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英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

筋肉痛がバロメーター

2017年06月10日 | ランニング・筋トレ
昨日は梅雨の晴れ間に、ランニングを行い、心地良い汗を流すことが出来ました。4月末からの股関節痛から回復し、昨日は足を気にすることなく、6km弱を5分55秒/kmで走りました。ようやく、以前の状態に戻れました。

午後は仕事前に筋トレも行ってプロテインでタンパク質も補充でき、すっきりした気分で授業を行うことが出来ました。サボってしまおう、明日からやろうなどという気持ちが出てくる前に、己を律してやるべきことをやる。そんなことを筋トレやランニングは教えてくれます。

ランニングコースから望む南アルプス
上腕の周囲も33cmを超え、自分の人生史上で最も筋肉が張っている状態です。毎日どこかで感じることができる筋肉痛が、充実した生活のバロメータのような気がしてなりません。

妻が「筋肉はご褒美だね」と言ってくれましたが、自分を律したことの手に入れることの見返りですね(笑)。


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懐かしき英語参考書たち

2017年06月09日 | 英語勉強法
今も昔も大学受験英語の参考書としてその頂点に君臨しているのが『英文解釈教室』(伊藤和夫著・研究社)ですが、最近、読み直し始めました。英文を読むときにどのように頭を働かせるか、つまり、英文構造を予測し、文法に基いてその予測を修正しながら解釈を進めていく術が書かれています。

その難度の高さ故、挫折する人も多く、受験生からは敬遠される参考書ですが、私の大学受験時代の合格体験記には「『英文解釈教室』をやれば東大・京大・早慶上智にも合格できる」と記されています。しかし、偏差値60未満の受験生がやってもチンプンカンプンで、独学では間違いなく途中で投げ出してしまう一冊でもあります。揺るぎない文法力に基づく英語力を持った指導者と共に進めていければ、最高の参考書でしょう。

因みに、以下は当時(1990年前後)の『私の早慶大合格作戦』に出てくる英語の定番参考書・問題集です。

【単語】
『試験にでる英単語』


『英単語ターゲット1900』


『英単語の合格水準A・B・C』


【熟語】
『試験にでる英熟語』


【文法】
『英文法頻出問題演習』


『英文法講義の実況中継』


【英文解釈】
『英文解釈教室』


『英語の構文150』


『英語構文詳解』


【長文読解】
『長文読解教室』


『時事英文問題演習』


私と同世代の方が見たら、懐かしさを感じるものばかりでしょう。あれから30年近くが経っていますが、このほとんどが今も生き残っています。内容が優れた参考書は、時代を超えて受け継がれていくのですね。


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高3生たちの成長

2017年06月08日 | 指導現場にて
長く構造が複雑な英文を授業で取り上げた際、ある高3生が完璧に英文構造を理解して和訳できました。

「以前指摘されて、常にSとVを意識して読むようになりました」

進学校に通う彼のこれまでの高校生活は部活中心で勉強は後手でしたが、大学受験へ向けての意識改革も目標に、高2の終わりから当学院に通っています。

英語ができるようになるのは簡単です。いかに主語(S)と動詞(V)を意識できるか。そのための文法力であり、語彙力がある訳で、そこをはき違えると、表面的な浅い英語力しかつきません。彼の英語力が爆発的に伸びるのも時間の問題でしょう。なぜなら、もう既に、英語を読む際の頭の働かせ方が理解できたのですから。

また別の高3生も、平均点が共に40点台のテストで100点と98点を取り、「英語が得意科目」と自信を持って言えるようにまでになりました。

このような生徒の成長こそ、この仕事のやりがいですね。生徒たちには文法と音読を通して瞬時の英文構造を把握する力を身につけてもらうよう、これからも指導に邁進してまいります。


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向上心と少しの行動力

2017年06月07日 | 趣味
庭の一画で土耕栽培しているイチゴが収穫期を迎え、新鮮なイチゴが毎日採れます。
小さな苗を庭に植えたのが5年ほど前。そこから少しずつ増えてきたので、間引きや植え替えをし、美味しい実をつけてくれるようになりました。

手をかければ必ず成果が出ます。「これくらいでいいか」「そのうち何とかなる」「そこそこできればいい」という気持ちがあると行動として現れず、結局、何年も同じ状況を繰り返すことになります。向上を願う気持ちと少しの行動力があれば、その先にある結果は違ってきます。そんなことを畑仕事をしていて感じました。


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検定試験の効用

2017年06月06日 | 指導現場にて
一昨日、英検が行われましたが、1級を受験した社会人の生徒さんから、受験後に次のようなメールをいただきました。

「語彙、読解、リスニングにライティング。全てのパートにおいて自分のレベルを超えている感じでした。しかし、1級対策の勉強を実施すれば自分が欲しかった英語力が身に付くとも感じました。

自分の目指すべき英語力を明確にできるのも、検定試験を受ける効用ですね。彼は当初、TOEIC800点を目標にして英語を勉強してきましたが、自身が身につけるべき英語力の理想の形を模索しながら、日々の勉強に取り組んでいます。そして、今回、英検1級を受験したことでその形がはっきりと見えてきたのだと思います。

努力を続ける人、自分の想いを行動に移せる人には、常に成長のきっかけが訪れます。
トラスト英語学院で育てている幸福の木(ドラセナマッサンゲアナ)に花が咲きそう。これまで何年もドラセナを育ててますが、こんなことは初めてです。良いことが起こる前兆ですね(^-^)v英語学習が、人生に“花”を咲かせるきっかけになったら最高ですね。


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自分で行動する意義

2017年06月05日 | 閑話
昨日は、松本山雅vs東京ヴェルディの試合を観に、アルウィンまで行って来ました。


地元の松本山雅を観戦するのは初めてでしたが、野球とは違った独特の雰囲気を持つサッカーの応援を心地よく感じました(*^^*)
後半早々、先制点につながった目の前のコーナーキックを激写camera
試合は1-1のドローでしたが、初夏の日差しを浴びて大声を出し、最高の気分転換になりました。

チケットの入手法、子どもの割引適用、駐車ルール、試合前のセレモニー、山雅サポーターが身につけている12番のユニフォームやTシャツ・・・。生で試合を観戦して初めて気づくことや分かることがたくさんありました。

自分で行動してみる大切さ。英語の勉強も一緒ですね。セミナーに参加したり、自己啓発書を読んだり、目標や計画を立てても、実際に自分で勉強をしなければ身につくものはありません。


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名著の復刊を!

2017年06月04日 | 英語勉強法
昨日書いたブログ記事が予想以上に反響が大きく、現在の英語教育の代名詞にもなっている「話す」力に、疑問を抱いていらっしゃる方が多いと感じました。やはり「読む」力は語学の礎ですから、英語学習においては英文構造をしっかりと解釈することができる力を養っていくべきだと、改めて思います。

英文解釈力を養うために昨日紹介させていただいた伊藤和夫先生の『英文解釈教室』は新装版が3月に発売になりましたが、それ以外に復刊してもらいたいと切に願っているのが、潮田五郎先生の『潮田の英解講義』と筒井正明先生の『英文解釈 その読と解』です。

潮田先生の著書は手元にありますが、そもそも二浪時代に一年間みっちりと授業を受けたので、先生のノウハウはすべて咀嚼しているつもりです。あの講義を再現した著書はこの一冊のみですので、是非とも復刊を期待します。

筒井先生の『読と解』は一浪時代に独学で使用して、その解釈の奥深さに感動した一方で、まだ知的成熟度が浅かった浪人時代の私には荷が重すぎたように感じます。『読と解』は廃棄してしまったので、何とか復刊を期待するばかりです。


さて今日は、2017年度第1回実用英語技能検定が行われます。トラスト英語学院からも、1級から5級まで多くの生徒が受験します。みんなの健闘を祈っています!

いつものように、英検協会のHPに問題が公開され次第、1級と準1級の語彙問題について分析します。

トラスト英語学院から望む中央アルプス・空木岳(2,864m)


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伊藤和夫先生の先見の明

2017年06月03日 | 英語勉強法
TOEIC200問を2時間で最後までは解き切れている人の割合を示すデータは存在しませんが、990点満点のTOEICで900点以上とれていれば最後まで解き切れていると仮定すると、全体の2%となります。しかし、900点と言っても90点間違ってしまっている訳で、「速く、正確に」読めている人の割合は、おそらく1%でしょう。

TOEICに限らず大学受験でも英検でも、英語を指導していて感じるのは、英文を速く正確に読める以前に、ゆっくりでも正確に読めている人が少ないということです。スピードばかり意識して、ただ単語の意味をつなげているようではいつまでたっても読めるようにはなりませんし、点数や偏差値も上がりません。語学はそんな単純なものではありません。「話す」力やコミュニケーションのための英語力などと言うもっともらしい美辞麗句に踊らされ、従来の「読む」力が軽視されてしまった最近の英語教育の趨勢が、英語を読めない人を生み出しており、それが、日本人の英語力の低下を招いているようになってしまったのは、皮肉なものです。

大学受験英語の指導で先駆的に一時代を築かれた伊藤和夫先生の言葉を、FBの友人が紹介されていたので、私も手元にある伊藤和夫先生の『英文解釈教室』のはしがきを読み直してみました。そこには、すでに数十年前に、現在の状況を予言したような言葉があります。
「訳読中心の学習法を批判することは戦後の流行である。(中略)最近の文法軽視の傾向と相まって、現在の英語教育の成果はかつての訳読中心時代のレベルにも達していないのではないか」

英語学習者よ、今こそ目を覚まそう。

聞き流すだけで英語力が上がれば誰も苦労しません。英単語を覚えただけでも英文は正確に読めません。「話す」力が英語力の頂点にあるのではない。単語だけ覚えても英語力は上がらない。きちんと読めない人は話せません。

安易な道に走らず、確固たる文法力に裏付けされた瞬時に英文構造を見抜く力をつけるべきなのです。


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就活で得たもの

2017年06月02日 | 閑話
来春卒業予定の大学生らに対する企業の採用面性が昨日、解禁されました。

採用選考の指針が毎年変わり、また内定前の内々定など、非公式的なルールや慣行も多い就職活動ですが、このニュースを耳にするたび、私自身が大学3~4年生だった就職活動を思い出します。

時は1995年、バブル経済が崩壊し「就職氷河期」という言葉が初めて使われた時代です。私は金融を希望し、銀行・証券・ベンチャーキャピタル等を中心に就活していました。大学で学んだ経済や金融の知識を生かしながらも、東京の通勤ラッシュに辟易していたため、自然が多い地元信州にUターン就職を希望していました。しかし、東京の都銀で内定を得ることに魅力とプライドを感じていたため、長野の金融機関だけでなく都銀でも就活をしていました。それははっきり言って見栄以外の何物でもありません。

第一志望は地元信州の八十二銀行だったのですが、リクルーターの方にも「都銀を受けていて、まだ地元に戻るか決めかねている」と見栄を張っていました。今思えば、なんて馬鹿なことをしていたのでしょうね。もちろんそのような態度だったので、役員最終面接の一つ前で見事に落とされました。そして、その時ようやく気づいたのです。自分は長野に戻り銀行の仕事を通じて地元の経済を支えていきたいのに、それを真正面から面接官に伝えていなかったことに・・・。

人事部から最終面接に残れない旨の電話を切ったあとすぐ、我を忘れ、私は人事部に電話をかけ直していました。そして、採用担当者の方に、今感じている自分の素直な気持ちと、今までの自分の見栄を恥じている旨を正直に伝えました。すると電話の向こうから「その言葉を待っていましたよ。では役員面接に進みましょう」と、信頼関係を築けたからこそ聞ける確かな声を聞くことができたのです。

その瞬間から、私は面接に物怖じすることもなくなり、ありのままの自分を自分の言葉で表現することができるようになりました。副頭取との役員面接では笑い声も飛び交う楽しい雰囲気の面接となり、採用内定をいただきました。また、第二希望の銀行の役員面接でも、面接中に内定を確信できるほど、就職面接を楽しむことができるようになっていました。


就職活動で大切なこと。それは、自分に正直になる、そして、その気持ちをありのままに自分の言葉で伝えることです。就職ハウツー本や面接応答集などを参考にするのはいいですが、それは自分の言葉ではありません。自分がどういう人間で何をやりたいか?それまでの自分の人生で経験したことを振り返れば、難しくありません。なぜなら、自分の人生は自分しか経験していないのですからね。

就職活動をされている方の奮闘を祈ります。



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5月ランニング報告

2017年06月01日 | ランニング・筋トレ
前月までのランニング総距離です。

10月 79.9km
11月 70.7km
12月 101.1km
1月 82.0km
2月 102.0km
3月 93.9km
4月 100.4km
5月 24.8km

昨年ランニングを始めてから毎月100km走ることを目標にしていましたが、その目標を達成するために4月末に走り込みを行ってしまったため、右側の股関節に痛みが出始めました。そのため、5月は股関節の様子を見ながら走ることを控え、その代わりにストレッチと上半身の筋トレに重点を置きました。フレンチプレスとアームカールにプラスして、4月下旬から始めた懸垂とヒンズープッシュアップのおかげで、大胸筋と上腕二頭筋と三頭筋がかなり成長しました。
筋量が増えてトレーニング効果を感じることができる一方で、やはりこれまで継続してきたランニングを我慢することは辛いものがありました。走りたくても走らない。無理をしないことも大切なので、5月は辛抱の月でした。

今日から6月。股関節もほとんど痛みを感じなくなるまでに回復したので、また少しずつ走っていきます。まずは月50kmのペースにします。


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