英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

健康の大切さ

2009年12月09日 | 閑話
今日は、2年前に行った手術の術後定期検診のため、大学病院まで行ってきました。hospital

いつもの通り、問診後に触診。先生が手術痕のあたりを触っているとおもむろに、「ちょっとエコーで診てみましょうか」とエコー室へ連れて行かれました。

普段は行わないエコー。ゼリーを塗られエコーで診られているときの先生は始終無言。その瞬間、2年前の辛い記憶が甦ってきました。数え切れないくらいの血液検査、2度の穿刺吸引細胞診、CTスキャン、インフォームド・コンセント、入院、7時間の大手術・・・。

それらの記憶と共に不安を抱き始めた頃、先生から「特に異常ないですね。1年前にもエコーで診たので、2年目の今日も診ておきたかったんですよ」との言葉。

私の心は安堵に包まれました。今回の術後検診は、2年前の経験を忘れかかっていた自分にとっては、大きな何かを思い出させてくれました。

皆さん、体は大切にしましょう。


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誉められた記憶

2009年12月08日 | 子育て
先日、息子(6歳)といっしょに「パネルクイズ アタック25」を見ていましたが、その時の一問。
西インド諸島の大小700余りの島からなり、首都がナッソーの国は?
すると、地理博士の息子は、解答者よりもはやく「バハマ!」と即答しました。私も知らなかったので、思わず驚き、息子を誉めてあげました。その得意げな顔には、照れ隠しと自信が交錯しているようでした。

ふと、小さい頃の自分を思い出しました。確か小学2~3年生の時、「クイズダービー」というTBSのクイズ番組を両親と見ていました。問題は忘れてしまいましたが、解答は、漢字の「州」を答えさせるもの。篠沢教授、はらたいら、竹下景子ら博学な解答者たち全員が答えられなかったこの問題を、当時の私は「これは‘州’だよ」と答えて、両親からものすごく誉められた記憶があります。

子供たちにとって、勉強は嫌な辛いイメージがあります。しかし、その成果を発揮でき、誉められて周囲から認められるという報酬があると、勉強は楽しいものになります。何も子供だけでなく、大人も資格試験などで勉強の成果を確認できると、ますますやる気が出るのといっしょです。

ほんのちょっとした成長にも大袈裟に反応してあげると、子供はさらに自発的にやっていくということに、この6年間で気付きました。その時言った何気ない一言が、子供の心の糧になっている。

子供の成長を当たり前のように思い親が反応してあげないと、子供は、勉強だけでなく何事にも興味をなくしてしまうのではないかと思います。日々の子供の成長と共に親も成長していかなければと思った日曜のクイズ番組でした。

息子の愛読地図『最新基本地図』(帝国書院)より

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2009年12月04日 | 英語勉強法
朝起きるなり、妻から「寝言を言っていたわよ。『この場合、動詞はムニャムニャ・・・』みたいなことを」と言われました。

『英文法講義の実況中継』を寝る直前まで読んでいたので、それが夢の中で出てきて、自分が授業をしていたのでしょう。

九州場所で全勝優勝した白鵬は、最近見た夢の中で、目標とする双葉山と相撲を取ったそうです。思い続けていると、夢の中で体験できるのですね。私は、今回見たの夢の内容は全く覚えていませんので、どんな授業をしたのかもう一度夢を見てみたいです。

8年前にシアトルに留学したとき、最初の3ヶ月間は全く日本語を使わず、英語だけの生活を送っていました。3ヶ月後に妻が訪ねてきたのですが、その夜、私は英語で寝言を言っていたそうで、妻は相当に驚いていましたが、当の本人は全く気付いていないのですから不思議です。今回の夢と同じように何かに集中して取り組んでいるときは、無意識のうちに脳が反応しているんでしょうね。light

師走に入り、大学入試センター試験まで40日余りとなりました。一心不乱に勉強し、夢の中でも勉強しているくらいに努力を続けると、大学合格という“夢”が実現します。

散歩途中に見つけた近くの畑の幾何学的模様。
信州伊那谷の冬の光景です。

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基礎と初歩の違い

2009年12月03日 | 英語勉強法
HUMMERさんが英語の基礎に立ち返り、揺ぎ無い基礎力を構築されるために『英文法講義の実況中継』を購読されたということを知り、私も早速、書斎から引っ張り出してきて読み直しを始めました。

HUMMERさんの勉強量と英語に対する真摯な姿勢は、TOEICブロガーの中ではナンバーワンです。TOEIC985点のHUMMERさんですら、文法の最も基本的なところから書かれている『実況中継』を読んでいるのです。私も大学受験英語指導という職業柄、英文法にはそれなりの自信がありますが、基礎レベルの本著は何度読み返しても、その都度新たな発見があります。

“基礎”って何でしょう。巷では“基礎=簡単なこと”と思われがちです。かつての私もそうでした。そして、“応用=難しいこと”と定義していました。そんな等式が頭にこびりついていた大学時代、そして社会人になってTOEIC800点を目指していた時代は、やたらと難しいことを勉強しようとしていました。例えば、『TOEICで800点取るための・・・・』といった参考書や問題集に手を出しては、難しい内容を追いかけていたのです。

しかし、TOEICで970点を取って英語に多少自信が持てるようになった現在、当時を振り返ると、そのような小難しい内容は、TOEICでは問われず、実用英語を駆使する場面でも滅多に使われないムダな知識が多いと思います。なぜなら、当時の参考書等で学習した内容は難しいというイメージが残っているだけで、具体的にはどのようなものであったか覚えていないからです。

私は、応用力とは基礎を徹底的に追求できる力と定義します。この世に応用など存在しない。すべては基礎の固まり。当たり前に分かっていなければならない基礎的なものが組み合わさって複雑に見えているだけなのです。

先月行った大学見学ツアーの際、竹馬の友である田畑氏が、中・高生にこんな話をしてくれました。
「大学合格に必要なのは基礎力。基礎力があれば大学での勉強も楽しくなる。基礎と初歩は全くの別物ですから、一緒くたにしてはいけません。しっかりした基礎があれば必然と応用力もつくのです」
的を射たり!といった感じです。

大学時代、E・クラプトンの『unplugged』にあこがれてギターを始めた時、多様なコードに左手がついていかれず、嫌になったことがあります。その時、3歳からやっていたピアノに逃げて、一心不乱にピアノを弾きました。コードはギターの基礎。でもなかなか習得できない。ピアノの指練習の基礎であるハノンならどんどん弾けるのに・・・と思ったものです。

話を元に戻しますが、何事においても大切なのは基礎です。事の要は確固たる礎。当たり前の知識を当たり前に駆使できる、そんな無意識の基礎力があれば、TOEIC・英検・大学受験等々どんな場面でも対応できる英語力が体現します。

英語の真髄に迫るべく、分かりきったことをしつこく何回も繰り返していく姿勢を、今後も貫いていこうと思います。

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心遣い

2009年12月02日 | 英語勉強法
気がつけば師走。11月は仕事に追われていたので、あっという間に過ぎ去った感じです。多忙のためブログの更新も滞り気味。いつも訪問してくださる方には申し訳なく思います。

さて、昨日は嬉しい出来事がありました。今年の3月までいっしょに働いていた元同僚が、我が愛息のために英語の絵本『Once upon a Home upon a Home』を届けてくれたのです。
彼女は現在、自分の夢に向かって邁進中。そんな頑張る姿を見ると「僕もやらなければ!」と思います。

今朝、さっそく息子にこの絵本を見せたら、「この絵本知ってる!病院の待合室で読んだ『つみきのいえ』だ!」と言って、あらすじも教えてくれました。息子を幼稚園に送り出した後、英語を声に出して読んでみました。

心が温かくなる一方、どこか切ない気持ちにもなる。地球温暖化・過疎化・家族の存在・人生のあり方など、様々なことを考えさせられました。

最近の忙しさの中、私の心にとって、この絵本が一服の清涼剤になりました。K・Hさん、本当にありがとう!


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