激安ラスベガス旅行、初めの一日は時差の関係もあって、24時間では終わらない。
成田離陸が午後4時過ぎで、ロサンジェルスが同じ日の午前9時くらい、乗り継ぎでラスベガス着は12時頃の予定だった。
その後、夜まで起きて活動するのだから、初日は36時間くらいのボリュウムがある。
実は、今回衙初めてのアメリカ大陸。
アメリカ行きのスーツケースは、鍵をかけずに預けなくてはいけない。
それが不安だったからか、荷物についてはなぜかいやあな感じがしてしょうがなかった。
ロサンジェルスでスーツケースを受け取り、入国審査。
また荷物を預けて、身体チェックを受け、ラスベガス行きの飛行機に乗り込む。
簡単なことなのだけれど、LA空港は広くてわかりにくい上に、混雑が半端じゃない。
長蛇の列ができている上に、なんとも要領が悪く列はちっとも進まない。
予定している飛行機に乗り込めるんだろうかと、少々焦った。
搭乗口までは、走って辿り着きましたよ!
結局、大勢の登場予定者が検査に時間がかかって、飛行機は1時間遅れで出発した。
その間、一切のアナウンスなし。
まあ、そんなものだろうとは思ったけれど、置いて行かれるのだけはイヤなので、やっぱり焦るのは仕方がない。
そして、ラスベガス。
ここからは、現地係員がホテルまで連れて行ってくれる。
安心したのもつかの間、荷物が出てこない!
イヤな予感、的中!
娘のスーツケースは無事到着したのに、私のは行方不明…
ロストバゲッジは、(話しには聞いていたけれど)初めての体験。
あんなに情けない気分になるなんて、初めて知った…。
手続にもう~んと時間がかかって、同じツアーの十数名にも申し訳ない気分になる(もちろん、私を責めた人はいなかったけれど)。
心配していても始まらない。
短い滞在なのだから、とにかく前に進まなくっちゃ。
気を取り直して、お昼を食べ、ショーのチケットを買いに行き、ショッピングセンターで買い物をして、ストリップ沿いのホテルで行われる無料の海賊ショーを見た。
これはなかなかの迫力。
歌と踊り、大音響、水や炎を使った演出、ホテルの前の池に浮かんでいた海賊船は私たちの前で沈没していった。
「すごいね~!」
心から感心してショーを楽しむ。
「さあ、次は夕飯ね」
初日なので、ラスベガス名物のホテルバフェを体験することにした。
ところが、バフェの様子をカメラに収めようとしたところ、カメラが見つからない。
さっきショーのところで使ってから、さあどうしたものやら、記憶が全くない。
人混みに揉まれて落としたのだろうか。
それとも、ホテルまで乗ったタクシーに置き忘れたのか?
せっかくの食べ放題、目の前にはおいしそうなデザートが並んでいるのに、もう食欲もない。
娘に心配をかけるのもかわいそうなので、知らん顔をして夕飯を済ませて、ホテルに帰った。
ホテルに帰っても、まだスーツケースは到着していない。
果たして見つかるのか、それとももうなくなってしまったのか。
シャワーに入っても着替えもなく、歯ブラシも化粧品もない。
たいした物ではないけれど、いつもあるべき物が傍にないというのは、こんなにも情けなく、頼りないものだったのねぇ。
飛行機の中でもあまり眠れなかったので、体は疲れているはずなのに、眠れない。
ベッドの上で、娘がスウスウ寝ているのを眺めながら、「なんで、こんなとこへ来ちゃったんだろう」と悲しい思いを噛みしめた。
この時が、今回の旅行の底辺。
「ラスベガスなんて大嫌い」としょぼくれて、初日が終了。
と思いきや、真夜中、12時の数分前、チャイムが鳴り、ドアがノックされる。
「これは、あなたのスーツケース?」
ベルデスクの係員が、空港から届けられた荷物を持て来てくれた。
「荷物がカボチャに鳴る前に届いたね」と娘。
長い一日の最後は、ホッと安堵の気持ちで締めくくることができた。
成田離陸が午後4時過ぎで、ロサンジェルスが同じ日の午前9時くらい、乗り継ぎでラスベガス着は12時頃の予定だった。
その後、夜まで起きて活動するのだから、初日は36時間くらいのボリュウムがある。
実は、今回衙初めてのアメリカ大陸。
アメリカ行きのスーツケースは、鍵をかけずに預けなくてはいけない。
それが不安だったからか、荷物についてはなぜかいやあな感じがしてしょうがなかった。
ロサンジェルスでスーツケースを受け取り、入国審査。
また荷物を預けて、身体チェックを受け、ラスベガス行きの飛行機に乗り込む。
簡単なことなのだけれど、LA空港は広くてわかりにくい上に、混雑が半端じゃない。
長蛇の列ができている上に、なんとも要領が悪く列はちっとも進まない。
予定している飛行機に乗り込めるんだろうかと、少々焦った。
搭乗口までは、走って辿り着きましたよ!
結局、大勢の登場予定者が検査に時間がかかって、飛行機は1時間遅れで出発した。
その間、一切のアナウンスなし。
まあ、そんなものだろうとは思ったけれど、置いて行かれるのだけはイヤなので、やっぱり焦るのは仕方がない。
そして、ラスベガス。
ここからは、現地係員がホテルまで連れて行ってくれる。
安心したのもつかの間、荷物が出てこない!
イヤな予感、的中!
娘のスーツケースは無事到着したのに、私のは行方不明…
ロストバゲッジは、(話しには聞いていたけれど)初めての体験。
あんなに情けない気分になるなんて、初めて知った…。
手続にもう~んと時間がかかって、同じツアーの十数名にも申し訳ない気分になる(もちろん、私を責めた人はいなかったけれど)。
心配していても始まらない。
短い滞在なのだから、とにかく前に進まなくっちゃ。
気を取り直して、お昼を食べ、ショーのチケットを買いに行き、ショッピングセンターで買い物をして、ストリップ沿いのホテルで行われる無料の海賊ショーを見た。
これはなかなかの迫力。
歌と踊り、大音響、水や炎を使った演出、ホテルの前の池に浮かんでいた海賊船は私たちの前で沈没していった。
「すごいね~!」
心から感心してショーを楽しむ。
「さあ、次は夕飯ね」
初日なので、ラスベガス名物のホテルバフェを体験することにした。
ところが、バフェの様子をカメラに収めようとしたところ、カメラが見つからない。
さっきショーのところで使ってから、さあどうしたものやら、記憶が全くない。
人混みに揉まれて落としたのだろうか。
それとも、ホテルまで乗ったタクシーに置き忘れたのか?
せっかくの食べ放題、目の前にはおいしそうなデザートが並んでいるのに、もう食欲もない。
娘に心配をかけるのもかわいそうなので、知らん顔をして夕飯を済ませて、ホテルに帰った。
ホテルに帰っても、まだスーツケースは到着していない。
果たして見つかるのか、それとももうなくなってしまったのか。
シャワーに入っても着替えもなく、歯ブラシも化粧品もない。
たいした物ではないけれど、いつもあるべき物が傍にないというのは、こんなにも情けなく、頼りないものだったのねぇ。
飛行機の中でもあまり眠れなかったので、体は疲れているはずなのに、眠れない。
ベッドの上で、娘がスウスウ寝ているのを眺めながら、「なんで、こんなとこへ来ちゃったんだろう」と悲しい思いを噛みしめた。
この時が、今回の旅行の底辺。
「ラスベガスなんて大嫌い」としょぼくれて、初日が終了。
と思いきや、真夜中、12時の数分前、チャイムが鳴り、ドアがノックされる。
「これは、あなたのスーツケース?」
ベルデスクの係員が、空港から届けられた荷物を持て来てくれた。
「荷物がカボチャに鳴る前に届いたね」と娘。
長い一日の最後は、ホッと安堵の気持ちで締めくくることができた。
紗雪のラスト海外は短大時代の研修旅行での韓国でした。
その前はホームステイでのオーストラリア。
オーストラリアでは霧で空港に降りられず別の空港に行ったんですが、そこで下してくれるのかと思いきや、燃料補給だけ…。
3時間くらい機内に閉じ込められてました(笑)
それにしても荷物が出てこないって本当に焦りますよね!
国内線の荷物規制が厳しくなってから初めてクリスマスに北海道へ単身渡りましたが、自分の荷物がなかなか出てこなかったのは焦りました(笑)
そのくらいで「どーしよう」って思っちゃうんだから、なかったときには…。
でも無事だったみたいで良かったです★
たくさんのコメント、ありがとうございました。
あれこれあったけれど、楽しい旅行でした。
紗雪さんも、お母様とご一緒に北海道に、よくご旅行をされていますよね。
母娘の旅って、遠慮がなくて楽しいですよね。
母親にとって、娘と旅行できるのって、とても幸せなことなんです。
ぜひ、たくさん機会を作って、ご一緒に旅行なさって下さいね。