今年2月の早稲田大学創造理工学部入試で、スマートグラスを使ったカンニングが世間を賑わせていますが、英字新聞でも写真と共に大きく取り上げられています。
The Japan News より
カンニングは大学入試が公平円滑に行われるのを妨げる行為として、偽計業務妨害(fraudulent obstruction of business)の罪になるそうです。
よく知られていることですが、「カンニング」は和製英語で、英語では cheating です。英語の cunning は「ずるい、悪賢い」という意味です。
cheat on ~「~でカンニングをする;浮気をする」
「カンニングしているなんて、ちーとも気づかなかった」と語呂で覚えれば忘れませんね(-_-;)
自動詞で使う場合がほとんどですので、前置詞 on と一緒に覚えておきましょう。
それにしてもデジタル化が進むにつれ、カンニングもハイテク化してますね。スマホを使った入試での不正防止のために妨害電波を出す方法もあるそうですが、共テで全国の会場に設置すると費用は数百億円かかるそうで現実的ではなく、そもそも電波法などの法律も改正しないといけないそうです。
試験時間中にトイレに行くだけでカンニングしていると疑われ、「不合格になってしまうのでは?」と考えていた昭和時代の私からすると、時代は進みました(苦笑)。
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