英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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努力不足を認める言い訳

2019年12月27日 | 指導現場にて
「英単語集の英単語を場所で位置で覚えてしまって、模試など初見の長文に出てきた時、思い出せません」

と、今週の授業でたまたま同じ質問(or相談?)を複数の生徒から受けました。

私の答え。「何をほざいてんだ!それは覚えていない証拠だよ!」

英単語を覚えるには様々な方法がありますが、一冊の単語集を基本とするのは大切です。それを繰り返して覚え、そこからボキャブラリーを拡げていくのが理想です。

私が大学受験生の時、『試験にでる英単語』の一冊しか単語集はやっていません。しかし、その一冊を本当に血反吐が出るまで繰り返し、覚えました。もちろん、最初は単語のある場所や位置から覚えていきました。「最初はintellect。その次にはconscience」「ignobleには変なイラストが書いてあったな(笑)」等々。場所や位置を覚えることから暗記が進み、初見の長文の中でその単語が出てきた時に、自然と意味が取れるようになるのです。


長文の中に出てきた時にその単語の意味が思い出せないということは、単語集での場所と位置しか覚えていないのです。それは、英単語を暗記したことにはなりません。つまり、まだまだ繰り返しが足りていないだけのこと。己の努力不足を自ら認めてしまう言い訳。変な言い訳をせずに、一冊をもっと徹底して繰り返して、覚えてみろ!
最近は『英単語の語源図鑑』がベストセラーになるなど、語源から英単語を覚えることを薦める参考書類が増えてきましたが、『試験にでる英単語』は初版が昭和50年(1975年)にかかわらず、語源の知識で覚えられるように工夫されています。収められている単語も洗練されていますので、大学受験だけでなく、英語をやり直していてボキャブラリーを増強したい人にもうってつけです。


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