英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

留学体験談掲載

2005年06月07日 | 取材・出版関係
私がシアトルのワシントン大学に留学したときのエージェントである「ICC国際交流委員会」が、私の留学体験をHPに掲載してくれました。以下のアドレスにアクセスしてみて下さい。

http://www.ibpprogram.com/06voice/02/07uw.html
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愛息への英語指導

2005年06月05日 | 子育て
我が愛息には、ママのお腹の中にいた時からアルクのエンジェルコースを読み聞かせ、産まれてからも単語のレベルでは全て英語で話し掛けている。可能な限り英語を耳にさせるため、マザーグースや日本の童謡の英語バージョンを、CDで流している。

1歳8ヶ月にして、識別できる単語は、head, forehead, eye, ear, nose, eyebrow, mouth, teeth, back, hip, nipple, navel, hand, pacifier, owl, ring, glasses, sun, cloud, star, umbrella, circle, heart, triangle, square, telephone, clock, television, watch, traffic signal, red, blue などなど。その他、昆虫や野菜などの英単語もこちらが発音したものは、間違いなく指でさせるようになった。

また、アルファベットのパズルを先日購入したのだが、3日目ぐらいから、全てのアルファベットを区別できるようになった。

幼少のころからの英語教育には賛否両論あるが、我が家では、名前負けしないよう、とにかく英語を学ばせようと決めている。日本語は、日本にいる限り、自然とできるようになるのだから・・・。
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復習で復讐

2005年06月03日 | 英語勉強法
昨日の午前中はオフだったので、留学中に作成した単語カードを引っ張り出してみた。ワシントン大学での授業や新聞・TV・雑誌で出くわした単語や熟語、周囲の会話を盗み聞き(eavesdrop)した中で使える表現をまとめたものだ。

シアトルにいた時は常に携帯して暗記に努め、帰国後の英検1級合格の大きな武器ともなったこのカードであったが、最近はとんとご無沙汰。その数なんと13冊。1冊100枚程度だから、膨大な量になる。日本の単語カードとは違い、縦7.6センチ×横12.7センチと大きく、書き込める情報量も多い。単語の意味や例文などは、英英辞典から引用したものが書き込んであり、英和辞典は一切使っていない。しかも、全て conversation partner がチェックしてくれてあるので、信頼度も抜群。

見直していて気づいたことは、人間は忘れる生き物だということ。初めて目にするような気がする単語もある。悔しさが込み上げてくるのと同時に、復習の大切さも改めて痛感した。確かに暗記は根気の要る作業であるが、一度やったものは、明らかに初めて目にするものより暗記しやすいはずだ。この悔しさを晴らすため、“復習”することで“復讐”しようと決心した。

参考書や問題集に手をひろげすぎることなく、これと決めたものを何回も繰り返して自分のものにしていく。そうすると、自ずと自信も涌いてくる。

現状の英語力に満足することなく、常に先を見据え、また、過去の学習も振り返りながら、確固たる英語力の礎を築かないと、英語道の追求は不可能だ。
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高校で行われている英語授業

2005年06月02日 | 指導現場にて
あたかも意図的に“英語難民”を産み出そうとしているかのような、高校の授業および指導には愕然とします。

1.ノートに、リーダーの教科書の全文を書かせ、全訳させる。
2.授業中、生徒に訳させた時、「きれいな和訳でない」と一喝し、きちんとした日本語訳をするように指導している。

以上2点は、意味のない無駄な時間を費やすだけの単なる「作業」であり英語力向上とは何ら関係ない、ということを、以下の理由から断言しておきます。

1について。
全文をノートに書いている時、生徒はただ機械的に写しているだけ。そこに建設的なものは何も見出せない。しかも、全訳してどうすんの!中学レベルの知識で訳せるところもたくさんあるでしょうが。新出単語の意味や、訳しにく箇所だけを教科書に書き込めばいい。きれいなノートを作っている暇があれば、一つでも単語を書きまくって覚えろ、という指導がなぜできないのか。

2について。
一体いつから、高校の英語授業は、翻訳家養成講座と化したのか?英語力を向上させる上で最も大切なことは、きちんとした文法知識に基づいて、どんなに複雑な英文でも瞬時に英文構造を見抜くことができる力を養うことである。和訳に夢中になっていては構文を見抜けない。これでは、直読直解の速読力もつかず、大学入試やコミュニケーションの場で通用する英語力などつくはずもない。そんな指導だから、定期テストですら平均点が低くなってしまう。

先日、ある生徒からこんな話を聞きました。
「教科書のある単語の訳し方について職員室に聞きに行ったら、答えてくれた先生の隣の先生が、『その訳は違う、こっちの訳の方がいい』と反論して、先生同士で口論になったよ」と。

英語から日本語に訳すことは、極論的に言えば、不可能。英語は英語、日本語は日本語なのだから。「英語は英語のまま理解し、英文構造に注目しろ。英文構造を見抜くには、揺ぎ無い文法力をつけることだ」と何故言えないのか。

全ての高校英語教師が、上に述べたものに当てはまるとは決して言いません。ご自分で日々英語力アップや指導法の研究に取り組まれておられる方もいるからです。しかし、上に述べたような授業や指導をしている英語教師は、確実に生徒の可能性を潰しています。

私が塾で指導してきた経験上、高校授業で植え付けられた訳読中心の英語学習から抜け出せない生徒は、全く英語力が伸びません。

こういう英語学習をしてしまった生徒が、大人になって英語をやり直そうとした時、平気で「私は文法的なことはいいから、会話ができるようなりたい」と口走ってしまうのです。

日本語で頭がガチガチに固まってしまった大人が英語を話そうとする時、文法力なくしてどうやって話すことができるのでしょうか?そんなに簡単に英語が話せたら、誰も苦労しません。

英語指導には目的別にきちんとしたやり方があります。ただ、知識を教えていればいいというものでもありません。
コメント (5)
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