英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

勉強の奥義

2008年11月04日 | 指導現場にて
塾の中学生・高校生の有志を引き連れて、毎年恒例の大学見学ツアーに行ってきました。
見学してきた大学は、東京大学、早稲田大学、上智大学です。

東京大学では、現役の東大生が案内してくれながら本郷キャンパスを練り歩く“キャンパス・ツアー”に参加しました。

東京大学 本郷キャンパス
2時間ほどのツアーでしたが、最後に東大生と勉強について話す機会がありました。
そこで、私は次のような質問をしました。

「現役の東大生から、これから大学受験を控えている彼らに、勉強についてアドバイスをいただけますか?」

そして、二人の東大生が、それぞれ次のように答えてくれました。
「東大といえども、教科書を超越した問題は出ません。基本を徹底することです。基本を積み重ねていくと、難しい問題も解けるようになるのです」

「先に進んで難しいことをやろうとしてはいけません。既に習ったところを復習して、穴を埋めていく勉強を心がけましょう」
これのアドバイスは、実は私が勤務する塾の指導方針でもあり、生徒たちには耳に蛸ができるくらい、繰り返し話していることだったのです。

東大の問題は、非常によく‘練られれて’います。この‘練られている’を‘難しい’と勘違いしてしまうのです。英語を教える立場になってから東大の問題を解いてみると、基本事項のかたまりだということが、よーく分かります。

基本を積み重ねていない状況で東大の問題と対峙すると、‘難しい’と錯覚してしまうだけなのです。

「基本を徹底する勉強」
「復習中心の穴を埋める勉強」
これこそ、勉強の奥義と言えるのではないでしょうか。


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4 コメント

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Unknown (エディ)
2008-11-04 10:01:29
エディです。今日の記事を読ませていただいて、大学の案内をした東大生、そして塾の指導方針として基礎の重要性を伝えていらっしゃる英語道さんと塾に対してすばらしいと思うとともに、私も勉強をしている一人として、肝に銘じようと思いました。
さて、英語道さんのこちらのブログを私のはてなのブログで取り上げさせていただきました。まだまだブログ初心者で、至らぬところもあると思いますが、よろしければ一度遊びにいらしてください。
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Unknown (keiko)
2008-11-04 23:40:05
何事も基本が大事ということですね…身にしみます。英語も基礎ができていないと長文読解なんか無理でsもんね。今。私は英語道さんがブログ中で勧められていた伊藤和夫氏の「長文読解教室入門」と「基本英文700選」を使って勉強しています。プラス、文法の超基礎事項を集めた「英文法問題精講」もこつこつ続けています。いまいち文法の構造、たとえば「副詞句」や「名詞句」などの難しい言葉が出てくると説明を読めば読むほどわからなくなってしまうんです…
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Unknown (管理人)
2008-11-05 00:42:19
♪エディさん♪
貴ブログでご紹介いただき、ありがとうございます。
リンクさせていただきましたので、今後ともよろしくお願いします。
返信する
Unknown (管理人)
2008-11-05 00:52:44
♪keikoさん♪
伊藤和夫先生の参考書と「英文法問題精講」の組み合わせは、私の受験時代の硬派なゴールデンコンビです。
共に無味乾燥な参考書・問題集に見えますが、繰り返し取り組めば、揺ぎ無い英語力の礎が構築されます。

難解な文法用語を使った説明は理解しにくいところですが、視点を変えて、“その事項を自分が友人に説明するとしたらどのようにするか”という観点で取り組むと、違った発見があるものです。

是非、試されてみてください。
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