OT園通園日記

車椅子生活の母を老人ホームへ訪ねる日々。でもそればかりではいられない!日常のあれこれを書いています。

名残惜しい

2010年03月05日 | 季節の話題
天気予報とは異なって、朝からうららかないいお天気。
日射しも暖かで、この頃は午前中揺り起こしても起きようとしなかったくちゃくんも、朝からクンクンとお散歩を催促する。
春になって、冬眠から目覚めたのかなぁ。

このお天気を幸い、お雛様をしまうことにした。
雛祭りが終わってから、いつまでも出しっぱなしにしていると娘が行き遅れるっていうでしょう?
まあ、験を担いだわけでもないけれど、適当な時期には結婚して独立してほしいと願ってもいるので、早めにしまってしまうに越したことはない。

娘が幼稚園の頃、担任の先生がちょうど結婚前で、「早くお雛様しまわないと、結婚できなくなるよ~!」と聞かされて、「早く、早く!」としまうのを急かされたことがあった。
その時は、3月3日が終わるや片付けたけれど、つい憎まれ口で、「あわてて結婚、ゆっくり後悔っていうことわざもあるよ~」と娘をからかった覚えがある。(果たして、その担任の先生は、2~3年ですぐ離婚しちゃったみたい。余計なこといってごめんなさい!)

お雛様があると部屋が華やいでなかなかいいものだけれど、名残惜しいうちにしまった方がいい。
最も、関西では、旧暦で祝うと称して、4月までお雛様を置いておくんだけど。

ところで、今日、片付けながら数えたら、我が家のお雛様は、新入りの椿さんを入れて、全部で7組。
5組はもう紹介済みなので、残る二組を紹介して、今年のお名残としよう。



これは、50年以上経つ私のお雛様。
七段飾りだったのだが、親王様だけを残して、あとはお寺に納めてしまった。
ちょっと寂しい気もするけれど、この親王様だけが残っているだけでもありがたいのかも知れない。
子どもの頃から見慣れた昔なじみのお雛様。



こちらは、娘の誕生を聞いた昔のお知り合いが作ってプレゼントしてくれたもの。
ハマグリの上に、シジミ貝に衣裳を着せた親王が並んでいる。
娘が生まれた時のものだから、これももう20年以上経つことになる。
お雛様ってほんとうに長持ち…。

さ、また来年お会いしましょう!
来年、娘はどんなふうかしら~。
変わり目の時期だけに、予測不能だわ~。