4月下旬、京都大学の2024年度入試の合格最低点等が開示されましたが、京都市丸太町にある英語専門塾「English Coach Style」の木下陽介先生が、次のようなツイートをされてました。
開示の結果に落ち込み、2点とか3点のためにもう1年と思うかもしれない。ただ、きっとそれは意味があるからだと思う。予備校で出会う人や、出来事に意味があるから、後でそれは必要な経験だったと思えるときが来ると思う。自分の過去を振り返ってもそう思えます。そのときはわからないものなのですが。
このツイートを読んで、私は自分自身の受験時を思い出してしまいました。
私は一浪して受けた第一志望の大学に4点足りずに不合格となり、もう一年の浪人を決意しました。
郵送されてきた実物
配点230点中、合計得点は140点。合格最低点は144点。4点と言えば、もう2問ほど正解していれば合格していた訳です。「わずか4点のために、なぜもう一年も・・・」と当時は思ったものでしたが、その4点の差を埋められない中途半端でいい加減な勉強をしていた自分を悔い改める機会となり、そして、英語指導という天職に巡り合うための必然であったと、時間が経った今は断言できます。
GWが終わり日常に戻りました。来年第一志望に受かる浪人生は、連休も楽しめずに勉強をしていたはずです。勉強できる日常に感謝して、あと約10ヶ月の浪人生活を過ごしてください。高校生は進学年の生活リズムがつかめたはずです。楽しいことばかりを追いかけず、将来のために、日々の生活の中で己と向き合う時間を取るように心がけていきましょう。そうすれば、今は何を優先すべきかが見えてくるはずです。