翻訳者魂

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地元の食材だけを食べる試み

2007-12-21 04:29:33 | 社会
温室効果ガスの削減に効果的な対策はリサイクルや省エネということはみんな知っていると思う。でも地元、といっても半径100マイル(160km) 内、の食材を中心に食べることも、ずいぶん温室効果ガスの削減に役立つ。

日本は、食料自給率がひじょうに低いので、かんきつ類はアメリカ、牛肉はオーストラリア、野菜は中国という具合に、海外から大量に食材を輸入している。運搬には飛行機を使うため大量のガスが発生する。

Living on the Fife Diet: BBC

上記のページは、地元の食材を中心にした1週間のメニューを載せている。これを試した人は次のような感想を述べている。ビスケットなどの各食品や肉が減り、果物の種類もりんごなどに限られるけど、夏に採れたベリー類を保存して食べたりして工夫している。コショーや塩は地元では作っていないけど、そういったものまで規制するのは現実的ではないから、ちゃんと利用する。

地元の食材だけでも結構おいしく暮らせそう。実は、体にも合っていて健康にも良さそう。

娘の通う小学校も食育の一環として小松菜など地元産の食材を給食に利用している。こういった試みは、日本でも給食を中心に広がっていけばいいね。