
先日、海外の写真サイトを見ているとある作品がロシア製魚眼レンズで撮られたと知り早速、調べてみるとeBayだと新品で2万円を切るくらいであった…嗚呼、欲しい(苦笑)
で、↑は本日届いたMC Zenitar 16mm F2.8 Fish Eye。

今回もMake Offerがあったんで即決値165ドルに対し120ドルでオファーをすると数分後、セラーより139ドルのカウンターオファーが来た…「う〜む、あと5ドルは下げれるんちゃうか?」と思い値を打とうとしたところ、間違ってオファーを受けるトコを押してしまいそのまま取引正立。
嗚呼、あと2回チャンスがあったのに。
まあ、よく見たらセラーより「コレが限界だから!」と言う旨のメッセージがあったんでコレはコレで良かったのかもしれない。
ただ、↑の商品写真を見て頂くと分かると思うがワタクシ、↑の一世代前のデザインのヤツが欲しかったんだが実際に届いたのは2014年から現行デザイン。
まあ、新しいヤツを希望して勝手に古くなるよりはマシなんで返品せずにこのまま使うが、さすがはロシアって感じですなあ(笑)
で、気になるお値段は送料込みで159ドルとなりPayPal払いで18149円となりました。

そんな訳でロシアポストでの発送となるんだが↑の様に今回はわずか6日で到着となりましたよ…まあ、今回はセラーがモスクワから送ったってのも大きいんだろうけどモスクワ→川崎が1日ってのは国際書留じゃあ初めて見ましたよ!

そして↑は元箱の裏。
封印シールに書かれている160009はシリアルナンバーとなっております…例のアタマ二桁の数字が製造年な場合、↑はクラスノゴールスク工場で2016年に造られた9番目のレンズって事なんでしょうかねえ。
あとこのレンズ、各種マウントがある様で箱には↑の様にチェックが入る様になっております。ちなみに用意されているマウントだが、KはペンタックスKマウント、MはM42マウント、NはニコンFマウント、CはキヤノンEOSマウントの4種類の様ですな。

そんな訳で↑はフロント側から見たの図。
ご覧の様にピントリングにはゼニットの銘板が付いておりますな…一応、∞の真上にあるんでよっぽど近いモノを撮らない限り↑の銘板も回す事は無さそうな気がする。
あと絞りリングの方は1/2毎にクリックがあるんだが、最小絞りであるf22を通り過ぎて1クリック分回ると言う謎仕様(笑)

そして↑はマウント側から見たの図。
以前はM42マウントのモデルにマウントアダプターが付いたモノだった様だが、コチラは↑の様にFマウントのバヨネットモデルです。
しかし、未だにマイナスネジを使ってるんだねえ…しかも、銀色のままだし(苦笑)
あと、新品なのにマウントが少し汚れてたりフードのトコに数ミリの引っ掻きキズがあったり、さすがはロシアって感じですな。

で、前玉があんな感じなんでフィルターは後玉の前に付けるタイプとなっております…ちなみにデフォルトで付いて来るのは26.5×5mmのUVフィルター1枚のみとなっております。
前のマウントアダプターな頃は、UV以外にもモノクロ用のイエローやらレッドのフィルターも付いてきたみたいで。

そして↑はF4sに付けてみたの図…うむ、結構お似合いですなあ♪
このF4はF5導入で引退したんだが、思い入れがあるんで手元に残そうと思い引退直後にオーバーホールに入れ、ボロボロだったペンタカバーを交換して貰った思い出が。
そんな訳で以下は先程、D5にゼニター16mmを付けて近所を撮ったモノです。
一応、リサイズ&Web用に圧縮以外は弄ってないんで撮って出しに近い状態となります。

↑は左門殿川で撮ったモノ… コチラは対角線魚眼レンズで水平150°、対角180°の画角となります。
DX機だと焦点距離24mm、対角も107°と言う普通の超広角レンズとなるんで、普通に10-20mmを使った方が遊べそうですな。

コチラは国道2号線の信号。
一応、マルチコーティングはされているんで光源入れてもフレアによるモヤ〜感は少なめですな…まあ、ゴーストはどうしても避けられませんが。

で、↑は商店街のアーケードを見上げたトコ…激しい歪み方が面白くて無駄カットが増える増える(苦笑)

最後は潰れたパチンコ屋を利用した駐輪場…歪みもそうだが水平・垂直をしっかりコントロールしてないと後処理がヤバそうだねえ、このレンズ。
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