EMIRIO☆REPORT~雑貨ちょび読書たま~

☆日常生活を不定期レポするホニャララブログ☆

アンティークな小瓶

2008-05-31 | report
          ▲我が家の庭はどくだみ盛り・・・

久々にトキハデパートに寄ってきました。「デボー39」(39でいい?)の天沼寿子さんのアンティーク雑貨企画展まで。 ちょうど店内を天沼さんが解説しながらトークショーをしていて、話に耳を傾けながら、いそいそと雑貨チェックしました。 素敵な鉄製バケツ(ほんとに素敵だった!)、ホーロー、オールドパインのテーブル、アンティーク椅子・・・。 う~ん、お値段も格別です。 なんとか私が買えたのは写真の茶色の陶器瓶(1260円也)。「本来の使い方ではない使い方をするのが楽しい」という天沼さんの言葉が印象的でしたが、その言葉にインスピレーションを受けて、電話機横のペンスタンドとして使いたいと思います(写真の下段棚に電話機があり)。 しかしながら、本来はなんの瓶だったのか皆目見当もつかないちょっち本末転倒なえみりおです(天沼さんに直接聞いてみれば良かったんだけど、小心者)。 写真はスタンダードに花瓶としてドクダミをさしてみました♪

薔薇の名前

2008-05-29 | 読書小屋
     「薔薇の名前 上・下」 ウンベルト・エーコ著 東京創元社刊
                 河島英昭訳

うおー、めちゃめちゃご無沙汰です。新年度仕事でばたこさんで、なかなかブログ更新する余裕がありませんでした・・・といつも言い訳ばかり☆しかも久しぶりの「読書小屋」です。今回は歴史ミステリー巨編、「薔薇の名前」です。

物語は死を間近に控えたメルクの修道院の老僧アドソが、見習い修道士であった若き日に遭遇した七日間の奇怪な物語を回想していく形で進んでいきます。
 
時は中世、舞台はイタリア。
1327年の11月も末のある朝、フランチェスコ会修道士・バスカヴィルのウィリアムとベネディクト会見習い修道士アドソの主従は、ある山上の僧院を訪れた。ここで教皇側の使節団と、皇帝を後ろ盾とするフランチェスコ会側の使節団との会談が、僧院長アッボーネの下で開かれることになっていたのだ。ところが、主従の到着を待っていたかのように、つぎつきに殺人事件が起こり、ウィリアムは僧院長の依頼を受け、謎の犯人を追ってゆく。ある修道士は一連の事件は「黙示録」の七つのラッパに呼応しているのだとおののく。文書館の迷宮の謎に挑み、皇帝特使の任務を遂行しようとする彼らに待っているものは・・・?

私にとって「高尚な」歴史ミステリー大作でした。キリスト教に造詣はないわ、ほにゃららリーノだの、なんとかリータだのといったイタリア登場人物名には混乱するわ。挙げ句誰が殺されたんだっけ?とか(おいおい)。衝撃だったのは中世社会の理不尽さ。「暗黒の中世」と習いましたが、ホント(特に庶民にとって)まっくろけな時代だったんですねぇ。庶民と聖職者の言葉が違うんだからオーマイゴッド☆ 例えば貧乏な若い娘が僧院で乱暴されました。娘は引き替えにわずかばかりの臓物や鶏肉をもらいましたが、不幸にも偶然現場を目撃した異端審問官から「この女は卑しい魔女だ、処刑だ、火あぶりだ!」と宣告されます。娘は血のついた臓物片手に、狂ったように弁解しますが言葉が通じないためにかえって魔女と断定されたのでした。 

中世の聖書は「ラテン語」で(しかも古いラテン語らしい)、ラテン語を読めるのは高貴な家柄に生まれた人間だけで、キリスト教は一部の特権階級のものだったのですね。のちの偉い人は庶民のための(読むことができる)聖書を作ったと習いましたが、こんな背景があったんだ。やがてこの不条理な世界からルネサンス(文芸復興、人間性の尊重)が生まれていくのだ・・とは別のおはなし☆

バスカヴィルのウィリアムがシャーロックホームズ、書記のアドソがワトソンくんという感じです。登場人物も個性豊かです、中年以上の修道僧ばかりですが・・・。個人的には文庫で読みたかったですが、ハードカバーしか出てないんですね。おかげで首が痛くなっちゃいました。ちなみにこの小説も同名タイトルで映画化されているようです(ショーン・コネリーが主演らしい)。

みどりの日

2008-05-04 | report
        ▲私は天ぷらざるそば、友人は山かけそば+ゴボウ天♪

今日は数年ぶりに田舎の友達(現在は福岡市在住)のみてちょんと会いました。 大分市のアートプラザで彼女の友人の写真展があるというので一緒に見に行って来たのです。 昼食はガレリア竹町にある「かくれ源八」というおそば・うどん屋さんで。 中島にある「源八そば」の息子さんが商っているお店らしく(たぶん)、その名の通り隠れ家的な場所にある、とってもおいしいお店でした。 BGMは生演奏で、とても贅沢な時間を過ごしました。 懐かしい思い出話やお互いの今の生活などなど、語ることは尽きることなく・・・。 とても楽しい一日でありました。

杵築産DEボンゴレ

2008-05-03 | report
         ▲ボンゴレとM岡さんちのとれたてスナックえんどう♪
          と、少し失敗気味(辛かった)のおからの炊いたの

今日は久しぶりにトリニータ観戦に行って来ました。 前のゲームで審判と色々あったから、直接ホーム戦を応援に行って、ささやかながらがんばれを伝えようかと思って。 いや~、あつかったです。 試合も気温も。 日傘とサングラス持って行っといて正解でした。 肝心の試合は夢生ちゃんに優くん、小林選手が鮮やかにゴールを決めて、チームもまとまっていてすんばらしい試合でした。 また、GWとはいえ、新潟のサポーターがはるばる大分まで来て熱い声援を送っている姿は、心から敬意を表したいと思いました! 

夕ご飯はボンゴレスパゲッティ。 昨日、オットが一人潮干狩りに行ってゲットした杵築産のアサリです(私は仕事でした)。 このボンゴレ、実はオットが作ったのですが(私は翌日用の豚の角煮を作っておりました)、めっちゃ美味しい~! 何がいいってアサリがおいしいんです。 やっぱりフレッシュアサリ(獲れたてアサリ?)はいいですねぇ。 めっちゃ、美味しかったです。 夕ご飯を発泡酒飲みながらわいわい(と言っても二人だが)作っていると、お向かいのM岡さんが庭で栽培しているスナックえんどうをたくさん持ってきてくれました。 スナックえんどう! この季節、我が家の食卓に欠かせない食材が、思いがけず取れたて(もぎたて?)でやってきました! 嬉しい・・・。 そのままでとても甘くて美味しく、マヨネーズとか醤油とかポン酢とかなんていらなかったです。 わだつみの神様、ご近所の神様、大変ごちそうさまでした。