先週、10年ぶりにパソコンを買い替えました。
それまではトラスト英語学院を開業した時に購入した液晶一体型デスクトップで、Windows8.1でした。使い勝手がよく重宝していましたが、やはり時代の波には勝てません。会計ソフトをアップデートしようとした時、「OSがWindows10以降でないと対応できません」というメッセージが出てしまうため、今が買い替え時と決断、今度はノート型にしました。
家電量販店で店員さんに購入の旨を伝えると、「現在のパソコンは初期設定が複雑です。サポートはよろしいですか?」と、持ちかけられました。プロにそう言われると不安になりますね(-_-;)
サポートパックなるものを提案されましたが、初期設定とその後の些細なトラブルにも店員が対応してくれるパックが7万円!いくら何でもそれは高すぎるので、自分でやってみることにしました。
10年前のデスクトップの初期設定等は、光回線工事もあったのでNTTの担当者にお願いしましたが、幸いにもその時の資料やデータを全て保管してあり、Wi-FiのSSIDやパスワードも分かりました。
電源を入れ、画面に出てくる指示に従ってやっていくと、何のこっちゃない、簡単にできました。確かに、カタカナの専門用語がいくつか出てくるので、パソコンに不慣れなお年寄りには難しいかも知れませんが、中年の私にはまだ対応できますね(笑)。Wi-FI設定やインターネット接続もスムーズにでき、ウィルスバスターの設定も無事に終了。そして何より、今回の買い替えの原因となった会計ソフトの移行とアップデートも、クラウドを使って首尾よく出来ました。これで一安心です。
さて、話を戻しましょう。その道のプロに「複雑です」「難しいです」「厳しいでしょう」なんていう言葉を投げかけられると、端から「出来ない」と思い込んでしまいます。そんな言葉を投げかけられても、「でも、ネット上のマニュアルを見ながらやれば、意外と出来てしまいますよ」とか「ルーターのSSIDやパスワードさへ分かれば大丈夫ですよ」など、具体的な行動指針と共にプラスの言葉で締めれば、印象は真逆になります。
これは英語指導や大学受験指導にも当てはまることです。TOEICで目標点を取るのは楽ではない。大学受験で第一志望に合格するのは確かに厳しい。でも、「公式問題集を徹底して繰り返して、まずは730点をクリアしましょう」とか、「推薦入試も考えて、まずは学校のテストで一桁順位を目指しましょう」などの道程を示されれば、やる気も出てきます。
マイナスではなくプラスの言葉で締める大切さを学んだ、パソコン購入でした。