OT園通園日記

車椅子生活の母を老人ホームへ訪ねる日々。でもそればかりではいられない!日常のあれこれを書いています。

春告げ魚

2010年03月10日 | 季節の話題
今日、夕方のニュースを見ていたら、気象予報士が「春告げ魚と呼ばれるのは、何という魚でしょう?」というクイズを出していた。
答えは、ニシン。
春、産卵のために、北海道沿岸に大量に現れたことから、この名前がついたらしい。

とはいうものの、ニシンという魚には、馴染みが薄い。
夫が時々、「食べたい!」というので、焼き魚にして食卓に出し、私もお相伴するのだけれど、ホッケやら、ニシンやらという北の魚は、関西で育った私には馴染みが薄く、イマイチな感じ。

さかなへんに春と書くのは、鰆(さわら)。
これは、関西で珍重される魚だけれど、「春を告げる」かというと、そういう感じでもない。
もちろん、鰆は大好き。
子どもが小さかった頃、岡山の日生港に母が案内してくれた。
そこの小さなお店で食べた鰆のお刺身、思い出の味です!(でも、あれは夏休みだったし…)

とても嬉しいことに、ここのところ毎年、我が家に春を告げてくれる魚がある。
それは、イカナゴ。
姫路から、「今年も煮たので」と送ってくださるイカナゴの釘煮は、ふっくらと柔らかな味に煮えていて、しみじみと春を感じる味。
今年も、数日前に送っていただいた。(感謝です

白いご飯に、この釘煮を載せて、楽しく朝ご飯を頂く。
ここ2~3日の、私の幸せな時間。
まだ寒いながらも、春の到来を舌で感じている。