OT園通園日記

車椅子生活の母を老人ホームへ訪ねる日々。でもそればかりではいられない!日常のあれこれを書いています。

ナルニア国物語

2005年11月16日 | Weblog
この間映画(In her shoes)を見に行ったら、「ナルニア国物語」の予告をやっていた。
心の奥の方が揺さぶられるのを感じる。
初めて見る映像なのに、とにかくなつかしい。

ナルニアと出会わせてくれたのは父。
子供の頃、出張するたびに、丸善で何かしら本を買って来てくれた。
嬉しくて、早くまた出張に行けばいいのにと勝手なことを考えたりもした。
岩波の少年文庫が多かったかなあ。
今でも大切に持っている本も多い。

ナルニアはその中でも、一番のお気に入りだった。
子供たちにも読んで欲しくて、「おもしろいよ、おもしろいよ」と熱心に勧めた。
ただ、度が過ぎたのか、上の二人は「読んだけどまあまあかな」という程度だったし、娘には「私はいい」と断られてしまった。
私自身も、この頃はほとんど手に取ることもなく、本棚に並べておく程度だった。
「指輪物語」や「ゲド戦記」は定期的に読み返して楽しんでいたけれど、「ナルニア」は少し子供っぽい感じがして…。

でも、予告の映像を見たら、懐かしくて懐かしくて、読みかけの本(「駆け抜けてテッサ」K・M ペイトン著 これもけっこうおもしろいんだけど。)を放り出して「ライオンと魔女」を一気読み。
「カスピアン王子の角笛」も読み終え、ただいま「朝開き丸東の海へ」を読書中。