中学2年の英語教科書『NEW HORIZON』の「Let's Talk 1」では、ホテルでのトラブルのダイアログが載っています。エアコン(air conditioner)が動かないというありきたりな設定ですが、このような実用的な場面を想定した内容で学べる現在の中学生は恵まれています。実際にそのような状況に遭遇した時に、さっと英語が出てくるか?まさにサバイバル・イングリッシュですね。
さて、私の海外生活や海外旅行の中でのトラブルをいくつか紹介します。
①イギリス旅行からの帰国便がダブルブッキングで座席が確保されていない!
②タイのパタヤでニューハーフショーを強制的に見せられ、満員の観衆の前でステージに上げられる。
③マレーシアのランカウイ島で、タクシーにカメラを置き忘れる!
④新婚旅行のタヒチ・ボラボラ島で、サメの餌付け(shark feeding)ツアーに寝坊して遅れる!
ボラボラ島で
④ホームステイ先のトイレが詰まって流れない!
⑤ニューヨークのコロンビア大学近くの和食屋さんで、トイレが詰まって流れない!
⑥そのニューヨークで体調を崩し、『オペラ座の怪人』を半分だけ見て退出。ブロードウェイで嘔吐。
⑦シアトルからの帰国便が遅れ、トランジットの韓国インチョン空港でCAに急かされながら、家族4人で猛ダッシュ!
大きなトラブルだけでもこんなにありますが、細かいトラブルを上げれば枚挙に暇がありません。でも、こういう時に覚えた英語って忘れないんですよね。例えば、④と⑤のトイレ問題。「トイレが詰まる」は clog、「あふれる」は overflow、水が「縁まで」上がってきているは to the brim を使います。
様々な状況を想定し、その状況に置かれたらどんな英語を言うか?それだけで実用的な英語トレーニングになります。