OT園通園日記

車椅子生活の母を老人ホームへ訪ねる日々。でもそればかりではいられない!日常のあれこれを書いています。

こんなに遅く来ても…

2005年11月15日 | Weblog
夕方、出先から急いでOT園へ向かう。
母は珍しくベッドで過ごしていた。
私の顔を見るなり、「こんなに遅く来ても少ししか話せないじゃないの!」「つまらない!」と立て続けに文句。
きっと、ベッドで退屈、寂しい思いをしていたのだろう。

夕方行く時はだいたい4時過ぎを目安に出かけて、1時間半~2時間一緒に過ごすようにしている。
でも、ほぼ毎日(週4~5回) 出かけるとなると、いくら暇な私でも時間のやりくりに苦労する。
少し遅くなる日もあるのは、大目に見て欲しいもの。
母に言っても仕方がないので、心の中で「言いたいこと言ってて何よ!」とつぶやくだけ。

ベッドから起こすのを手伝い、座らせて、おやつにする。
今日は柿。
季節のものなので、喜んで食べていた。

ベッドの枕元には、海苔の缶、クッキーの缶、そしてグミを入れる小さな瓶が置いてある。
「どれも空っぽなのよね」と嘆くので、行くたびにどれか一つに少しだけ食べ物を補充してくる。
例えば、ゼリービーンズを20粒くらいとか、グミ10個くらい、母のリクエストの炭酸せんべい3~4枚とか。

けちなようだが、置いてあるものは、「少しだけ、少しだけ…」と言いながら、全部食べきってしまうので、多くは置けない。
糖尿病の関係もあり、また、あまり太ってしまっても困るだろうと気を遣う。

「暗いからもう遅いと思ったけど、意外にゆっくりおしゃべりできたわね」とご機嫌も治って、夕食へ。
「言われたら、あとあとまで気に病むんだから、勝手なことばかり言わないでよね」と、これまた心の中でつぶやいて手を振った。

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