翻訳者魂

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スペア・フィッシング: ウィルス感染

2006-01-28 13:32:04 | インターネット
昨年末に、Paypalに加入した。インターネット上で簡単に決済を行えるシステムだ。

数日後、Paypalから入金告知というメールが届いた。いつもは、添付メールは開かないのだが、そのときは疑いもせず添付メールを開いた。

ウィルスに感染した。なんとか除去したが、ひどく面倒だった。

フィッシングやスパイウェアなど、IT犯罪のレベルがどんどん向上している。コンピュータセキュリティ業界も大忙しだ。

2006年になって4週間が過ぎたが、これまでに発見されたコンピュータウィルスの数は40を超える。以前のウィルスは愉快犯的なものだったが、今のウィルスは、人々の金を掠め取るために作られたものだ。

ジェイコムのことを思い出してほしい。クリックひとつで大量の現金が実社会に流れ込む。今、金の亡者にとって、インターネットは最も魅力的な世界だ。

フィッシング・ギャングは、すでに、大量のメールを無作為に送信するのをやめている。効率が悪いからだ。

犯罪者は、高い技術を習得し、ターゲットを絞り、成功率を高めている。ぼくがやられたPaypalウィルスが良い例だ。

この種のメール詐欺は、「スペア・フィッシング」と呼ばれ、そのメールは、一般の会社が、ユーザーサポートの目的で送るメールを装っている。

フィッシング・メールの数は増加の一途。2004年は、943通のうち1通がフィッシング・メールだったが、2005年は、304通のうち1通がフィッシング・メールだ。

イギリスの調査会社によれば、ウィルスに感染したコンピュータを元に戻すのにかかる費用の平均額は261ポンド(約54,000円)。

ウィルスに汚染されないようにする方法?

添付ファイルを開かないことかな。


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Paypal

スペアフィッシング
なるほど「スペア・フィッシング」というのは「モリでターゲットを突き刺すフィッシング」っていうことですね。


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