器を操れるよ・・・。年末の定期演奏会もとてもよかったです♪ 
もう、こんなに大きくなったのかとしみじみりぃ・・・。

イモウトちゃんはもっかテニス部で走りこみの日々。いつも笑顔で明るい元気もんです。
走りこんでいるだけあって、スタイルバツグン、ギャルの格好が似合います。


そんな二人に新年早々「えみりおねえちゃん、森ガールや~」と言われました。
私としては「もりが~るちゃあ、なんかえ?」ってなもんでしたが、「もりじん」だったかもしれないです
(それは笑い飯の「とりじん」?)。

その場にいたオットによると、つまり「蒼井優が着ているような洋服」ということらしかった。 
そ、そんな蒼井優なんておこがましい。ずうずうしいにも程があるってもんですよ、奥さん!

実際、多少は「今風でアリかな?」と思って着たけど、ロングスカートは夏スカートを二枚重ね着して、
昔からある花柄タートルネックに、今シーズン買ったニットカーディガンと首に襟巻きしただけやがな~。
どちらかといえば「大輔花子」の花子に見えんかな?とびくびくしたくらいで・・・。
結果的に、かなり流行を意識した若作りになってしまった!? シジュウを前にああ、恥ずかしい。
(単に「大輔花子」とツッコミきれなかっただけかも知れないが)


          
          
▲大晦日の世間が忙しい中、テーブルクロスをパッチワークしました。裏表写真。
  とらが気に入って(?)一箇所ツメで穴あけた(涙)。とらっぱちの首にはその時のハギレが巻いてます。

          
▲新年初昼ごはん。朝は雑煮、夜は実家で豪華カニ&正月ごはんのため、とて~も質素な昼ごはんでした。
  アジの干物、明太子、ハム、シラス、ひじきん炊いたん、雑煮・・・など。

善き人のためのソナタ

2010-01-06 | report
今年は読書だけでなく、映画もスマッシュヒットから始まりました。
(昨年の始まりの「踊るマハラジャ」もかなりのインパクツでしたが)
以下は公式HPやウィキペディアを参考にしたあらすじです。
1984年東ベルリン。国家保安省(シュタージ)の局員であり、国家に忠誠を誓うヴィースラー大尉は、
反体制の疑いのある劇作家ドライマンとその恋人の舞台女優クリスタを監視するよう命じられる。
さっそくドライマンのアパートには盗聴器が仕掛けられ、ヴィースラーは徹底した監視を開始。
しかし、聴こえてくる彼らの世界にヴィースラーは次第に共鳴していくのだった・・・。

舞台はベルリンの壁崩壊まぢかの東ドイツ。恐らくこれは現実の話だったのでしょうが、
当時の東ドイツにはプライバシーというものがなかったようです。
密告や権力者の脅しがまかり通る社会! 国家ににらまれた人間は、完璧な盗聴システムや、それを盗聴し、
報告書を作成する国家保安局 (シュタージ) が張り付いています。壁に耳あり、屋根裏部屋にシュタージあり。
そんな完璧なシュタージの一人だった大尉が、ある任務で人間性を取り戻していくお話です。

このヴィースラー大尉役が素晴らしかった~。最初は鉄のように堅く、冷徹だった表情が (怖かった!) 、
次第に柔和となる演技が秀逸でした。そして劇作家の恋人クリスタの美しかったこと!
この恋人役さんなんと「マーサの幸せレシピ」の主人公だったのです! う~ん、この人、好きだなぁ♪

ところで、今回観たDVDバージョンが、 「あれ?いきなりやなぁ??」と思う展開が
数箇所ありました。細かく書くとネタバレになるのでやめますが、
大切なシーンがちらほらと飛ばされていることに後日ネットで気づきました。
なーんーでカットするんだよー。大事なところやんか~。

それでも、満足できるから、素晴らしい作品だったということです。
いつかレンタルで完全に観たいなぁ、と思います!

とむらう女

2010-01-05 | 読書小屋
             
          「とむらう女」 ロレッタ・エルスワース著 代田亜香子訳 作品社刊

     ママをなくしたあたしたち家族の世話をしにやってきたフローおばさんは、
     死んだ人を清めて埋葬の準備をする「おとむらい師」だった・・・。
     19世紀半ばの大草原地方を舞台に、母の死の悲しみを乗りこえ、死者をおくる仕事の
     大切な意味を見出していく少女の姿をこまやかに描く感動の物語。 (帯解説より抜粋)


あけましておめでとうございます。今年も閲覧いただきましてありがとうごさいます♪
あいかわらずぼちぼち更新ですが、よろしくお願いいたしますネ。
今年一年、皆様にとって素晴らしい年となりますように。

さて。今年いっとう最初は久方ぶりの読書小屋です。実は昨年、ほとんど小説を読まなかったのですが、
たま~に読んだ小説もイマイチでして、個人的には「1Q84」一人勝ちの年でした。
おかげで、新作小説よりも、村上春樹作品の読み返しに没頭したりして、そんな年もありますかね。
しかし、読めば読むほど奥深くハマっていく村上ワールドです。

そんな中、年頭に読んだこちらのヤングアダルト小説はスマッシュヒットでありました。新年早々縁起がよいです。
「おとむらい師」とはまさに日本の「おくりびと」。あの映画もよございました。山形の風景が印象的でした。

そして今回紹介した「とむらい女」は、19世紀半ばのミネソタ州の大草原が舞台。
人々のつましい生活、大自然の脅威、信仰心の深さ・・・が、まるでそこにいるように伝わってきます。
ひとえに作者と訳者のなせる技でしょう。

世界に引き込むステキなお話には、すでにその装丁から「いいにおい」というか、「いい予感」がしますねぇ。
そして一行目を立ち読みして、その印象を確信に変え・・・たいところですが、なかなかそんなにうまくはいきません
(ハズれる場合がほとんどよ☆)。だからこそ、借りて返せる図書館の存在をありがたく思うえみりおです。

ちなみにその感覚でビンゴ!だった作品は「運動靴と赤い金魚」、「ヴァン・ゴッホ・カフェ」などです。
いずれも短いお話なので、気の向いた方はぜひ読んでみてください♪ 違う世界を旅した気分になれますヨ(たぶん)。
「とむらい女」も含めて、図書館で借りて、さくっと読むことをオススメする作品たちです。